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久比にくびったけになった件 / 大崎下島を冒険して (なるる)#Season2

7月25日。記念すべき第一回目のフィールドワークでは、大崎下島を冒険してきました。フィールドワークでは、U-18の「やってみたいかも?」をみつけるために、全6地域を冒険し、その未来をつくるアイデアを考えることに挑みます!

このnoteでは、
1・どんな地域に行ったのか?
2・どんな人に出会ったのか?
3・U-18のシェアで感じたこと!
を書いていきたいと思います。

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(ナビゲータさんお手製のマップ!まるでテレビのロケのようでした笑)

今回の冒険先、大崎下島は、そして、その大崎下島にある久比(くび)という地域に伺いました!!

広島県と愛媛県の間、瀬戸内海に浮かんでいます。
そして、その大崎下島にある久比(くび)という地域に伺いました!!


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結構、東京から遠そう。そんなことを思いましたが、意外と6時間ほどで行けてしまうらしいです。個人的には、近い!と思ってしまう距離でした。
久比は、現在の人口が約460名ほど、高齢化率も高い地域だそうです。

主産業は、柑橘栽培!
広島県といえばレモンが有名ですが、大崎下島でも山の斜面を利用して柑橘栽培を行っています!

さらに、島にはみんなのアイドル、「ヤギのゆきちゃん」もいます!画面の前で、思わず可愛いの声が出てしまいました。

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(ヤギのゆきちゃん。もぐもぐ、美味しそうに食べてますね〜!)


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地域を案内してくれるナビゲーターの、福崎 陸央さん、福島 大悟さんと、地域で活動をしてるローカル・プレイヤーの更科 安春さんに出会いました!

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(左から、福崎さん、福島さん、更科さんです!よろしくお願いします!)

福崎さん、福島さん、更科さんは、一般社団法人まめなのメンバーです。
一般社団法人まめなのホームページです!!

インタビューは、更科さんのまめなと出会うきっかけを話すところから始まりました。

大学卒業後、更科さんは印刷業、アパレルなど様々な職種を体験していました。忙しい日々を過ごされる中、更科さんのお母さまが体調を崩され、3年間の在宅介護を経験されたそうです。

介護をやりながら、考えていたのは、介護という概念の変革でした。

人々が最後まで自分の活力で生きていける社会なら、介護という考えもなくなる社会になるのではないか」

更科さんの中には、漠然と日本の高齢社会に対応するための未来が描かれていきました。

そんなある日、とある縁で久比を訪れた更科さんは、久比で活き活きと生活する高齢者の方々に出会います。

「ここなら、自分の描いた未来を実現できる場所になるかもしれない」

そう考えた更科さんは、一般社団法人まめなに入社し、大崎下島で活動することを決めます。

まめなのモットーを、更科さん含む三名はこのように仰っていました。

暮らしを自分たちの手で取り戻す

災害やコロナ、予期せぬ出来事に対応することができない。もしかしたら、私たちは今の生活の便利さに甘えてしまっているのかもしれない。

それなら、本来の私たちの暮らしを、便利さに頼りすぎない私たちの暮らしを、私たちの手で取り戻す。

そのために、五感の重要性を教えてくれました。触覚味覚嗅覚聴覚視覚。それらを研ぎ澄ませ自らの感性を養っていくことで、徐々に人間本来の感覚を呼び起こし、暮らしを自分たちの手で取り戻していくことができる、とのことでした。

更科さんは、これから若い人が活動できる場を久比につくっていきたいと語ります。

若い人の元気・活力は、高齢者の元気・活力の源に

若い人を地域に呼ぶこと、五感を研ぎ澄ませることで、更科さんの「人々が最後まで自分の活力で生きていける社会なら、介護という考えもなくなる社会」という未来の実現に着々と歩みを進めていくことができるのだと思います。


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インタビューで、地域のこと、ローカル・プレイヤーの活動のこと、を知った上で、自分たちの考える未来をワークショップで考えていきます。

今回の地域は、介護、高齢者、地域など、切り口が多く、U-18がどのようなところに「やってみたいかも?」「ワクワク」を見つけるのか、とても興味がありました。

ある大学生メンターは、チームでのワークショップをこのように振り返ってくれました。

それぞれの興味関心がある分野を融合してアイデアを練る姿に感銘を受けました!自分の考えを持ちながら、相手の考えも尊重できる素晴らしいメンバーでした。

切り口が多い今回は、きっとU-18各々の共感ポイントの違いが際立ったのではないでしょうか。けれど、その違いを肯定し、チームとして未来を考えていく姿は、大学生である僕も見習わないといけないところかもしれません。

そして、そんなワークショップから出たアイデアの数々です!グラレコは、Akita Graphic Recorders!のみなさんによるものです!

iGOseason2大崎下島グラレコ2

チームのアイデアも、バラエティに富んだものでした。

高齢者と若者をつなげる、生き方の発見、などインタビューから確かなものを受け取っていたようです。

今回は、大崎下島の久比という地域を訪れました。そこには、活き活きと生活する高齢者とこれからの日本の高齢化社会を良い方向に向けようとする人がいました。

U-18も大学生メンターも、久比の魅力、久比で活動する人に魅力を感じ、最終的には「久比に行きたーい!」「絶対行きます!」という言葉がチャットに溢れていました。

もう、久比にくびったけ、ですね。


なるる

<この記事を書いた人>
なるる。武蔵野美術大学造形構造学部に在学中。innovationGOの運営をするi.clubでインターンをしており、大学生メンターとしてinnovationGOに関わる。普段は、社会とデザインをどう結びつけるか、を考えている。森や川、海、山など自然の創り出す空気が好き。実は・・・なるるが本名ではない。

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