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【DQW謎考察】ドラクエ世界と現実はなぜ交わったか

現実世界に転生してきたDQモンスターたち

ドラクエのフィールドに、富士山と東京タワー。このビジュアルがすべてを物語っていますね。ドラクエウォークはシリーズ中でも異色な「現実世界への異世界転生」がテーマなんです。

公式のPVでも、ドラクエ世界と現実世界の「化学反応」を前面に押し出していますね。非常にインパクト大です。

だけど描かれない物語

でもゲーム中のメインストーリーでは、転生者たちの事情が一切描かれません。マップが現実の地図なだけの、いつものドラクエです。少し物足りないとは思いませんか?プレイヤーの想像力を邪魔しないため、あえてそうしたんでしょうか。主人公にセリフを言わせない伝統のあるドラクエですから。

ドラクエも2020年で34周年です。その間に、日本でのRPGを取り巻く環境も大きく変化しました。本来は「プレイヤーに自由に想像してもらうため」主人公にセリフを言わせなかったのに、いつの間にか表面だけに囚われて「RPGの主人公は、しゃべらないのがお約束」になってしまってませんか?

だからその対極として、ムービーで主人公が勝手にしゃべりまくるFFなんかが出てきたんじゃないかと思います。もうRPGとは別の何かです。

RPGとはいったい…うごごご!!

いま、RPGをプレイしながら脳内で豊かな想像を巡らす人って、どれだけいるでしょうか。攻略とやり込みだけがすべてになってしまった、退屈な作業の繰り返しに堕してしまってはいないでしょうか。

「自由に想像してください」と言われても、妄想するためのリソース自体が質も量も両方不足していたり「公式設定からの逸脱」がタブー視されてて、自由な発想が邪魔されてはいないでしょうか。

・プレイヤーがキャラクターになりきって、セリフやビジュアルを想像する
・その想像が即座に、他のプレイヤーに共有される
・想像をテキストやビジュアル、ボイスなどで伝えるためのサポート機能や、創作スキルを持たない人向けの作成代行サービスがある

私の考える「RPGの構成要素」は、この3つです。

ドラクエにはまだ「使命」がある

日本でのこうした現状を憂いた誰かが、RPGに新たな想像力を吹き込む目的で、何かに願った。その結果、二つの世界は交わった。あるいは異世界側に何らかの相応の事情があったのでしょうか。

これが私の結論です。ドラクエは日本にRPGを広めたが、技術的な制約から本質とは違う形で定着してしまった。その誤解を解き、RPGの常識をアップデートするのが「有名タイトルを扱う者の責務」ではないでしょうか。

では、具体的にはどんなチカラが二つの世界を結びつけたのでしょうか?

(コロプラとスクウェア・エニックスの間でどんなやりとりがあったのか、ドキュメンタリー漫画で読んでみたくもありますが。ここでは、異世界側の視点から考えてみます)

そのヒントは、意外なところにありました。

さあ、願いを言え

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コレは何でしょうか。画面右下の、見覚えのあるアレ。

そう、7つ集めると願いが叶うアレを探すためのアイテムですね。たぶん、その技術を応用したソレです。コレで居場所を探知できるはぐれメタルっていったい何者でしょうか。

漫画「ダイの大冒険」に出てきた、あるマスコットキャラを連想させます。

「さあ、願いを言え」

ある異世界で。彼らの目的のため、ドラゴンオーブ(仮)を集めた者たちが「ドラクエ世界まるごとの、異世界への転生」を願います。

あるいは、別の願いが「日本人のよく知るドラクエの具現化」の形で叶えられたのかもしれません。そして、役目を終えたドラゴンオーブは無数に飛び散り、不定形のうごめく液体金属と化した。その破片がはぐれメタル。

そんな独自設定のコミカライズがあったら、面白そうですね。

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RPGなら、異種族混成パーティは当たり前。氷河期世代も障害者も、難民でもLGBTでもそれぞれ居場所がある。ファンタジーと現実の垣根を取り払う小説「悪い夢はネカ魔女がMODりますの」連載中です。