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ぼくが熱海復興支援チャリティーをする理由

2021年7月3日午前10時半ごろに
静岡県熱海市伊豆山地区の逢初川で発生した
大規模土砂災害の復旧支援のためにチャリティーを企画しました、
「えすさん」こと、
株式会社イノバティーボ代表取締役の岡本しょうじと申します。

普段は会社員をしながら、
副業で立ち上げた会社では
肌に優しく洗いごこちにこだわった
ボディタオルの企画販売を行っています。

今回、熱海の土砂災害復興支援のために
チャリティーをすることにしました。
それにはいろいろな偶然が重なったのです。

正直なところ、ぼくはつい最近まで
熱海という場所とは何の繋がりもありませんでした。
関西で生まれ育ったぼくにとっては、
熱海は関東方面の人たちが行く観光地というイメージであり、
きっと温泉とかあって楽しい場所なんだろうな、
いつか浴衣姿で街を歩いて射的でもできたら楽しいのかな
くらいにしか思っていませんでした。

そんなぼくがなぜ熱海を支援しようとしているのか。
ここまでに起こった出来事を
単なる偶然と感じるか、あるいは何かの導きと感じるか。
どう考えるかによって行動は変わってきます。

ちょっと不思議な出来事だったのですが、
これからそのお話をさせていただきます。

きっかけ

ことの始まりは、大量に手元に残っているボディタオルの在庫でした。
開発の最終段階で、商品として製造した際にできた規格外品です。
このまま商品として出してもいいけれど、
サイズ感や色合いが少し気になる。
そんな製品在庫をどうしようか悩んでいました。

廃棄する?
でも、この製品は植物由来の素材を使った
環境にも優しいボディタオルとして開発したのに、
廃棄なんてしたら環境によくないし…。

訳アリ商品として安く販売する?
いや、新商品として製品登録したり宣伝したりするのは結構大変。
売れなければ在庫期間が長くなるだけだし…。

友だちにタダであげる?
いや、俺、そんなに友だちいないし…(笑)

どうやっても費用は掛かるし、途方に暮れていました。

スタエフからの人との繋がり

ぼくは、stand.fm(以下、スタエフと略します)という
音声配信SNSをやっていましたが、
それほど積極的に利用していたわけではありませんでした。

それでもスタエフを通じて、
オンライン、オフラインに関わらず
たくさんの人と知り合うことができました。

そこで、スタエフで繋がった方々に
このボディタオルの有効利用をお願いしてみたのです。

たとえば、老人介護施設に知り合いがおられる方がいれば
無料でまとめて送るので使っていただけませんかとか、

アメニティとして無料で配っていただけるように
ホテルや旅館などを経営している方を
紹介していただけませんかという感じで
もうダメもとで声を挙げてみたのです。

すると、複数の方からある方をご紹介いただきました。

スタエフをしておられる方の間では比較的有名な方で、
「ちゃ~さんFM」というチャンネル名で配信をしておられる
「ちゃ~べん」さんという方でした。

ちゃ~べんさんは熱海の旅館等に必要な資材を
納入するお仕事をしておられる方で、
ホテルや旅館を紹介してくれるのではないか
ということでした。

さっそく、ちゃ~べんさんのチャンネルを拝聴してみると、
「ぶっちゃけ熱海」というリアルなラジオ番組の
パーソナリティーもされている熱海界隈では有名な方
ということがわかりました。

聞けば、ご両親は元々奈良県吉野郡で、
吉野杉から作られる割り箸を販売するお仕事をしておられたとか。
そこから全国の旅館などに割りばしを提供しつつ、
旅館やホテルに必要な資材を
熱海で販売するようになられたということでした。

ぼくも奈良県出身だったので、
この話を聞いて急にちゃ~べんさんに親近感が湧いてきました。

さらに、東日本大震災の復興支援活動も
積極的に取り組んでおられることがわかりました。

ぼくの経験

ここで、ふと思ったのです。
ぼくは学生時代を神戸で過ごし、就職をして下宿を引き払った3年後に
あの神戸の地震が起きました。
ぼくが住んでいた下宿のアパートは完全に崩壊し、
火災も発生して、その場所で3人の学生さんが亡くなられたと知りました。

地震からしばらくして、阪神電車が青木駅まで動くようになったころ、
ぼくは支援物資をリュックに詰めて
青木駅から歩いて下宿していた六甲の町を通って
三宮の神戸市役所まで物資を届けに行きました。
その時、学生時代の想い出の場所はことごとく姿を変え、
ありえない光景を目にしました。

それ以来、日本に限らず、世界中で地震の被害が出るたびに
できる範囲で義援金を送ったり、被災地へ寄付をするようになりました。

だから、ちゃ~べんさんの震災復興活動に共感し、
それならぼくのボディタオルを震災復興に
役立ててもらえるんじゃないかと思いました。

ボディタオル自体を震災復興に使う用途というのはほとんどないですが、
これを販売して、収益金を復興支援活動に役立ててもらうことなら
できそうです。

さっそくちゃ~べんさんに相談したところ、趣旨をご理解いただきました。
それで、具体的にどうしていこうか、という話を始めようとしていた矢先に
熱海で土砂災害が起こったのです。

これまでのぼくが経験した地震、
たまたま残っていたボディタオルの在庫、
何気なく始めたスタエフ、
そこで出会ったたくさんの人たち、
そして繋がった熱海を心から愛するちゃ~べんさん。
その矢先に熱海を襲った土砂災害。

ぼくは何かに導かれるようにここまで来たような気がしました。
これはきっと、
熱海の復興に力を貸すようにということなんだなと理解しました。

そして、ぼくができること

これは単なる偶然だったのでしょうか。
そう思っていたら、ぼくはせいぜい
ふるさと納税で熱海市にささやかながら寄付をしていただけでしょう。

でも、これは何かのサインだと思うことで、
今回の行動になりました。
ぼくひとりでは大したことはできないけど、
ぼくの活動に共感してくださる方がたくさん集まると
大きな力になると思います。

熱海支援ボディタオルは1本2,000円(送料・税込み)で発売します。
送料を除いた収益金は全て熱海市もしくは
熱海の災害復興活動に役立てられるように寄付します。

ひとりで対応しないといけないこともあり、
購入受付は2021/8/9(月)~15(日)の期間限定
数量は50本限定で行わせていただきます。

購入お申し込みフォームへのリンクは
購入受付開始以降にここに貼りますので、
ご興味おありの方は後日お越しください。

チャリティー概要

チャリティー企画
「ボディタオルで熱海を支援しよう」

概要: 
Amazonで4,300円(送料・税込み)で発売中の「肌麗羅(きれえら)ボディタオル Extra Soft」の規格外品を「熱海支援ボディタオル」として販売。
その収益金を熱海の復興支援金として寄付。

購入申込受付期間: 
2021/8/9(月)~15(日)

予定販売数量: 
50本(売り切れ次第、申込受付終了となります。)

販売価格: 
2,000円(送料・税込み)

その他: 商品の発送は申込受付後1か月程度かかると見込まれます。
ご了承ください。

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サポートという形で応援していただけると励みになります。ライターとして、ボディタオルプロデューサーとしての活動に活用させていただきます。(^_−)−☆