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M-1グランプリ2022 パート2

天心が三組目を引いたのは、敗者復活のくじ。
すると会場外の敗者復活会場にカメラが切り替わりました。
今ちゃんが読み上げた名前は・・・、オズワルドでした。

・オズワルド

ネタは明晰夢。敗者復活と同じネタですので、
こちらの記事に感想を書いてるので、こちらもよかったら。

M-1観覧の人と審査員で敗者復活も見てる人って
どのぐらいいるのかなって思いますが、大吉先生は見てたみたい。
一応ネタの本筋は変わらないけど、細かい所の修正はありましたね。

ただ敗者復活の自虐のツカミだったり、ネタ中盤の
夢だったらストレートで決勝出て、優勝してるわ!」っていう
箇所で結構ウケてたので、復活したからそこをカットした結果、
序盤で爆発しなくて、ネタの入りがスロースタートと見られたかな。

オズワルドのネタって、展開キッチリ積み上げていくタイプで、
スロースタートになりやすいネタの作りではあるんですけど、
畠中のサイコパスな異常性を
一早くお客さんにわからすかがカギ
だと思ってて、
去年の1stラウンドのネタの入りの「俺友達いなかったわ」って
ツカミの秒数がオズワルドの理想だと思うんですよね。

今回はそれが無かったのが点数に響いたと思います。

あとはナイツ塙の「夢って題材だから広すぎて、
話の焦点が絞りづらい
」みたいな話が印象的なのと、
邦ちゃんが「本当に面白かったです!」って言ってて
87点なのが面白かったです。目が離せないぜ。

本当は去年獲るのがネタのストック的にも
ベストタイミングだったんですけどね。
今年もでしたけど、来年からがよりオズワルドが
麒麟が歩いたM-1の茨の道を歩む
んだなと思いました。

カベポスターが下がっていくのを見て、笑神籤の怖さを見ながら
天心が4番目を引いたのが・・・。ロングコートダディ!
前半に見たかった人が固まるなーって思いました。

・ロングコートダディ

ネタは世界のマラソン大会。

前年、38マイク全無視のほぼコントを見せたロコディ
どこまで修正したのかそこも見どころでした。

せりあがってきて、出ていく前に堂前の背中を叩く兎
兎のお腹を触る堂前に少しほっこり。

世界のマラソン大会にはいろんな奴がいるという設定で、
走り方おかしい奴を交互にボケ合う大喜利漫才。
導入の部分から兎の表情だけで、笑いが生まれるホーム感。
前年の「肉うどん」の表情がまだ観客の心の中に残ってる。

今回は前後に動いて、一人は38マイクの前についてたので、
漫才のスタイルぽくは成立してたので、修正してたなと。
どんどん発想を飛ばしていって、最後は伏線回収で爆発。
キッチリ組み立てられたネタでしたし、客席がちゃんと爆笑したのが、
このネタだったので、高得点につながったと思います。

ここで残念ながらカベポスターが敗退。残念無念。

邦ちゃんも94点と高得点つけて「オズワルド残念」みたいな
ニュアンスの事を言ってしまい、どんだけ無意識に
カベポスターを切り刻むんやと思ってたら
、敗者コメントで
永見が「邦子さん、僕らの事忘れてましたよね!」と
半分以上本気だったろう怒りコメントが飛び出して、
お、一矢報いたぞ!って思いました(笑)

カベポスターはM-1終わりの反省会や打ち上げ配信でも
みんな言ってましたけど、ただただ順番だけ。
後半だったら邦ちゃんの点数付けも修正が効いてて
本番中に点数基準修正するのはホンマはアカンけど笑
順位は確実に上だったと思うので、来年またストレートで
決勝に上がってきて欲しいなと思いました。

次は五組目、まだまだ続きますが、続きはパート3で。

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