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腸活 122

腸の洗浄剤として働く「フルーツ」は「食べ方」が大切

ヨーロッパを中心に世界中で話題となっている
「アダムスキー式腸活法」。
「食べ物が消化管を通過するスピード」に着目するという独自の腸活法が、日本人の間でも、健康に対する意識の高い人たちを中心に今注目を集めています。

メソッドの中でアダムスキー博士がとくに大事にしている考え方が、
「腸に『汚れ』をため込まないこと」です。
台所やお風呂のパイプが詰まったときには掃除をして汚れを落としますが、「同じように『消化管の汚れ』を取るためにも『洗浄剤』が必要なのだ」とアダムスキー博士は話しています。

そのために、最も効果的な洗浄剤の1つが「フルーツ」なのだそうです。
1日1回フルーツを食べ、「消化管の滑り」をよくして日常的に「腸の汚れ」をとると、「断食」や「糖質制限」といったつらい食事健康法をしなくても、体重をコントロールし、体調を整えることができるようになるといいます。

そんな「フルーツ」を食べるときにやりがちな、4つのNGについて解説します。

そもそも「アダムスキー式腸活法」というのは、食べ物を「消化管を下りてくるのが速い食品(ファスト)」と「遅い食品(スロー)」に分け、この2種類を同時に摂取しないことで「腸の詰まりを防ぐ」腸活法です。
通過のスピードの違う2種類の食べ物が同時に消化管の中を通ろうとすると、腸の中で「渋滞」が起こり、どちらの食べ物も「本来のペース」で進むことができなくなるのだそうです。

その結果、
「腸全体の流れ」が遅くなり、腸内で「腐敗」や「詰まり」が引き起こされる
と考えるのが、「アダムスキー式腸活法」です。

「フルーツ」が消化管を通過する「速度」

今回のテーマ「フルーツ」は、消化管を速く通過する「ファストの食品」です。ほかにも、「ヨーグルト」や「はちみつ」といった食材がこのカテゴリーに含まれます。
一方で、消化管を通過するスピードが遅い「スローの食品」には、「穀物(米や小麦粉)」「ナッツ」「豆」「肉」「魚」などがあります。
「フルーツ」を食べるときには、こうした「スローの食材」との組み合わせを避けるようにしましょう。

フルーツと組み合わせることの多い食材について「OK」と「NG」

【フルーツとの組み合わせOK】
★ファストの食品=消化管を速く通過する
→はちみつ、メープルシロップ、ヨーグルト、緑茶など

★ニュートラルの食品=「ファスト」とも「スロー」とも組み合わせられる
→チョコレート、牛乳、コーヒー、紅茶、スパイスなど

【フルーツとの組み合わせNG】
★スローの食品=消化管を通過するのに時間がかかる
→穀物(小麦・米など)、卵、チーズ、ナッツ、豆乳、肉、魚、野菜など

日本人がやりがちな「よくあるフルーツの食べ方」には、具体的にどんなものがあるのでしょうか?
やりがちな4つのNGの1つめは「小麦×フルーツ」

実はNG!おなじみの「パンにジャム」

【NGの組み合わせ1】「小麦×フルーツ」

「スローの食材」には小麦も含まれているので、「小麦×フルーツ」となる「フルーツジャムを塗ったパン」はNGとなってしまいます。
腸のためには、「フルーツジャム」は、「ヨーグルト(ファスト)」にかけて食べるほうがいいとアダムスキー腸活法では勧めています。

パンに何かを塗るのであれば、同じく「スローの食品」で作られた「ピーナツバター」や「クリームチーズ」、もしくは、「ニュートラルの食品」で作られた「チョコレートスプレッド」や「ミルクジャム」がおすすめです。「はちみつ」は「ファスト」なので、残念ながらパンに塗るのはNG。

また、ケーキやタルトには、基本的に小麦粉が使われているので、「フルーツタルト」や「フルーツケーキ」もNG。
「ケーキ」「タルト」「マフィン」「クッキー」など、「小麦粉で作られたスイーツ」を食べるときには、「チョコレート味」や「ナッツ味」のものを選ぶのがおすすめです。

【NGの組み合わせ2】「肉や魚×フルーツ」

焼き魚×レモンはさっぱりするけれど……
「小麦」だけでなく「肉」や「魚」も消化管を通過するのに時間のかかる「スローの食品」。
つまり、「焼き魚」に「レモンやすだち」「唐揚げ」に「レモン」、「生ハムメロン」はNGと。

腸活のことを考えるのであれば、「焼き魚」には「すだち」や「レモン」ではなく「大根おろし」がおすすめです。
大根は皮にたくさん「食物繊維」が含まれるので、皮ごとすりおろせばさらなる腸活効果まで期待できます。

ただし、「ファスト」と「スロー」を分けて食べても、お腹の中で混ざってしまっては結局意味がありません。
したがって、腸の詰まりを防ぐためには、「前に食べたもの」と「後から食べたもの」が、できるだけお腹の中で混ざらないように「食事のタイムスケジュールを組む」のが理想的です。

フルーツを食べるなら「食事」から4~5時間空ける

【NGの組み合わせ3】「食後のフルーツ」

ファストの食品』を食べるときには、『スローの食事』から4~5時間空けるとよい」とアダムスキー博士は話しています。
米や小麦などの穀物、肉、魚、野菜はスローなのでわたしたちの食事はだいたいが「スロー」。つまり「食後すぐのフルーツ」は、ほとんどの場合NGなのです。

フルーツを食べるのであれば、できるならば、昼食から5時間ほど空けた「17~18時ごろの遅めのおやつ」がベストのタイミングだとアダムスキー博士は話しています。

「チョコレート」は「ニュートラル」なので、「フルーツ入りのチョコレート」や「オレンジピールのチョコレートがけ」をおやつにするのもいいですね。「フルーツスムージー」や「フルーツ入りの飲むヨーグルト」も職場で飲みやすくておすすめです。

【NGの組み合わせ4】「朝食の米やパン×フルーツ」

「朝食」も睡眠により前の食事との間隔が空いているので、フルーツを取るのにいいタイミングです。もともと朝食の軽い方であれば、朝を「フルーツ✕ヨーグルト」にすれば、腸活効果抜群の朝食をとることができます。
ただし、朝食をしっかりと食べるタイプの人は、お米やパン、シリアルや卵といった「スローの食品」と「フルーツ」を組み合わせないように注意する必要があります。
朝食にフルーツを食べるときは、「ごはん」や「パン」ではなく、「バナナ」「りんご」「ヨーグルト」など食べ応えのある「ファストの食品」にすることで、満腹感を出すようにしてみてください。

「腸活はストレスなく続けることが大事」だとアダムスキー博士も話しています。朝はいつもどおりしっかりと食べ、夕方のフルーツを習慣にするなど、「自分にストレスのかからない腸活法」を探してみてください。

「アダムスキー式腸活法」では、「ファスト』の次の食事が『スロー』であれば、1時間半以上あいだを空けるように」といわれています。
例えば、17時にフルーツで「ファストのおやつ」を食べるのであれば「夕食」は18時半以降に取るようにすればいいのです。そんなに難しいことではありませんよね。朝7時にフルーツを食べたら、パンなど何か「スローの食品」を食べるときは8時半にすればいい、というわけです。

メソッドの仕組みを理解して「習慣化」すること

「アダムスキー式腸活法」を実践すると、「開始して数日で効果が現れはじめ、数カ月で体の中に『機能不全から永久に解放されるための基盤』が整う」とアダムスキー博士は話しています。

「腸の詰まり」からくる「便秘」や「肥満」「肌荒れ」、さらには「頭痛」や「不眠」「腰痛」といったさまざまな症状に対して、改善の効果が期待できるのだそうです。
食事健康法というのは、続けることで持続的な効果が得られるようになるものですが、数カ月というと、かなり長期間です。そのため、「継続しよう」と思ったら、メソッドの仕組みを理解し、無理なく自分のライフスタイルに取り入れて習慣化することが必要になります。

「腸の掃除」を日々実践することで、腸を清潔に保ち、「健康な体」と「体調不良に振り回されない生活」を手に入れるようにしてくださいね。


★追記
ダイエットを始めてスリムにはなってきたものの、風船みたいにお腹が膨らみオナラが止まらない。..と、相談に来られたアラフォー女性。
それまでやってたダイエット法が...
・朝は、白湯・りんご・ヨーグルト
・お昼は好きなものを食べる
・夜は炭酸水+生野菜とサラダチキン
・週3回の筋トレ
・間食にホエイプロテイン
これらをはじめてから、体重に変化が出てきたのですが...
お腹が風船みたいに膨らんで朝はしぼんでる、の繰り返し。

実は、日本人の5人に1人が過敏性腸症候群IBSという報告もあるぐらい腸疾患が増えてます。

【原因として有名なのは】
•自律神経の乱れ
•食事
•ストレス(緊張)

【対策は】
低FODMAP食が一番しられています。
・・・・・・・・・
*FODMAPとは(AIより)
FODMAP(フォドマップ)は、特定の炭水化物のグループを指す略語であり、特に消化管に対する影響が大きいとされています。FODMAPは以下の炭水化物を指します:

  1. フェルメント可能オリゴ、ディ、モノサッカライドおよびポリオール(Fermentable Oligosaccharides, Disaccharides, Monosaccharides, and Polyols):

    • オリゴサッカライド(Oligosaccharides):小麦、ライ麦、玉ねぎ、ニンニクなどに含まれるフラクトオリゴ糖(フラクタン)とガラクトオリゴ糖(ガラクタン)が含まれます。

    • ディサッカライド(Disaccharides):ラクトースが含まれます。ラクトースは牛乳や乳製品に多く含まれています。

    • モノサッカライド(Monosaccharides):フルクトースが含まれます。フルクトースは果物や一部の野菜に含まれています。

    • ポリオール(Polyols):ソルビトール、マンニトール、キシリトールなどの甘味料や、特定の果物に含まれています。

FODMAPは、消化管の問題を抱える人々にとって問題がある可能性があります。これは、一部の人々がこれらの炭水化物を消化するのが難しいためです。FODMAPを多く含む食品を摂取すると、腸内で水分が増加し、発酵されてガスが発生し、腸内の状態が変化する可能性があります。
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特に、過敏性腸症候群(IBS)やその他の消化器系の問題を抱える人々にとって、FODMAPを制限することが症状の管理に役立つ場合があります。専門家の指導のもとで、適切なFODMAPダイエットを行うことが重要です。


上記の女性のトラブルの原因は

「りんごとヨーグルト」
「ホエイプロテイン」
でした。

りんごとヨーグルトの落とし穴


りんごは、エチレンガスを多量に放出する果物で、食べ方によっては腸詰まりの原因になるのです。
また、乳製品には、ラクトース(乳糖)と呼ばれる糖質が含まれます。多くの人はこの糖質の消化酵素(ラクターゼ)を十分にもっていないため腹部膨満やガスの発生し、便秘などのトラブルを引き起こす要因にもなるのです。
どちらもガスを発生させ、特にリンゴペクチンが腸の中で大きく膨らみ、ホエイプロテインも追加され、消化できずにガスでお腹がパンパンに張っていたんですね。
おまけに生野菜とサラダチキンで、消化の際に追い討ちをかけるようにガス大量発生、消化不良で便秘になってた。

【改善策】

・食事を和食に変えて、3食摂る
・プロテインはソイ(大豆)に
・腸活ヨガ
・デトックス呼吸法
・カウンセリングで心のケア

これらで約1ヶ月でガス腹解消。6ヶ月ほどで理想の体型に近づけてます。
自己流は事故るってホント。
いろいろな考え方があります。
大切なのは自分に合った方法を見つけることです。
そしてちゃんとした知識も必要になりますね。

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