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コント・ オブ・ コントロール

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自作のコント集です。
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2014年4月の記事一覧

お確かめください

「1820円になります」
「あー……1万円札しかない……これで」
「1万円お預かりします。大きいほう1000、2000、3000、4000、お確かめください」
「え」
「お確かめください」
「いや足りないでしょ」
「お確かめください」
「だから足りないでしょ、1000、2000、3000…5000円札…!?」
「8000円になります」
「えっなにこれ」
「お後、180円になります」
「ねぇなにこれ

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どうみても自殺

「あー」
「あーですね」
「自殺だな」
「自殺ですね」
「どうみても自殺だな」
「どうみても自殺ですね」
「じゃぁ行くか」
「待ってください警部」
「どうした」
「HDDレコーダーが録画をはじめています」
「それがどうした」
「これから自殺しようとする人間が、録画予約をするものでしょうか……?」
「……」
「……」
「毎週で録画予約している番組なんじゃないのか」
「なるほど、それもそうですね」

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ほのめかす供述

「へー、取調室って、テレビで観たのよりキレイなのね」
「さぁ、旦那をどうしたのか教えてもらうか」
「あら、探してほしいのはこっちよ」
「どうだか」
「もう1週間も連絡が取れなくって、心配で心配で、腰もちょっとくびれちゃったわ」
「どうだか」
「ところで刑事さん」
「なんだ」
「ここの窓から見えるあの山、あそこには底なし沼があるんですって。何を入れてもすっぽり飲み込んでしまうって話よ。その噂を聞きつ

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「池上彰が密室殺人事件をわかりやすく解説!」

池上彰「さて、みなさんにお集まりいただいたのは他でもありません。」

「池上彰が密室殺人事件をわかりやすく解説!」

池上彰「今回の事件のポイントを3つにまとめてみました」

高橋英樹「すいません」
池上彰「はい、なんでしょう」
高橋英樹「なんで犯人は事件を起こしたのか?は考えないんですか?」
池上彰「動機の話ですね。なぜ犯行を犯したのか。これは結局、犯人に聞いてみないとわからないんですね。例えば

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辞表を受け取ってください

「社長、これを受け取ってください」
「なんだねこれは」
「辞表です」
「…ふむ」
「…」
「これは受け取れないな」
「どうしてですか」
「確かに、君は先期のプロジェクトでは大きなマイナスを出したかもしれない。しかし君は我社にとって必要な人材だ。一度のミスで辞めてもらっては…」
「ではこれを」
「なんだねこれは」
「辞表です」
「話しを聞いていたかね」
「ではこれを見ててください」
「…!…辞表が消

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名前を出さないで

「「はいどうもー」」
「プール行きたい」
「季節感ゼロの出だしですけど」
「プール行きたいんだもん」
「真冬ですよ」
「温水だよ!」
「でしょうけど」
「ぬくみずじゃないぞ」
「でしょうけど」
「あれ、プール、知ってる?」
「そこまでスタートライン後ろじゃないです」
「てっきり」
「体育の授業でやったりしたでしょ」
「一緒だ!俺も義務教育受けてた」
「義務だからね」
「パンツ隠されたり」
「そんな

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これは関係ないかもしれませんが

「他になにか気がつかれたことはありませんか」
「他に…と申されましても……」
「一見、事件とは関係なさそうな出来事が、解決の糸口になることが往々としてあるのです。どんな些細な事でも構いません。なにか気がつかれことはありませんか」
「これは……関係ないかもしれませんが……」
「構いません。どうぞおっしゃってください」
「あの日、旦那様は広間の大時計を気にしておられました」
「ほう」
「どうされたので

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