生活の毒素 15
現代社会で毒素に触れず生きること
の方がとても難しい。
生きる上で大切なことなので、今まで学んだことをまとめてみようと思う。
第二次世界大戦以来、8万種類の化学物質が開発されてきたらしい。わたしたちの毎日の生活で、1500種類の新しい化学物質にさらされていることになる。命にかかわるものであり、その知識を得ることは利便になったこの時代だから大切なのではないだろうか。
環境保護庁の試算によると、家の中の空気は外に比べ5~7倍も毒性が高いらしい。なおさら新居の建物は100倍だとか…
１，パーソナルケア製品
shampooや石鹼、化粧水などに含まれる化学物質は、最も一般的な病気を引き起こす原因となる。
ガン、糖尿病、ホルモン異常、鬱、など。子どもにとっては、ニキビ、ADHDなどに関連。
【ジェタノールアミン DEA】
石鹸をはじめ600以上の製品に含む。shampooの泡立ちを浴したりローションなどの状態を常によく保つために含まれる。
【プロピレングリコール】
不凍液や油圧油に強力な溶剤として使用。子どものワクチン、化粧品、歯磨き粉などに含まれ、加工品にも含まれる。製品の保湿を助け、肌につけたときに柔らかく水気を保つため、赤ちゃんのおしりふきやスキンローションに含まれる。
【ラウリル硫酸ナトリウム SLS】
界面活性剤として水分の表面を滑らかにする為に使用。床用洗剤やエンジンの油性洗剤などに使用。シャンプーや歯磨き粉などに含まれる。
【フタル酸】
プラスチックに含まれる危険な化学物質で内分泌異常やガンの原因に。乳児用ケア商品にも使用。調査によると乳幼児の８０％の尿から検出されたよう。
〖解決策〗
できる限り自然の製品を使いましょう。フタルに関しては職人保存容器をガラスなどに変えるようにしましょう。
２，プラスチック
プラ製品により利便になった生活では、一日に210mcgのフタル酸を取り入れている。ガンを引きおこしホルモン異常を引き起こす。
プラスチック製品の容器をよく見ると数字が1~7がついている。より安全なプラスチックは１,2,4,5。3,6,7は避けるべき。
ちなみに歯磨き粉のあの粒つぶはプラスチックです。
３，家庭用清掃洗剤
これら商品には、喘息その他無数の症状を引き起こす毒素が多く含まれる。
【ホルムアルデヒド】
車用洗剤、家具を磨く洗剤、消毒、トイレ洗剤などに含まれる
【エチルベンゼン】
バスタブ、タイル用洗剤、洗濯のり、装飾用洗剤に含まれる
【石油蒸留物】
潤滑油、ペットのダニノミ用製品や首輪、食器洗洗剤、エアゾールスプレー、などに含まれる。
【塩素】
食器洗洗剤、洗濯洗剤、台所用洗剤などに含まれる
塩素が含まれる物質は、アンモニア、便器洗浄剤または酢と混ざると致命的毒素ガスを発生。要注意！
【ベンゼン】
科学的光沢剤（表面洗剤、食器衣類洗剤、）として使用され、一般的に絨毯、バスマットなどに含まれる。
【ブチルセロソルブ】
窓用洗剤や多目的洗剤に含まれる
【フェノール】
消毒剤、抗菌剤、防腐剤、ニス除去剤、合成樹脂、ゴム接着剤などに含まれる
４，水道水
水道水は、バクテリアや寄生虫など有害なものを殺す処理がしてあるため安全のようですが注意が必要。微生物を殺す化学物質がかなり危険。安全で飲めるような日本の水道水も、浄水器を利用することが必要。ただし、適当な浄水器をつけるくらいならば、水道水の方が安全という数字も出ています。浄水器は吟味することも必要です。
また、歯磨き粉によくみられるフッ素は危険物。乳幼児健診ではかなりの率で塗られるようですが避けたい。またフッ素が入っていない歯磨き粉を選択してください。
５，食べ物
【肉類】
食べているその動物がどんな穀物を食べていたか？とても大切なこと。一般的にはかなりの率で農薬だらけの穀物を食べています。オメガ３とのバランスが崩れ、人体の炎症レベルを増加させることに。肉・卵・乳製品にも気を付けること。
【加工品】
水素化油の消費は、糖尿病、冠状静脈性心臓病、肥満と関係があることが多くの研究で指摘されてる。酸化した毒性油は、植物油、キャノーラ油、コーン油、大豆油、ヒマワリ油など。
加工食品に含まれる着色料は、ＡＤＨＤを含む障害と関係づけられている。加工糖も炎症の元。保存料も健康に影響を与えるでしょう。
〖解決法〗
・できる限り新鮮な自然食品を食べ、パッケージに入ったもの、できあいを避ける。
・高温加熱料理をする場合は、本物のバター、ココナツオイル、ピュアオリーブオイルのみを使用。
・できるだけ牧草で育てられた肉などを買う
・抗生剤や帆不問材を使用していない肉を買う
・いいものが手に入りにくい時はできるだけ薄切りの肉を買い毒性脂肪の摂取を減らす
６，くっつかない調理器具
これらの器具には、ぺルフルオルオクタン酸（PFOA）という合成化学物質が使用されており、これが石鹸のように滑りくっつかないという効果を出している。一度加熱されると、こうした調理器具は毒性ガスを出す温度にすぐに達する。ＰＦＤＡの危険性の動物実験では ↓
・臓器の重大な変化あり（脳、前立腺、肝臓、胸腺、腎臓に毒性が示された）
・これを浴びた子ネズミたちの死亡
・下垂体の変化
・ある臓器への腫瘍が関係あるとされた
くっつかない調理器具は、膵臓、肝臓、精巣、乳腺ガンの増加、流産、甲状腺異常、免疫システム衰弱、臓器軽量化などの関係が指摘されている。アルツハイマーなどの神経異常との相関関係も指摘されている。
〖解決策〗
できる限り、ステンレス、鉄などの調理器具を使う
７，貴金属
【アマルガムの詰め物】
歯の詰め物。これがあると臓器に水銀があることが分かった。水銀は地球上で2番目に毒性の高い要素。適切な処理が必要。
８，家庭用品
新しいじゅうたんや家具から放出される主な化学物質は、ホルムアルデヒド、ベンゼン、トルエン、キシレン。絨毯の繊維そのもの、裏のゴム、のり、染料、防カビ剤、防シミ加工が設置されていると3年間はこうしたガスを放出。
【家具】
ラミネート加工した木で作られた家具でも、非常に高いホルムアルデヒドを含む。子どもが吸う塵の中に入ってしまうので危険。
【器具】
コンピューター、乗り物の椅子、テレビ、枕やマット（ポリウレタン）に含まれる難燃剤。ホルモン、神経、肝臓の疾患につながる可能性がある。
９，カビ
間違いなく一番蔓延している神経系の病気はカビが原因。
多くの方はカビにさらされている。これは現代建築方式がカビを繁殖しやすい環境を作っているらしい。
○カビによる症状
・頭痛
・記憶力悪化
・見当識障害
・反射神経異常
・脳の浮腫またはこぶ
・発作
・感情的になりすぎる
・セロトニンの変化
・ボーっとする
・鬱
・躁鬱
・アルコールや薬の量が増える などなど
生物毒素はカビアレルギーではない。生物毒素の初めの症状は、朝のこわばり、ぼんやりする、疲れ、不眠、消化器系疾患があげられます。
〖解決法〗
・ゴミ捨て場は乾燥させカビの繁殖を防ぐ
・カビが家の中にあるようなら一度専門家に相談してどこにどのくらいあるか確認することも必要。
１０，英語表記の語尾 -cideの物質
-cideは、殺すという意味。殺虫剤、農薬、防カビ剤、殺菌剤、消毒などは、すべて毒性の高い化学物質。最も毎日さらされている毒性が高いもの。アメリカではマ二日12億ポンドの農薬が使用されているらしい。それが体内に取り込まれ蓄積されます。
農薬は現代では、人体への影響もわかっていて、がんや生殖器系疾患、神経系疾患など重大な病気との相関関係がある。特に子供には影響を受けやすい。パーキンソン病発症ともかかわっていると発表されています。
毎日を健やかに暮らすには、それぞれが自分の頭で考える力が必要になったと思います。情報社会になった今、江戸時代の1年分の情報を一日でこなしているらしい。その中で忘れてきていることが、自分の頭で考えて決断するという力。この情報もタカタ情報の一つです。これを読んだから実行しようではなくて、自分の生活と何がリンクし何が必要なのか？そうやって自分にとって必要なものを収取選択する力こそが生きる力になると信じています。
ここにはただ、情報をまとめました。
利便になった生活の中でも、體はずっと変わらずに機能をもって生きています。その体を自分らしく活かすために、自分の強みと課題をしっかりとらえていきたいものです。
大切なことは、得た情報を自分の豊かな生活へ返還させることです。
やるべきことに振り回されぬよう、是非ともじっくり考え取り組んでほしいと願っています。
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