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1000人見てきたからわかる。テレビ局内定に必要な力は2つ。

テレビ局志望の就活生に向けて書きます。

とんでもなく多い選考フローと高い倍率をくぐりぬけることになるテレビ局就活。

こんな感じ。めちゃたくさん選考ある!


そんなテレビ局への内定に必要な力を今日は細かく具体的に説明してみようと思う。

私は普段マスコミ就活に特化したスクールを運営している。
今までに1000人以上の就活生と面談、マスコミへの内定者をたくさん見てきた。私自身も元テレビ局のディレクターだ。

誰よりもマスコミ就活を研究し、たくさんの内定者や就活生を見てきた経験からテレビ局就活、およびマスコミ就活に必要な能力は2つあると考えている。

それは、

【ベース能力】と【個人の色】

だ。

なんやねん。という感じだと思うのでもっと詳しく説明しようと思う。

まず【ベース能力】とは。

コミュ力
知識
文章力
雰囲気
発言する度胸
協調性

など、こんな感じの「社会人として当然もっていてほしい能力」がベース能力である。

その人がもっている基礎力。
そんなイメージ。

これらの能力は各選考で見られています。

そしてこのベース能力は企業によって求めるレベルが違う。
少々知識はなかろうが、人柄が良ければそれでいい!
みたいな企業もあるし、文章力が何より大事。そんな企業もある。

だけど、人気企業はとうぜんながら、求めるベース能力のレベルが高い。
つまり、テレビ局は求められるベース能力がとてもとても高い。

※イノ塾生の場合、マスコミ就活を本気でがんばった子は大手人気企業に余裕で受かることが多い。逆に人気大手企業に受かった子もマスコミはESで落ちる。なんてことはザラにある。

だから、テレビ局のESで落ちる人や1次面接に落ちる人は「求められているベース能力のボーダーが超えられていない」と企業から判断された。という風に私は考えています。すっごくショックだよね。私も経験あるからわかる。

だけどここに補足する。落ちたからといってもあなたは人として劣っているわけではないってことは忘れないでほしい。就活はマッチング。縁や運も大きく作用するので縁がなかったと切り替えて自分にマッチする企業にチャレンジすればいいだけのこと。


話を戻します。
残念だけど、ESや1次面接に落ちてしまった人は「オトナとのコミュニケーション」ができていない。

テレビ局は今の時代もかなり人気で多いときは数千もの応募がある。

そんな数千人の中からテレビ局は一緒に働く仲間を選ぶ必要があるため、無理にでも人数を絞る必要がある。

そこで判断材料となるのがベース能力。

そのベース能力がわかるのが「大人と会話できるか?」ということだ。つまり面接。

普段気の知れた人と話している分には何も不自由ないでしょうが、「あなたを知らない、興味のない大人」が相手なら話は変わってくる。

面接練習の場数でしかこれは打破できない。

実際、私はイノ塾で週6で面接練習しまくっていた塾生がキー局準キー局に内定していく姿を何人も目撃している。
失礼を承知で言うけど、塾生になったときのレベルで面接を受けてもたぶん落選していたと思う。

内定は塾生自身の努力の賜物でしかないし、そんな塾生の驚きの成長に立ち会えた瞬間がとにかくうれしい。

面接練習をしていて、え?!ってびっくりすることが何回もある。(うまくなりすぎて)

だから就活生たちはマスコミが求めるベース能力のボーダーを超えることは可能だと思う。(本人の努力は必須)


2つ目の能力。
【個人の色】について説明する。

内定する人はその人にしか出せない『魅力的な色がある』

例えば こんな感じ。
「話し方に説得力半端ない」
「会議めっちゃ盛り上げるやん」
「賢すぎるやろ」
「自己犠牲の優しさやばすぎ」

それ以外にも「めっちゃテレビ好き」とか「どの部署でも1年で70点レベルまで成長しそうな器用さ」とか「めっちゃ友達多そう!な良いやつ感」など多岐にわたります。

簡単にいうとその人の良さ。個性のことを指す。


内定するために何がいりますか?と言われたら、

『自分の色を知ること』

と私は答えている。

自分の色。みんな自分で気づいてる??

「就活 内定 方法」

なんてキーワードでネットで検索すると、めっちゃ出てきますよね。
就活が始まったらみんな1度は調べると思う。

だけど、本当にそれはあなたにとっての正解なのか?

検索能力に長けている就活生たち、たとえばこんなことが起こりうる。
あなたの色は、「慎重でモノゴトを深く考えることができ人を安心させられる落ち着いた良さがある」のに、検索でヒットした内容が「会話が超得意なポジティブ人間が内定したときの経験談」だったらどうするんだ。

そんな方法をあなたがマネしたところで絶対うまくいくはずがない。

だけど、就活をしたことがないし、1つの方法を絶対の必勝法だと信じて就活をしてしまう人がなんと多いことか。

さらに、マスコミは企業の数が少ないからすぐ終わってしまう。
準備する期間も少ないから就活生たちはせっかく持っている自分の色に気づかず、人の色ばかりを出そうとして落選していってしまう。


出典:SLAM DUNK 新装再編版  井上雄彦/集英社


だからね、皆さんは『所詮は人の戦い方』と就活に関するすべての発信を冷ややかにみる必要があります。

だって、それは、その人が受かったサンプル①の成功例でしかないから。

つまり『俺はこれで内定したから同じことをやれ!』的な感じの発信ですね。

うまくいったことはとてもスゴイ。それはその人にとっての正解だった。
だけど、それ真似してあなたはうまくいくのん??

超難関のマスコミ就活にめっちゃ詳しいイノ塾の塾長としてあなたに伝えるならこう伝えたい。

あなたの凄さとか魅力を捨ててまで内定しそうな虚像を目指す必要はない。


この考え、めちゃめちゃ大事だからもう1度言います。

あなたの凄さとか魅力を捨ててまで内定しそうな虚像を目指す必要はない。
あなたの色を探してそれを伝える努力をせよ。

私はこれまでたくさんのたくさんの内定者を見てきました。

みんな面白いほど違うよ。
みんなそれぞれに魅力たっぷり。

あまりに違いすぎでおもろい。

だから、就活に1つの正解なんてない。
あるのはあなただけが持つ正解。

たくさん就活生を見てきたから分かります。
そして私はずっと『塾生の勝ち方』を常に探しています。
イノ塾生たちが毎日どんどん成長していくように、私自身もめっちゃ洗練されていっていると思う。笑。
だって、どんだけ毎日面接してると思う。
企業の人事以上に面接してるわ。

だけど、まだまだ私も成長しますよ。塾生のためにも。
だってせっかくイノ塾を頼ってくれたんだからね。

そして今年もうまくいくでしょう。
26卒イノ塾生たち、みんな意識やばすぎるから。
毎日どんだけES見て面接対策してると思ってるんや!って感じです。


■まとめ



まずは『ベース能力』について何が足りないのかを冷静に判断すること。これは最低限のボーダーがあるからそのボーダーを超えるための努力や練習がいる。

内定する人はどのレベルの基礎力があるのかを知り、訓練するといい。

そしてその上で『自分の色』を冷静に見つけること。

そして自分の色を面接官に魅せる。
自分で面接を作り上げていく。

ネットに転がる勝ち方からあなた自身の勝ち方を見つける大事さをしること。己を知る。

そうすれば少しずつ内定に近づきます。


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