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アロマの紹介 94

代表的なアロマ28種類の効果と効能を紹介します。

【フローラル系】

◆ラベンダー
アロマの中でも最もポピュラーで使いやすい「ラベンダー」。
初心者さんやまずは1本という方にオススメ。
・優れた鎮静作用
・ストレスなどによって緊張した心や体をそっとほぐしてくれる
・自律神経を整える
・皮膚の修復作用(日焼けなど) 

◆ゼラニウム
ローズにも似た香りをもつ「ゼラニウム」は、女性からの人気が高いアロマ。
・心と体、両方の働きを整えてくれる作用
・ストレスなどによる緊張をほぐし、不安やイライラをそっと鎮める
・生理前や更年期のブルーな時期にも大活躍
・皮膚の若返り

◆カモミール
ハーブティーでもお馴染みの「カモミール」は、リンゴに似た香りをもつキク科の花。植物のお医者さんともいわれている。
・心を穏やかにしてストレスや緊張をほぐす
・体のバランスを整える作用
カモミール・ジャーマンに含まれる”カマズレン”という成分には、
・優れた抗アレルギー、抗ヒスタミン、抗炎症作用あり
  ※植物療法ではスキンケアや消化器の不調の改善に使われている

◆ネロリ
ビターオレンジの花から採取される「ネロリ」は、17世紀末のイタリア公妃 マリーアンヌが手袋の香りづけとして使用していたとされるアロマ。
・気分を明るくし、優しい気持ちにさせる
・ストレスや緊張を和らげ、心と体のバランスも整える
・新陳代謝の促進と乳れん作用

◆ローズ
主に精神的な領域で使われることの多いアロマ。
・気分を明るく高揚させ多幸感を与える
・ストレスなどによる体や心の緊張をほぐす
・感情が抑えきれないときや落ち込んでいるとき心を安定させ、穏やかに強壮させる
・婦人科系にgood

【柑橘系】

◆スイートレンジ
・体や神経の緊張をほぐしてリラックスさせる
・ストレスによるイライラや不眠の解消
・沈んだ心を明るく前向きな気持ちにさせてくれる
・食欲を増進させる作用もあり、消化器の働きを整えて活性化
・腹部膨満感や便秘解消
・育毛効果

◆レモン
・頭の中をスッキリクリアにして集中力を高める
・優れた殺菌作用
・抗ウイルス作用
・皮膚の引き締めを目的とし主に脂性肌
・静脈瘤の流れ改善
・ニキビや爪の手入れに
・デオドラント効果

◆グレープフルーツ
・気分をリフレッシュ
・ストレスによって落ち込んだ心を前向きにし抑うつ感を和らげる
・交感神経を優位にし脂肪の分解や燃焼を促す
・体臭予防
・ヤセる香り

◆ベルガモット
・心の鎮静と高揚感のバランスを整える
・消化器系の働きそのものを強化
・帯状疱疹に効果
・古くから香水としても使われてきたアロマ

◆レモングラス
・体を刺激して代謝と血行を促進
・虫が嫌う香りで虫除けとしても大活躍
・身体のメンテナンスをサポートしてくれる
・鎮痛作用
レモングラスのハーブティーには、
・消化を促しガスを排出する作用ありで、東南アジアでは食後に飲むことが多い

◆メリッサ
葉をこするとレモンのような香りがすることから”レモンバーム”という名前がつけられた「メリッサ」。
・心を落ち着かせながら明るくしてくれる
・心のバランスを優しく整える
・収れん作用があり、皮脂分泌のバランスを整える
・子宮強壮
・帯状疱疹やヘルペスやしっしんに

【ハーブ系】

◆ティーツリー
・気分をリフレッシュ
・優れた殺菌
・抗ウイルス作用
ティーツリーは18世紀頃、イギリスの探検家の間で茶葉の代わりに使われていたことからティーツリー(お茶の木)という名前がつけられました

◆ペパーミント
・ストレスや神経疲労を和らげる
・眠気を抑える
・喉や鼻のコンディションも良くして花粉症や風邪の時期にも大活躍
スーッとした香りは虫が嫌うので、虫除けとしても使われる

◆ユーカリ
同じフトモモ科のティーツリーと同じくスーッとした清涼感があり、
・気分をリフレッシュさせ集中力を高めてくれる
・喉や鼻のコンディションも良くするので、花粉症や風邪の時期になるとティーツリー、ペパーミントと合わせてよく使われるアロマ

◆ローズマリー
着物の防虫剤としても使われる”樟脳”に似た香りをもつ「ローズマリー」は、
・全身を刺激し活力を与える
・記憶力や集中力を高める
・血行や発汗を促すため疲労回復としても活躍

◆クラリセージ
・心を高揚させ幸福感や陶酔感を与え全身をリラックス
・ストレスや緊張を優しく緩め体のバランスを整える
名前の”Clary”(クラリ)は、クラリセージの種から採取した粘液で目の中の異物を取り除き、目をスッキリさせてくれたことからその名がつけられたと言われています。

◆スイートマージャラム
・神経をリラックスさせストレスなどによる緊張を優しく和らげてくれる
・高ぶった心をそっと鎮め眠りにつきやすくしてくれる
マージョラムの温かみのある香りは、ギリシャ神話の女神 アフロディーテから与えられたという言い伝えも残されています。

【エキゾチック系】

◆ジャスミン
感情からくるさまざまな問題に対処するために使われる花。
・精神を安定と強化
・自信を取り戻させてくれたりストレスや緊張を和らげる
・女性のセクシャルなトラブル解決に

◆イランイラン
フィリピンの言語であるタガログ語の”花の中の花”という意味をもつイランイラン。
・神経を鎮めて心身のバランスを安定へと導く
・皮脂分泌を抑える作用があることから脂性肌と乾燥肌の両方に使い頭皮を強壮

◆ベチバー
・グラウンディング作用
・鎮静作用
・疲れた神経をそっと癒す
ベチバーのアロマは揮発しにくいという性質をもっていて、香水では香りを長く留めるための保留剤として使われているのが特徴

◆パチュリ
・興奮した神経を鎮静させ神経疲労を和らげる
・第1チャクラを整える
・皮膚を再生し新陳代謝を促進させる作用
60年代頃からよく使われるようになり、香水ではベチバー同様に揮発しにくという性質をもつため保留剤として使われる

◆サンダルウッド
「白檀」の名前でも親しまれているサンダルウッドは、深みのある香りをもち古くから瞑想や宗教の儀式に使われてきた。
・優れた鎮静作用
・幸福感と安心感をもたらす甘くエキゾチックな香り
・心を落ち着かせる
サンダルウッドも揮発しにくい性質を持っていて、香水では保留剤として使われているのが特徴。

【樹木系】

◆ジュニパーベリー
・疲れた心を回復させ頭の中を整理してくれる
・体を温める作用もあり、代謝を高め老廃物の排出を促す
冷えやむくみなどの悩みを抱えた方におすすめ。
・皮膚の引き締め

◆サイプレス
・集中力を与え元気ややる気を奮い立たせてくれる
・呼吸を整える
・ホルモンバランスを整える
・静脈瘤やセルライトや痔に
・オイリー肌
比較的温暖な気候の地域で栽培され南欧では庭園や寺院の鑑賞樹として植えられている樹木。

【樹脂系】

◆ベンゾイン
安息香の名で親しまれているベンゾインは、東南アジアなどの熱帯雨林に育つ高木から採取された樹脂。呼吸をホッと安心させるような香りで、昔から宗教の儀式で使われていた。
・幸福感を与え悲しみや抑うつ感を和らげる働き
・呼吸器系の不調改善
・美肌(特に乾燥肌)

◆ミルラ
・神経を鎮静させ意識をはっきりとさせる働き
・殺菌、防腐、乾燥作用
・湿疹や口内炎に効果
イエス・キリストの誕生物語でフランキンセンスと一緒に捧げられた香りとしても有名

◆フランキンセンス
・心を平穏に保ち穏やかに高揚させることで、不安を和らげ前向きな気持ちにさせてくれる
・皮膚を活性化させシワやたるみを予防
・呼吸器系によく作用する

【スパイス系】

◆ブラックペッパー
・心身を温め神経系を強化
・食欲を増進させ意欲を向上させる
ブラックペッパーは400年も前からシナモンやクローブと同じく”スパイス”として使われてきました。中世ヨーロッパでは貴金属と同じくらいの価値があるとされ、大変重宝されたスパイス。

★症状別セルフケアに

〈腰痛・筋肉痛など〉
メイン:レモングラス・マージョラム・ジュニパー・ローズマリー
サブ:イランイラン・サイプレス・ジンジャー・ユーカリ・ラベンダー

〈だるさ・疲労感〉
メイン:ゼラニウム・サイプレス・レモン・ローズマリー
サブ:ジュニパー・タイム・ヒノキ・マージョラム・ラベンダー・ローズウッド・サンダルウッド

〈風邪・インフルエンザ〉
メイン:ティーツリー・ユーカリ・ラベンサラ・ペパーミント・ローズウッド
サブ:タイム・シネオール・マートル・ローズマリー・レモン

〈のどの痛み〉
メイン:ティーツリー・ペパーミント・ユーカリ・
サブ:ラベンダー・レモン・ユズ

〈鼻水・鼻づまり〉
メイン:抵―ツリー・ペパーミント・ユーカリ・ラベンサラ・ローズマリー
サブ:オレンジ・ジンジャー・ラベンダー

〈排便リズムの乱れ〉
メイン:オレンジ・カルダモン・カモミール・ネロリ・プチグレン・ラベンダー・ローズウッド
サブ:ジンジャー・バジル・ブラックペッパー・ペパーミント・ベルガモット・マージョラム・ローズマリー

〈膀胱炎の予防とケア〉
メイン:サンダルウッド・ゼラニウム・ティーツリー・パルマローザ・マートル・ローズウッド
サブ:サイプレス・ジュニパー・シダーウッド・イランイラン

〈冷え性〉
メイン:オレンジ・マージョラム・ローズマリー
サブ:サイプレス・ジンジャー・サンダルウッド・ラベンダー

〈不眠・眠りが浅い〉
メイン:ネロリ・マージョラム・ラベンダー・ローズウッド・プチグレン
サブ:オレンジ・カモミール・クラリセージ・ゼラニウム・ベチバー

〈生活習慣病予防〉
メイン:ティーツリー・ユーカリ・ローズマリー・ラベンサラ・ラベンダー
サブ:オレンジ・ジンジャー・ゼラニウム・パルマローザ・レモン・クローブ

〈花粉症予防〉
メイン:ティーツリー・ペパーミント・ユーカリ・ラベンダー
サブ:カモミール・メリッサ・レモン・ローズ

〈肌の若返り・アイチエイジング〉
メイン:イランイラン・ゼラニウム・ネロリ・パルマローザ・ラベンダー・ローズ・マンダリン
サブ:カモミール・ゼラニウム・パルマローザ・ローズ

ご自身に必要な症状を抜粋して、用意しとくとよい精油をピックアップしてみるといいですね。

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