想いが実現化するプロセス

「家が建つ」時に、どんなプロセスを踏むか考えてみましょう。まず自身で「家を建てたい」と自覚すらしない段階です。しかし、想念の世界である幽世では、この段階ですでに家が建ちます。これが「幽の幽」であり、素戔嗚大神(スサノオノオオカミ)が治める世界です。次に、自身の頭の中で具体的なイメージを持って家の様子を思い浮かべ、はっきりと家を建てたいという意志を持つようになります。これが「幽の顕」といい大国主大神が治める世界です。ここまでは、目に見えない頭の中、いわば幽世で行われるプロセスになります。
そして、具体的に家の設計図などを書き起こして可視化をしていていく作業は顕世で行われますから、「顕の幽」で天之御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)が治める世界です。そして、実際に家を建築することで、顕世に実体として現れるので、「顕の顕」という段階になり皇御孫命(スメミマノミコト)、つまり、天皇が治める世界です。すべての物事が実現するには、このプ4つのプロセスを経て物事が現実化していきます。すべての事柄に神様の力が及ばないことはないのです。霊界は、想念の世界です。

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