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海外作家とのコミック制作について(翻訳)

「A DAY IN THE  LIFE」の本について、制作過程を書いています。

制作状況、遅れています。でもそれでもいい。
現在は、一部翻訳作業をしていて、やっとひとつの作品の工程を終えることができました。

原文が英語のものは基本的には、
①ぼくが第一訳者として翻訳をし、
②原稿内にテキストをのせたものを、
③原文・訳文あわせ友人に渡し、チェックしてもらい、
④戻してもらったもの再度調整して、
⑤英文をつけて著者確認
をという感じで進めています。

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シンガポールのトロイ・チンさんの作品
(近所の酒場の隅でちょっとだけやりました)

かなり、何度も修正することが多くて、翻訳が全然簡単なものではないことを思い知るばかり(あたりまえだけど)。
やっぱり、時間を空けたり、いろんなタイミングで何度も何度も読み返すことが必要なんだな、と実感しています。

また、時には翻訳の都合から、原稿に修正が入るようなことも今回は結構ありましたし、こういうことはこれからもありそう。

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これはシルビアさんの作品。日本語にした時の伝わりにくさを絵でカバーできるところもあるのではないか、ということで、イタリア語の訳者の人を交えて、いろいろ試してくれました。おもしろかった!

いくつかの知り合いや書店の方から、コメントや感想、励ましや注文(!)などいただいて、力をもらっています。ありがとうございます。

現状、まだまだ作業工程はたくさんあって、もしかしたら年内は間に合わないかもしれません。
でもあせらず、しっかりといいものを作れれば、それが一番だと思いますので、続けていきます。

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写真はスウェーデン。家の裏の池。
もちろん場所にもよるけど、家同士の間隔が広くて、森と池のまわりに住宅が点在している感じが都市圏でも比較的多い。
ふらっとキノコを採りに行ったり木の実を拾ったりしてる。
ジュリア・ナシメントさんのパートでも森が出てきてます。

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