【レポート】みんなでSDGsを学ぼう!〜SDGsパートナーが先生に!〜「食品ロスについて考えよう」
みなさんこんにちは!🥰
連日の猛暑ですが、熱中症にならないよう「休息😴・冷却🧊・水分補給🥛」を行い、この暑さを乗り切りましょう✨
小田原市では、夏休みの期間を利用して、SDGsの達成と持続可能なまちづくりに向け、市とともに取り組んでいるおだわらSDGsパートナーが「先生」となり、SDGsを体験できるワークショップなどを開催しています。
今回は、第4回の授業の様子をご紹介します。
特定非営利活動法人報徳食品支援センターが取り組むSDGsとは
今回の授業の「先生」は、特定非営利活動法人報徳食品支援センターです。
特定非営利活動法人報徳食品支援センターは、おだわらSDGsパートナーとして、次の内容に取り組んでいます。
🟦授業の様子🟦
✅食品ロス削減とフードバンクの取り組み
まず初めに、座学でSDGsについてのお話がありました。フードロスは、SDGsの1・2・12の目標に当てはまるそうです。
✅座学の様子
✅食品ロスってなに?
食品ロスとはそもそも何なのか質問したところ、「お腹がいっぱいになって食べきれない」「食べることが面倒」「食べられる量がわかっていない」など、いろいろな意見が飛び交いましたが、すべて当てはまるとのことでした。
つまり、食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。
日本の食品ロスは、年間523万トン(令和3年)。10トントラック約1433台分の食材を、1日に捨てていることになります😲
1人当たり、お茶碗1杯分の食材を、毎日捨てている計算だそうです🍚
あまりの多さに、それは日本だけの数字なのか?との声もありました。
✅食品ロスはどうして出るの?
✔企業などから
→規格外品、返品、売れ残り、食べ残し
✔家庭から
→食べ残し、手つかずの食品、皮の剥きすぎ
このように説明されていました。
みんなにも聞いたところ、「バイキングで食べきれないのに取りすぎてしまう」ことや「買うものを決めずに買い過ぎて、食べられなくなってしまう」ことが原因との声が上がっていました。
✅食品ロスの何が問題なの?
①食品のごみ処理に多くの費用がかかる。
②CO2排出による環境への影響がある。
③食品を輸入に頼っているのに廃棄しているのは無駄がある。
④7人に1人の子供が貧困で食事に困っている現実がある。
4つの問題点を教えてくれました。
✅食品ロスを減らすためにできることは?
🟨買い物で
✔買い物前に冷蔵庫の食材をチェックする
✔必要な分だけ買って食べる
✔賞味期限の長いものから取らず、手前から取る
🟨家庭で
✔食品に記載されている保存方法で正しく保存する
✔買ってきた食品を先に使わず、残っている食材から使い切る
✔家族みんなが食べきれる量を作る
スーパーでは最近「手前から取ろう」とお願いしている貼り紙を見ることがありますが、これも食品ロスを減らすことにつながるそうです🖐
賞味期限や消費期限の確認を怠り、結局捨ててしまうということを未然に防ぐよう、冷蔵庫のチェックを行おうという話が出ていました😌
こんな身近なことから食品ロスを減らすことができるなら、すぐ実行できそうです😊
✅封入作業
寄付して頂いたレトルトカレーを、子どもたちにパッキングしてもらいました✨
食品衛生法では、箱などの入れ物をコピーしたものを入れること、賞味期限・消費期限が見えるように入れることが決められているため、それに気をつけて、封入してもらいました😊
🟦最後に🟦
子どもたちが熱心に考え、活発に発言している様子が印象的でした😃
そして、食品ロスの多さに驚き、この授業を受けることによって、身近なことから気をつけようと思わされたのではないかと思います✨
封入作業も楽しそうに行い、ボランティアで手伝いたいとの声もありました👏
フードバンクの活動を知るきっかけになったと思います🙌
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
次回はどんな授業かな?お楽しみに!🤗
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