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【レポート】みんなでSDGsを学ぼう!~SDGsパートナーが先生に!〜「水循環と水処理装置の体感実験」

皆さん、こんにちは🐬 
異常な暑さが続いた8月も、終わりに近づいてきました🏃‍♀️
それでも暑い日は続きそうですので、まだまだ油断は禁物です😀

小田原市では、夏休みの期間を利用して、SDGsの達成と持続可能なまちづくりに向け、市とともに取り組んでいるおだわらSDGsパートナーが「先生」となり、SDGsを体験できるワークショップなどを開催しています。

今回は、第6回の授業の様子をご紹介します。

㈱神鋼環境ソリューション・相鉄企業㈱が取り組むSDGsとは

今回の授業の「先生」は、㈱神鋼環境ソリューションと相鉄企業㈱です。

㈱神鋼環境ソリューションは、おだわらSDGsパートナーとして、次の内容に取り組んでいます。

当社は企業理念に基づき、事業を通じてSDGs達成に貢献し、社会と地球が永続的に調和する「持続可能な社会」の実現を目指します。
🔸扇町水再生センターの運転維持管理業務を実施しています。
🔸下水処理施設の運営を通して、酒匂川の水質環境、地域の衛生環境、排ガス規制遵守による大気環境の保全に貢献しています。
🔸CO2排出量年間1%削減を目標として省エネ活動を推進しており、温室効果ガス削減に貢献しています。
🔸扇町水再生センター上部公園維持管理を通じて地域住民ふれあいの場を提供。下水道ふれあい祭りでは様々なお店が出店し住民との交流を深めています。
🔸小学生等、下水処理施設見学者の対応を行っており、地域住民に下水道の重要性についてコミュニケーションを実施しています。
🔸地域の環境保護団体との協力を通じ、ボランティア活動に参加する機会を提供。

市HPより

相鉄企業㈱は、おだわらSDGsパートナーとして、次の内容に取り組んでいます。

酒匂環境事業所では、扇町水再生センター及び酒匂水再生センターの運転維持管理業務を実施し、小田原市全域(人口比 82.7%)の下水処理の運営に貢献しています。事業を通じてSDGs達成に貢献し、社会と地球が永続的に調和する「持続可能な社会」の実現を目指します。
◼下水処理施設の運営を通して、酒匂川の水質環境、地域の衛生環境、排ガス規制遵守による大気環境の保全に貢献しています。
◼CO2排出量年間1%削減を目標として、省エネ活動を推進しており、温室効果ガス削減に貢献しています。
◼小田原市を含む神奈川県内の企業と積極的に業務契約を行い、地元企業との取引を優先しています。
◼10代から70代まで様々な年齢の従業員を雇用しており、多様性ある職場環境を実現し、従業員の働きがいに繋げています。
◼地元の高校生を新規採用しており、小田原地域の雇用の場を創出しています。
◼扇町水再生センター及び酒匂水再生センター上部公園維持管理を通じて地域住民ふれあいの場を提供しています。下水道ふれあい祭りでは色々なお店が出店し、住民との交流を深めています。
◼小・中学生等、下水処理施設見学の対応を行っており、地域住民に下水道の重要性についてコミュニケーションを実施しています。
◼地域の環境保護団体との協力を通じて、従業員が直接ボランティア活動に参加する機会を提供しています。

市HPより

🔶はじめに🔶

今回の体感実験を通じて、SDGsの達成目標6・14・15の3つに貢献することができるようです。

関連する達成目標は、6・14・15
授業が始まりました!

🔶水循環とは?🔶

水循環とは・・・

自然環境の中で、水がぐるぐる回っていること。
「海の水が太陽の熱で温められる ⇒ 蒸発して雲になる ⇒ その雲が雨を降らせる ⇒ 川や海へ流れていく」
このことを「水循環」といいます。

🔶ペットボトルで雲を作ってみよう🔶

①ペットボトルにお湯を入れ、線香の煙を少し入れます。
②炭酸キーパーでふたをし、キーパーをプシュプシュしてペットボトルの中を空気でいっぱいにします。
③ペットボトルを手で握り、中の空気を温めて炭酸キーパーを開けます。
④「雲」の完成です!

線香の煙を入れる💨
キーパーをプシュプシュ💨
雲の完成!大成功❣❣

🔶「水に溶ける紙」ってどんな紙🔶

半紙・紙パック・新聞紙・段ボール・トイレット ペーパーの5種類を、同じ量の水に入れて比べてみます。

Q. 紙によって溶け方が違うのはなぜでしょうか?
A. 紙の原料は「パルプ」という木を細かく砕いた繊維で、5種類どれもパルプからできていますが、短いパルプを使ってほぐれやすくしたりするため、紙によって溶け方が違ってきます。

どれが一番溶けるかな?

🔶ろ過装置で水をキレイにしよう🔶

ペットボトルに、ガーゼ・小石・砂利・砂・ガーゼの順に入れて「ろ過装置」を作り、紙を溶かした水を流してみます。

順番に入れてもらい・・・
水はキレイになるかな?

ろ過の仕組みはシンプル。
それぞれがフィルターの役割をし、水がキレイになりました。
この技術は、下水処理場や浄水場でも使われています。

🔶微生物を見てみよう🔶

下水処理場では、ツリガネムシ・エピスティリス・イタチムシ・クマムシなどの微生物も、水をキレイにしてくれています。

どれが微生物かな?
微生物が動いてる様子を観察👁

🔶SDGs達成のためにできることとは?🔶

①水を汚さない
②水を大切にする
③山と海を大切にする
子どもからは、「トイレットペーパーをたくさん流さない」という意見も出ました!

\最後に/

参加してくれた皆さん ありがとうございました。
体感実験はどうでしたか?
水はぐるぐると循環しているので、どこかで水が汚れると、汚れた水が循環してしまいます。
「水」を大切にしていきたいですね😃
次回もお楽しみに🐟

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