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日向坂4期生ライブ武道館 Day3感想

(資料)セトリ一覧
00. Overture
01. どうして雨だと言ったんだろう?
02. 月と星が踊るMidnight
03. ⻘春の馬
04. ロッククライミング
05. 君しか勝たん
06. 真夜中の懺悔大会
07. 川は流れる
08. シーラカンス
09. ガラス窓が汚れてる
10. 夢は何歳まで?
11. You're in my way
12. アディショナルタイム
13. キツネ
14. 雨が降ったって
15. 君はハニーデュー
16. 見たことない魔物
17. 夕陽Dance
アンコール
EN1. アザトカワイイ
EN2. NO WAR in the future 2020
EN3. ブルーベリー&ラズベリー
ダブルアンコール
EN4. 誰よりも高く跳べ!2020

1.初期情報からの印象


 ひらがなけやき武道館3Daysの再来を狙っているのかと思われたが、その道を辿ると大道芸などのモブを使ったり、Zeppツアーで課題をクリアしたメンバーによる楽器演奏、大道芸の一部など演出面でも重ねる必要が出てくる
 その先にはグループからの独立と改名とかそこまではやらないだろうけど。
 少なくとも2023年の新参者からの成長が垣間見えている状態で選抜経験者もいるのだから、ひなたフェスを前にしたこのタイミングは貴重な経験になるだろうと思われた。

2.武道館といえば


 ・アリーナ後方の視界の悪さ
 ・ステージサイド席の距離の近さ

 が以前から言われていた。
 最初にFC1次で来た席は下手側3階席後方。その後悩んだ末にチケットをチケトレに放出して翌日に一発勝負で取り戻したのはこれまた下手側のアリーナ後方。
 一番後ろではなかったが特に観客側にイベントがある席ではなかった。抽選の希望には一般席のほかに注釈付き指定席や見切れ席もエントリしていたが、ここで納得

3.スマートな警備を望む

  他の開催日に参加した友人にも同様の報告があったのだが、アリーナの通路から外に出ないように頻繁に下手通路を往復しているスタッフがいてライブの集中力を削いでいた。
 少しだもはみ出ようものなら肩を掴みながら身体を座席側に押し込んでくる。
 幸いにも自分ははみ出さなかったのだが、あの狭い武道館の通路レイアウトで足1つ分のはみだし行為でリアルミーグリの剥がし以上の制限は不快でしかない。
 この監視行為が会場全体の指示のもとに実行されているのかと開演中に同じ列の上手側を注視していたのだが、誰も歩哨のごとく何度も確認しているスタッフはいなかった。
 エンタテイメントのスタッフとして顧客の心情を把握しきれていない行為であり、本当に通路上に出て暴れているファンがいるわけでもないのに本当に余計なことをしてくれたと思っている。
 ちなみに同様の行為が行われた記憶として、2019年のひなくりでトロッコ通過のためにしつこく通路へのはみだし規制をしてた頃と同等の警備だった。
 この件と当日の雨の武道館はライブそのものの記憶より後年頭に刷り込まれる映像だと思う。

4.セトリは多ければよいというわけではない


 今回のセトリは基本20曲+1という構成は標準的でありながらMCの切れの良さとダンストラックの本気度で飽きさせることがなかった。
 とくに3日間の懺悔大会にちなんだ暴露ネタを用意した石塚 瑶季さんの功績は大きくいい意味で会場のライブへの場繋ぎとして機能した。
 昨年の全国ツアーから言われているセトリのマンネリ化は4期ライブには無縁で広大な未開地が広がっている。1曲目からもうそんな話が頭に浮かぶことはなかった。
  このライブからのソロ曲を2人ペアで歌うことからグループでソロ曲を歌唱する流れ発展しているのが重要で、今後更なる可能性が膨らんでいる。

 ダンストラックとは別に前回のひらがな武道館とのつながりを示す流れで清水理央さんのフラッグパートの存在感が大きかった。
  このライブを通して清水さんのリーダーシップがうまく回っていて率先して難局を乗り越える課題を自ら解決している。

 センターパートを担当した中で目立っていたのは平岡海月さん。ステージの間をよくわかっていていつも最大MAXの気迫で攻めるのではなく引くところは引いて肝心の場所でも決めポーズが活きていた。
同様に渡辺莉奈さんのアディショナルタイムは本人の気の強さが前面に出ていて曲調にあっていた。渡辺さんの場合は舞台上で演じる意識が強いので今回の4期曲も含めて顔芸的な見せ方が強い印象だった。
 
 見たことない魔物は完全に後半のアゲ曲になった。この曲を起点にして全国ツアーでもセトリを組んでほしいというか組まざるを得ない。
「あぁーーーーかほりん」もこの曲には違和感なくなってきて、たぶん定着するであろう。
 すべてのコールにそれをやられると曲調にあっていないのだがここは静観していきたい。

5.新参者からの向上点

   ・横一列に並んぶフォーメーションの時に入りのタイミングにズレが少なくなった。
 ・これはどの坂道でもいえることですが、フォーメーション移動の姿勢がきれいになった。猫背になりがち
 ・手の振り上げの高さがそろってきた。激しいダンスになると個々の表現がまだ気持ち的にはそろっていないような気もする。
 ・歌声が安定している
 ・気迫は満ちていてメンバー同士で遊びの目線を入れる余裕が出てきた。

6.まとめ
 まだまだ技術よりも気迫で押している部分も多いが、とにかく歌う姿勢を崩さずにダンス能力を上げてほしい。
グループ歌唱の留意点としてささやき声になって他の人の歌声から浮かないようにという思考が進むと誰も声を出して歌えない歌えるメンバーはハモリ要員にさせられてしまう。
 後半の盛り上がりは過去の記憶を塗り替えるほどの怒号が飛び交っていたので、また一つグループとして前進した。
これで全国ツアーでも戦える戦力が揃ったと思える。

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