【2022DJVJアドベントカレンダー】NovelAI DiffusionでVJソフト擬人化してみた #DJVJアドベントカレンダー
※本記事は「DJ&VJ Advent Calendar 2022」向けの寄稿記事です。
こんにちは。初めましてのひとは初めまして。
記事を書かせていただきます。普段福島や北関東、あとはインターネット配信などでDJとVJをしているINOMUSICA(いのむじか)と申します。
最近AIイラストが流行ってるのでNovel AI Diffusionとかをいじってるのですが、VJソフトを擬人化したらVJソフトそのもののキャラクター性ともなんとなく一致して面白い感じになりました。VJソフト難しい!うまく動作しない!ってこともあるんですが擬人化してしまえば愛着がわくかも・・・
ってことで各ソフトの紹介を擬人化してお伝えします。
普通の紹介は以下の記事で。
キャラの作り方の概要
・NovelAIに元素法典のネガティブプロンプトをあらかじめ入れておきます。
・Novel AI Diffusionに各VJソフトのロゴを読み込ませて「girl,Headphones」をプロンプトとして入力。最初に生成できた女の子を元にその特徴を言語化。
それをNovelAIに再入力してキャラクターを生成。
・必要に応じてGIMP等でエフェクトかける。
この使い方を応用すると人物じゃないものから人物を生成できたりします。
商用利用となるといろいろ問題点はありますがオリジナルキャラや擬人化キャラのキャラデザにとっかかるうえでのアイデアを得るくらいの補助的な使い方はできるかと思います。地元の名所の写真や愛車などいろんなものを擬人化できます。
例としてDDJ-400を擬人化してみます。
なんやかんやでこんな感じになります。
あとはこういうのにキャラ設定を妄想で入れてVJソフトの性質とこじつけていきます。
ってことで、VJソフトのアイコンを読んでLet’s 擬人化!
①VDMX
キャラ設定
・金髪ジト目幼女。
・帰国子女の天才。海外の大学を飛び級で卒業。研究漬けで普通の生活を送ってこなかったため世間知らずなところがある。
・わがまま。普段の生活はだらしないのでちゃんと指導してあげる必要がある。
解説
・金髪幼女。→帰国子女。海外製のソフトなので海外のTipsが豊富。UIも英語。英語読めないと使うのに苦戦するかも・・・
・世間知らずなので教え込まないと思った通りに動かない。可能性を秘めていますが育て方次第では暴走する。
・ジト目なので天才っぽい。→機能はいろいろ多い。
・体躯が小さい→小さいPCであるMacbookで動かせるしカスタマイズ次第ではナノコンだけで操作が可能。
・この絵でもMacのPC使ってますがMacのPCでしか動きません。
・手なづけるのは大変だが天才なのでなんでもできるようになる。
・ぐうたら→BPM検知などがついているためいろんなものを自動化でき、AutoでVJできる可能性が一番高いソフトでもある。
Macbook限定ですが多機能で非常にできることが多いソフトです。
VDMX使ってる人が10人いれば10人画面が違う・・・くらい各機能のカスタマイズが複雑にできます。
その反面最初に起動したときにオープンワールドのRPGに放り出されたような「何をしていいかわからない状態」にもなりやすくとっつきにくいところもあるので、ほかのVJソフトに慣れている人や動画や記事を通していろんな機能を理解できる人におすすめできる一方、難解なところもあります。
(ただしこの記事を執筆している2022年時点でドル高なため、ちょっとお値段は張ります・・・)実は1つ買うと3ライセンスついてきます。
②Resolume
設定
・緑髪美人アイドル系。ちょっとCyberな雰囲気も。
・天才に見えるが実は努力派型。その日の演目について真面目に予習してくる。
・クラブでのVJだけでなくアイドルや演劇などマルチに活動している。
・見た目に反して結構大食い。そしてドジっ子。
・VDMXちゃんをライバル視しつつも尊敬している。
解説
・アイドル→世界中のVJに一番使われているVJソフトといろんなサイトで書いてある(が本当かどうかは不明。)ちなみにライブ等での活躍が多いと言われている。
・美人→エフェクトが綺麗に出せる。
・サイバーな雰囲気→ソフトがサイバーなUI。
・ダンスが得意→BPMに沿った表現を主に得意とする。。
・ライブ/演劇→ライブや演劇における活躍も可能。Arenaに限りプロジェクションマッピングも可能。
・努力派→現段階で一番アップデートされてるソフト。
・真面目に予習してくる→使う素材の事前エンコード・ジャンルに合わせた素材登録が推奨されている。
・大食い→PCスペックがそれなりに必要。
・ドジっ子。→アップデートによりやや実験的な新機能が搭載されることもありやや不安定なVerあり。事前に準備してない素材(DXVやhapなどに変換していない素材)の読み込みなどもやや苦手。
最近使用者が増えているVJソフトで、わたしのブログでもTipsをいくつかあげています。
WindowsでもMacでも動かせるソフトでライセンス移行に関しても公式サイトからできるなどしやすいです。
素材を大量に読み込むと重かったり、ステップシーケンサー(拍に合わせて素材を切り替える)の作り方が面倒だったり、画面のカスタマイズ性がVDMXより低かったり、あと特殊なエンコードしている素材以外は重かったりとクセはあります。
エフェクトを使ってきれいなVJしたい、とかBPMと素材のBPMを合わせて踊れるVJがしたい、素材はほかの人と同じだけど一風変わったVJしたいという人におすすめです。
UIの難しさはVDMXとGrandVJの間くらいですが説明されれば分かりやすい方かと思います。
2022年現在、少ない素材でもアイデア次第で様々な絵が出せる、レイヤー構成によるVJの基礎を理解しやすい、などの観点から最初にいじるVJソフトとしておすすめです。
③Grand VJ
キャラ設定
・VJ歴が長い清楚おっとり系お姉さん。初対面の人と誰とでも仲良くなれる優しい先輩。
・VJの先輩としていろいろ教えてくれる。
・趣味はスポーツと写真撮影。
・AfterEffects等を使いこなし動画作成も行っている。
・普段の生活はしっかりしている。
・Resolumeと同様に大食い。
・器用ではないが誠実。
解説
・VJ歴が長い→Resolume等に比べて昔から使ってる人が多い。
・いろいろ教えてくれる→日本語の解説動画が結構ある
・優しい/誰とでも仲良くなれる→→UIが分かりやすく使いやすい
・スポーツ/しっかりしている→MIDIコン等で音ゲーのようにプレイするフィジカルなプレイを求められる。自動化するのはやや難しい。
・写真撮影→再生できる形式が広いため撮影した動画や写真を即座に運用するプレイに向いている。
・動画作成→AfterEffects等で頻繁に動画を作成して投影したい人に向いている。(Resolumeより多くの動画を扱える)
・大食い→PCスペックを要する
・器用ではないが誠実→機能はあまりないですが動画を読み込んでVJするという動作に関して誠実に対応できる仕様のソフトだと思います。
昔から使ってる人が多いので基本的な機能が充実していたり、動画を再生して重ねるということに関してはかなり強いソフトです。
UIもわかりやすいので初心者や交代操作にも向いています。できることはResolumeよりは少なめな印象です。
注意としてMacのM1以降ではうまく動かないと言われています。
どのソフトにも言えることですが無料版があるので試してから購入しましょう。
④VirtualDJ
キャラ設定
・音楽が大好きで元は歌手を志していた。軸足を置いているのはDJだがVJとして参加することもある。
・おしゃれ大好きでいろんな服を持っている。
・実はオタク女子であり、アニメやアイドルなどが大好き。
・背が小さく先輩VJみんなから可愛がられる後輩ポジション。よく先輩と飲みに行っては泥酔した先輩の介抱をまかされている。やや小食。
・誰とでも仲良くなれる。
解説
・元は歌手を志していた/DJをすることがある→そもそもがこのソフトはDJ用に作られたソフトである。もちろんDJ用にも使える。
・オタク女子→アニクラでの使用率が高い。
・おしゃれ大好き→いろんなスキンで見た目を変えられます。
・背が小さい。やや小食→ゲーミングノート以外の高性能じゃないPCでも動かすことができる。
・誰とでも仲良くなれる→アニクラ界隈での使用率が高くとっつきやすいソフト。また、動画の対応形式も多い。
・先輩VJとよく飲みに行く→ほかのVJソフトと連携ができる。(Spout/Syphon)
・泥酔した先輩の介抱を任されている→ほかのソフトが重くて落とさざるを得ないときVirtualDJ単体で起動して乗り越えることがある。
アニクラでのリップシンク(タイミング合わせ)に特化したソフトです。
アニクラVJであればまずはこれといわれるくらいの定番ソフトとも言えます。
そもそもDJソフトなのでエフェクト等はあまりありませんがマッピングが自由だったりするので運用によっては化ける要素もあります。
他の3ソフトがGPU付のPC(ゲーミングノート)での動作を前提としていますが、ある程度のスペックのPCでVirtualDJは動かせます。
ということで現在使われている主要VJソフト4つを擬人化してみました。
解釈違いもあるかもですが自分の使ってるVJソフト、ぜひかわいがってみてください。
ちょっと変わった記事になりましたが、 #DJVJアドベントカレンダー 5日担当、INOMUSICAでした!
去年およびおととしの記事はこちら。
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