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声優のためのアレクサンダー・テクニーク ワークショップ

※この記事のワークショップは無事に終了いたしました。
 現在は以下の記事のような形でレッスンを行っています。


 あなたはこんな悩みを持っていませんか?

・たくさん練習して頑張っているのに思うように上達しない。
・緊張して力を出せない事がよくある。
・緊張してる訳でもないのに本番になると上手くいかなくなる。
・力押しの表現になってしまう。
・演技が固まってしまって変えられない。
・もっと声量が出るようにしたい。
・よく喉や身体を傷めてしまう。

 そんな人にはこのワークショップが助けになるかもしれません。

 『アレクサンダー・テクニーク』というメソッドがあります。
 オーストラリアの俳優であったF・M・アレクサンダーという人物が、自分自身の声の問題を解決する過程で発見した「自分の使い方」です。
 この『アレクサンダー・テクニーク』を学ぶ事で、あなたの能力を阻んでいる障害を取り除き、あなたが本来持っている自由さや魅力を引き出す事が出来ます。

 アレクサンダー・テクニークは、イギリスのRADAをはじめとした欧米の演劇学校や音楽学校などで古くから教えられ、近年では日本の演劇・音楽分野でも少しづつ知られるようになってきました。
 アレクサンダー・テクニーク自体は演技の技術ではありません。しかし、これを学ぶ事で演技を含めたありとあらゆる活動の質を向上させる事が出来ます。
 声優という分野ではまだ無名と言っても良いメソッドですが、我々の仕事への有効性も間違いありません。何しろ、その始まりからして「声」の探究から始まったメソッドですから。

 私は自分の成長に行き詰まりを感じていた時にこの「アレクサンダー・テクニーク」に出会いました。この時すでに20代後半という年齢でしたが、これを学ぶ事で声優としてさらに力を伸ばす事が出来、ご縁にも恵まれて今の事務所に所属させて頂く事が出来ました。
 私はアレクサンダー・テクニークに出会って以来、8年以上に渡ってこれを学び、人に教えられるところまで修得しました。
 狭い範囲ではありますが既に後輩の声優・役者などににレッスンを行い、ご好評をいただいています。
 今回はより広い範囲の人にもこの「自分の使い方」の事を知って貰おうと思いこのワークショップを企画いたしました。
 もっと上手くなりたい・・・!という望みをお持ちの方は是非ご参加ください。


◇ワークショップのポイントは以下の三つです。


 『癖を取り去って能力を引き出す為のアタマの使い方

 『私の身体と言う楽器のデザインを知る事』

 『生き生きと声が動き出す考え方を使う』

 また、当日は個人レッスンの時間も設けて私たちの実際の活動に応用していきたいと思います。やりたいセリフなどがあれば原稿をご用意ください。

◆開催概要
日程:2020年3月29日(日曜)
時間:18時~21時
場所:池袋のレンタルスタジオ(参加者にのみ追って連絡いたします)
参加費:3000円
定員:10名
服装:普段の服装で構いませんが、極端に動きにくいものは避けてください。
講師:井上健一(WITHLINE)Twitter: @uji_inoken

◆申し込み方法
以下のリンクから申し込みフォームに進み、お名前・メールアドレス、他各項目に入力の上送信してください。

《申し込みフォーム》
https://tayori.com/form/72a6d9cf45c74c01a7168f32bee142ced1c5261c


※ツイッターのDMでも受け付けます。お気軽にお問い合わせください。
※お申し込みから48時間以内に返信のない場合、お手数ですが【seiyualex@gmail.com】までメールで直接お問い合わせください。


★レッスンの体験談

ー無意識に自分自身に対してかけていた制限や思い込みに気付き、それを外すことで出来ることが広がった。それは呼吸であったり、役者としての芝居であったり…ー
ー身体本来のデザインに沿った動きを行うことの重要性を学んだ。特に顕著だったのが、呼吸・歩き方・腕の使い方であった。
 肺の正確な位置・大きさ、肋骨の動き、横隔膜の動き・役割などを初めて知り、格段に呼吸がしやすくなったー
ー初めて基本の頭と脊椎の関係を学んだ際は、体の中が浮いてるような浮遊感がありうまく馴染めませんでした。
 その反面、姿勢を変えただけでここまで変化するのか!と、驚きと共に自分の変化も実感することができました。ー
ー忙しいときに落ち着いて考える事ができる様になりました。声をたくさん使う仕事のときにも、呼吸の流れを意識することによって使いたい声の種類やトーン、声量をコントロールしやすくなったように感じます。ー
ー緊張して身体に力が入ってしまうことが悩みだったが、それは緊張に対する体の反応に「これじゃだめだ」と、さらに自分を抑圧するような思考をしている事が本当の原因と気づいた。今に目を向けること、そして「これから自分が何をしたいのか」「その為に何をするのか」を考えることといった『緊張との付き合い方』を学んだ。ー
ー姿勢をちょっと直すだけで呼吸が楽になって発声もしやすくなり、マイクのりも良くなりました。表情筋が固い私ですが、余裕が生まれたお陰で自然と表情がよく動くようになったり、口が回りやすくなったりしています。ー

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