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自動車の未来を考えてみた。

電気自動車、通称EVと言いますが、最近は色々な車種が出ています。アメリカのテスラ、ドイツのメルセデスやBMW、中国のBYD、日本では、日産のリーフなど…。


EU諸国やアメリカのカリフォルニア州などは、CO₂の削減と排気ガス規制の対策に厳しい規則を今後10年程で立ち上げていきます。


これが、自動車業界で言われる”100年に一度の大変革期"です。各メーカーは、様々な取り組みでこの変革期を乗り越えようとしています。


日本でも、メーカーの垣根を越えて研究開発を進めています。


さて、電気自動車というと、簡単に説明するとバッテリーに充電して、電気モーターの駆動で車が走ります(BEV)。ハイブリッド車は、エンジンを駆動もしくは発電機にして、電気モーターで走ります(HEV)。

BEVの場合、1回の充電で走れる航続距離が重要になりますね。車の重さもガソリン車より重くなります。


そんな電気自動車ですが、カーガイとも呼ばれる車好きな人に、あまり歓迎されている話がありません。なぜなら、走りのフィーリングとかメカいじりとか、楽しめない要素があります。


走りのフィーリングに関しては、欧州メーカーは独自のものを打ち出してますし、EVの違和感もあまりないでしょう。


でも、車をカスタムしたりメカいじりとかする人にとっては物足りないかもしれません。事故で焼損したフェラーリが数億円とか、34型GTRが1千万超えとか、こういう風にとらえられるのは、エンジンという内燃機関の車が好きだからこそというわけですね。

旧い車にランエボとかのエンジンを載せたり、なんていうカスタム文化も日本やアメリカにあります。数年後には、エンスーとかカーガイといった車好きを表す言葉も無くなってるでしょう。


でも、新しい時代にはよいこともあるんです。自動運転という技術。これが進化を続けたら、運転免許も必要無くなるでしょう。行き先をインプットしたら、車が自動で連れてってくれて、食事や宿泊の予約手配もスマホと連動で済み、子供たちの学校や塾などの送り迎えもしてくれる。


車をいじる楽しみが無くなっても、新しい時代の自動車文化が出来る。そういう自動車の未来を見届けられたらいいなぁと思いますね。

トミカのEVモデル(メルセデスEQS・BMW i4・ボルボC40)

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