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 父の日、97歳の父を訪問。認知症です。

「あんたは、中人か?」と、何となく私が分るようです。次の言葉は、「今日は、東京からか」「学校に行かんでいいか」「おばあちゃんは、どこだ」と、ずっと自分の世界です。

 でも、お茶やお菓子を進める、「良かったね」との相槌には、いつもある言葉を言ってくれます。「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」…。

 自分も行く道。私こそ「ありがとう」です。

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