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今までの人生で学んだこと 2

まずは今までにとった資格を書き出してみます。
・中学1級高校2級教諭保健体育
・日本語文章処理技能検定
・健康管理士
・日本タッチケア協会認定ベビーマッサージ普及指導員
・キネシオテーピング協会トレーナーCKTTとビューティ
・JREC東京リフレクソロジスト
・日本芳香療法協会アロマセラピスト
・JADP薬膳インストラクター
・INTAアロマデザイナーとスピリチュアルアロマアドバイザー
・イノセントカラーメッセンジャー
・心理カウンセラーとコーチング
・トウリーディングソウルコーチ
・嗅覚分析士

大体こんな感じというイメージしていただけたでしょうか?
では、なぜこれらの道をたどったのかをちょっとお話します。

 股関節脱臼で生まれ、心臓弁膜症を持つ私は運動もできない冴えない女の子でした。でも体を動かすのは大好き。習い事は書道だけ12年と他になのもせずに中学生に。
 そこで出会った担任が体育の先生。人間的にとっても素敵な先生で、それだけで体育の先生になろうと決めました。
 そこからスポーツの世界にどっぷり入っていきます。中学はバスケット、高校大学はバドミントンとその世界しか知らない、ある意味社会からは外れた生活を何年も過ごしていました。
 体育大っていまでこそ、かっこいいとかスマートなイメージかもしれませんが、私たちの時代はまるで軍隊です。女子も女子扱いされず一年の時は坊主です。案外気に入ってましたが…笑 
 周りはオリンピアンや日本の中でもトップを争う人たちに囲まれ、より上へより強くと必死に毎日練習しました。

 その結果、ある朝、目が覚めたら體が全く動かないのです。何が起きたかわかりませんでした。オリンピックを目指していた自分は、ただただ焦り一日も早く何とかしてほしいと、あらゆる人にお願いして一流の先生の所へ行きました。時には星野仙一さんにも紹介していただいた、有名なドクターにも見てもらいました。それでもどの先生からの言葉は「完治は難しいでしょう」でした。
 半年ほどたって腐っていた時に、後輩が連れて行ってくれた普通のおじさん。期待もせずにいったそこが、私の人生の第1ターニングポイントになったのです。

 おじさんは、還暦前にバイクでトラックにはねられ下半身不随になり、やはり治らないといわれたからと自分で中国にわたり、独学で普通の生活ができるまでになった方でした。
 治療といってもドクターでも何でもない、その人のやってくれたことは大きな石をバーナーで焼いて、それを全身に数時間かけてただただ温めるということだけ。
 始めた数分後には、耳の奥や目の奥の小さな骨がポキポキ言い出したことは覚えています。そのうち深い眠りに入り、気づいたときには3時間ばかり経っていました。

 そしておじさんがわたしに言いました。
「立ってごらん⁈」
立てるはずないと思っている私は「えっ」と眉間にしわを寄せたその時、
「あぁ、あなたは立つことはできないね。」と。
 そうでしょうね、あなたのような普通の人に何かできるなんて思ってなかったし。後輩に連れて帰ってもらおうとしたときに、後輩が煽るように言うのです。「なんで先輩は立とうとしないんですか?」なぜかその言葉にカチンとしたわたしは、じゃあ立ってやろうじゃないか!って立とうとしました。

 あれ?なんか足の裏に感覚がある。
 下半身に力が入る感覚がある。
 なんか久しぶりの感覚に新鮮でワクワクしました。

 必死に立とうとした結果、足を動かすことができなかったけれどその場で立つことまでできたのです。半年近く、某有名なドクターや医者をさんざ通いそれでもだめだったこの体が、普通のおじさんによって歩けるという希望が見えてきたのです。

 おじさんは言いました。
「何を間違えたかわかる?それはね、あなたは治りたいのじゃなくて直してくれる人を探していたんだよ。だから本当に叶いたい、歩きたいということができなくなっていたんだ。」
雷が落ちたようでした。半年間何をしていたんだろうって。おじさんの言う通りでした。

私はこの身体は誰かが直してくれるものだと思っていた。
医者に行っていい薬を使えば、手術さえすれば治ると信じていました。

 そうじゃなかったんです。大切なのは、その事象がどうのこうのではなくて、自分が本当に何をどうしたいのか、そこを明確にしていないと結果が全く違うところに運ばれることをここで学びました。
 これは治療だけではないですよね。
 人生も一緒!
何をするにもまず「目的」をしっかり明確にする。
そしてその「目的」を達成するために、「目標」を決める。
決めたら、今できることからとにかくやり続ける。
それしかないんだということ。
 その後、わたしはまたコートに戻ることができましたのでした。

 そして、人生第2ターニングポイントの話です。
 結婚をして当たり前に赤ちゃんが生まれてと思っていたところ、初めての妊娠は4か月目で流産。何をしたのでもないのに、突然夜中に出血をして袋が出てしまったのです。
 妊娠したら出産できるんじゃないんだって、当たり前の理論が崩れ去りました。
 その数年後、また妊娠することができ、そしてもうすぐ生まれるという定期検診の時に、おなかの中で赤ちゃんは心臓を止めてしまっていたのです。
 つまり死産。
 その子をお腹から出すために、人工的に陣痛を起こし1週間がかかった時、あまりの痛さと辛さに意識が飛び、気づいたらベッドに横渡った自分を天から見ている自分がいました。つまり、心肺停止です。

 最初は夢なのかと思ったのですが、どうやら抜け出てあちらの世界を見てきたのです。正直その時、あの苦しみからの解放できたことでほっとした自分がいました。
 なにより赤ちゃんもすでに命がなく、戻ったとしても自分が生きる意味もないのですから、何の未練もない感覚でした。
 あちらとこちらのはざまをしばらく行き来したのです。
 その時です。
 心臓を止めた息子が目の前に現れたのです。
「お母さんはあっちに行ってまだやらなきゃいけないことがあるでしょ!だから僕はこっちに来たんだから戻って!」と。沢山息子と話しました。
 最後に「えいっ」と背中を息子に押され、目が覚めたらベッドの上にいました。あまりに自分の中では理解できないほどのことが一瞬にあったので、何が何だかわかりませんでしたが、わかったことはわたしは生きることを選択したんだということ。
 ただただずっと泣き続けました。何に対して泣いたのか?子供を失った悲しみ、自分だけ生き残ってしまった苦しみ、この先の人生への悲観。あらゆるものの悲しみと苦しみにそこから何日も暗闇に入りました。

 それから数ヶ月たったある日、あるドクターを推薦されて会いに行きました。そのドクターの前に座ると
「どうしたのかな?」と先生。
「子どもを死産させてしまって死にたいんです。」とわたし。
「そうなんだね、なら死んだらいいね。」と先生。
死んだらいいね!ってドクターが普通いいます?カチンときたわたしは電車に飛び乗りました。その時に見えた夕日が今でも目に浮かびます。その夕陽を見てあふれる涙を抑えることもなく、電車の中でひたすら泣いていました。家の近くになってふと頭によぎったのが「なんでカチンとしたの?」ということ。だって先生はわたしの思いを共感してくれたのに。

 気づいたんです、わたしほんとうは「生きたいんだ」って。
そこからなぜ生きるのかの、自問自答を繰り替えし始めました。

 2つのターニングポイントと、息子の死から、自分は身体のこと心のこと命のこと魂のこと、言うなら世の中も何も知らないことに気づきました。それから、「體に関すること」「心に関すること」をとにかく学びました。
 その結果、先に述べた資格を取ってきたのです。名前だけ見ているとどれも共通がないように思われますが、実は全部つながっています。
 何が繋がっているか?それはどれも、「顕在意識と潜在意識」につながっているということ。人間が生きていくうえで、この二つをしっかり理解していくことが大切なんです。周りを見るとこういう人間の土台より、目先のお金に必死になってそんなことに時間もお金も使っている人が多い。
 一時はとってもいい思いもするのかもしれません。
 でもほとんどの人はこれらに飛びついてる人は、自分の人生を心豊かにしている人が少ないということに気づきました。

 息子にこのイノチをもらった自分が、できることはなんだろうか?
 わたしにしかできないこと、わたしだからできること!
心肺停止体験をしている人は少ないですよね。
 そのことで得たことがたくさんあります。ここに書くと長くなりますが、怪しい世界かもしれませんが魂の本質を伝えることができるようになりました。自分が得た資格の中を使って、一人づつに寄り添いながら魂を解放させてたった一度の人生を自分らしく生きるお手伝いをしています。

それが「イノチの樹」です。
よかったら、HP覗いてください。
 イノチの樹HP ⇒ http://inochinoki.world/

 現在2つのオンラインコースを作りました。

和多志を生きるコース
  3か月にわたってどっぷりご自身と向き合うコース。
  ・ホロスコープをしり自分のカルテを手にする
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  これらのプログラムをワークをしながら「実践と体験」と「インプット
  とアウトプット」を繰り返し潜在意識・顕在意識を理解し、自分がここ
  に来た意味のカルテを手にし、自分の人生をしっかり見据えて生きるこ
  とができるようになるプログラム。
  オンライン「和多志を生きる」
    ⇒ https://online-course.jp/cp/watashiwoikiru

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