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留学体験記(10) in USA (臨床留学)

)学部学年:医学部6年
留学先:トーマスジェファーソン大学(TJU)サマープログラム
留学目的:米国の医療の見学
氏名:難波 綾

留学スケジュール:

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①診療科見学(ER、内科、消化器内科、小児科、家庭医学) 

ERでは、レジデントの先生に付き処置の見学をしました。処置室が50以上もあり、ウォークイン、救急車の患者さんがひっきりなしに来ていました。
内科では、朝の回診を見学しました。患者さんへの部屋の前で診察する直前に、日本のカンファレンスのように、主治医や担当学生が約5分間患のプレゼンを行った後、患者の治療方針等について議論していました。アメリカにおけるカンファレンスは研究の成果や新しい治療ガイドラインを共有するのことを指しており、日々の回診前のプレゼンが日本でのカンファレンスのようでした。
消化器内科、小児科、家庭医学は外来を見学しました。患者があらかじめ診察室に入り、その部屋に医師が入る形で診察をしていました。患者が医師と勤務時間に限らず直接メール等でやり取りをしていたり、検査結果を電話やメールのみで伝えたりしているのが、印象的でした。


②レクチャー(ボランティア、IPE、医学教育、基本的臨床能力)

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③JeffHOPEの見学
JeffHOPEは、医学生のボランティア団体によるホームレスに対する無料診察所のことです。ボランティアの医師はいるものの、診療所の運営から診療、薬の処方まで医学生主体で行っていました。現地の医学生とともに、患者さんのトリアージ、バイタル測定、診察をしました。

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観光:スケジュールに野球観戦が組み込まれ、自由時間も多くあるので、フィラデルフィアの有名どころは全て行けました。私は留学前にニューヨーク観光をしましたが、TJUからニューヨークまでは鉄道で2時間ほどなので、土日に行っている人もいました。

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