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頭でっかちを壊す、たった1つのシンプルな行動

自分もそうなのだが、スモールビジネスを始める時に、陥るのが分析の無限ループ。市場規模を調べよう、将来性はどうだ、競合は誰で、自分の優位性はどれだ等々。問いかけは正しいし、ビジネスマンとしての経験を生かすことは有利な形に働くと信じたい。

結果というと、今の自分には「動けない病」という悪い形で症状が出ていると思う。半年前、今の会社の新製品の戦略を一緒に作っていたスペイン人の同僚と、大量の分析と思考停止に陥った際に、paralysis analysis (分析麻痺)に陥ったなと笑った記憶がある。

個人の事業やスモールビジネスでこれをやると、analysis parasite (分析の寄生虫)がつき、タチの悪い結果をもたらす。

これまで仕事でやってきた考えやフレームワークを当てはめれば、限りなくエクセルとパワーポイントが埋まっていく。でも、それではビジネスは始まらない。お金など入ってこないけど、なんか妙に、ちょっとやっている感も出る。今日は、改めて、そんな自分に、妙な感情が芽生えた。腹がたつとも違うが、悲しくなるとも違う。退化だ!奥さんとカフェで話していて、当たり前なことが気がつく。

頭でっかちを変わりたいなら、1つしかない。

それは、動かすこと。動くこと。

そして、高速で検証をして、辞める・継続する・改善する・始めるの選択をすること。大企業的なマイルストーンを切ってはいけない。僕らは、企業で新製品の発売は最短でも1年、6ヶ月ならすごいよ!という感覚に慣らされすぎている。でも、スモールビジネスをやるからには、もっと早くていい、小さくてもいい。やめればいい。ルールを自分で作ればいいし、トレンドなんて作らなくてもいい。やりがいと幸せが重なることを考えすぎずに、まずは、動くのだ!ただ、金魚救いのように、闇雲はダメよ。次回は、高速に動く、市場の捉え方を書きたいと思う。

さあ踏み出そう、上司は自分なんだよ。


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