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GRITとは

最近、心臓をばきゅーんと撃たれたくらいの衝撃のあった言葉があります。
それがGRIT。
遅ればせながら、米ペンシルバニア大学の心理学教授アンジェラ・ダックワース氏の書籍、「GRIT やり抜く力」という書籍に出会いました。
現在、邦訳だけでも30万部も売れている本なので、ご存じの方も多いかもしれません。

「GRIT」とは

Guts =気合い・根性
Resilience = 立ち直る力
Initiative =自発性
Tenacity -=粘り強さ

の頭文字ですが、もともとGritとは、歯をぎりぎりと噛み締しめる擬音です。
そこから歯を食いしばって、困難に立ち向かう根性を意味する言葉に転じました。

なぜ私がGRITという言葉に衝撃を受けたかというと、これこそがバイタリティ、やり抜く力は生き抜く力だと深く痛感、納得したからです。

小3の息子もめちゃめちゃ頑張って生きているのですが、頑張っているのは親も同じ。
私自身も、長い間続けてきた仕事自体にふと疑問を感じ、今はかなりペースを落として仕事をしています。
そして、Guts、Resilience、Initiative、Tenacityこのどれか一つが欠けるだけでも、クリエイティヴな職種は、継続のハードルがものすごく高くなってしまいます

心にストレスを抱えたままで動き続けていくと、少しずつTenacity(粘り強さ)が失われ、Resilience(立ち直る力)が少しずつ弱くなり、Initiative (自発性)が湧き出てこなくなります。この状態になっているにも関わらず、Guts (気合い・根性)だけで走り続けると、鬱になります。

身体は元気なのに心がついて行かない。
心は元気なのに身体がついて行かない。
どちらもとてもつらいもの。
どちらも元気がなかったら、それはもう、問答無用で他者の助けが必要です。

日本ではまだ欧米ほど、日常的にカウンセラーを訪れる習慣は根付いていないと思います。
心療内科を訪れるほどなのか分からない。でもこの状態を誰かに相談したい…そのような方は、こういったサイトをのぞいてみるのもいいかもしれません。
こころコンディショナーというサイトです。

日々こうして情報発信をさせていただいておりますが
何かひとつでも、偶然、日々のお役に立てることがあるのなら
こんなに嬉しいことはありません。

今日も素敵な1日になりますように。

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