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「新しい挑戦のつみ重ねが人生の基礎を作る」って、すごい!

先日、朝のNHKニュースをたまたま見ていたら、デザイナーのコシノジュンコさんの特集が流れていました。80歳を超える御年齢にも拘わらず、そのお姿も、そしてお話もとてもフレッシュな印象を受けました。インタビューでは素敵に年を重ねてきたジュンコさんの人生哲学を聞くことができ、コンパクトながらも心にズシンとくるものがありました。うろ覚えですがせっかくなので、ここでシェアさせていただきます。

はじめての挑戦を日々続けることは人生の基礎を固める


若いころにこの言葉を聞きたかった・・・なんて言ってはいけませんが、ジュンコさんはインタビューの中で若いうちにたくさんの「はじめての経験」を日々実践する事が、人生の「基礎」を作る事につながるとお話ししていました。そうして基礎を作っておくと、あとは何も怖くない、どんどん挑戦し続ける事ができるともおっしゃっていました。たしかに、若いうちに外国でバックパッカーしたり、早くから起業したりと多くの経験を積んだ人はどこか達観しているというか、どんっとしている印象がありますよね。「経験値を高めること=基礎」という発想は私にとってとても新鮮でした。

常識からはみだすのも大事


挑戦をすることは言い換えればこれまでの当たり前からはみだすことでもあります。世間の常識から時には外れることもあるでしょう。でも、ジュンコさんに言わせると、「100年前の常識は今の常識と違うでしょう。明日は常識が変わるかもしれない」とのこと。「常識」というカテゴリーの不確かさをスパっと指摘してくれました。

たしかに。

40歳の時、私は体調を崩したことがきっかけで4年生大学を受験して、3人の子育てのかたわら7年かけて大学院を卒業しました。大変ながらも大人になってからの勉強は楽しくて・・・。でも、学びながらもいつも頭の片隅にあったのは「40歳」「母親」「専業主婦」といったこの3つのワードに対する一般的なイメージと今の自分とのずれ感、そしてそこから広がった「いい年していまさら大学行ってどうする」という自責の念でした。「40で女子大生になる」は私の人生最大のチャレンジでしたが、当時は長い間その選択を後悔していました。

今は社会人の学び直しが当たり前になってきているし、私のように子供がいながらでも大学に行って学ぶ人は多いのではないかと思います。たった10年ちょっと前の常識(あくまでの私個人の常識ですが)は今とは大きく違う。そして、これからはもっと早いスピードで社会の常識は変化していくと思います。私もこのインタビューで自分のチャレンジは良かったんだと改めて思う事ができました。ジュンコさんのこのメッセージは、私たちに何歳になってもチャレンジする勇気を与えてくれます。

今日が人生で一番若い


さらに、「10代でも、30代でも、50代でも、今日が人生で一番若い日。これはみんな平等です」、とジュンコさんはお話ししていました。だから、やりたいことはチャレンジしよう、明日の事なんてわからないのだからとも。
私は今自分の好きな生け花とスピリチュアルの知識を融合したオリジナルの開運生け花ワークでビジネスを始めようとしていますが、いつも「もう年なのに無理かも」「そろそろ落ち着いたらどうよ」と心の中でダメ出ししてしまう所があります。そんな私に、この言葉はささるなあ。自分に言い訳してる、と大いに反省させられました。

コシノジュンコさんの言葉を追っかけてみよう


今日のインタビューを拝見して、私は一気にコシノジュンコさんのファンになってしましました。好きな人の事はもっと知りたい!ということで、これからはジュンコさんの「推し活」をやっていこうと思います。ジュンコさん、これからもお元気でどんどん私たちにチャレンジを発信してください!



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