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『プロフェッショナルマネージャー論』(7−2)PMのジョブディスクリプション

 前回の(7−1)アドホック組織をプラスでは、糸川流組織マネジメント、創造性組織工学(Creative Organized Technology)を、次のような1行で表現した。

 異質性や多様性が高いアドホック組織を、Creative Organized Technologyのフローチャートの流れをマスターしたPMが、ペアシステムでマネジメントすること。

 基本的にプロフェッショナルマネージャー(PM)は、Creative Organized Technologyのフローチャートの各フェーズを理解していないと、異質性や多様性が高いアドホックな組織をマネジメントして成果を出すことは難しいが、前提としてPMのジョブディスクリプションを考察しておこう。

 Creative Organized Technologyのフローチャートにおいて、PMはどこに位置するかというと、目標設定が終了すると同時にPMを選ぶ必要がある。PMには(7−1)アドホック組織をプラスで列挙した次の5つの職務条件がある。

  1. ゼネラリストであること

  2. すべてのメンバーと等距離でつきあう

  3. イマジネーションのない人は失格

  4. クールなドリーマーたれ

  5. WOGの能力がある


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