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多摩大学フィールドワークin南相馬

福島イノベ機構では、浜通り地域等(イノベ地域)の交流人口を拡大するために、「イノベ構想とその取組について」知って頂けるよう、大学等で出前講義を実施しています。
6月には、多摩大学グローバルスタディーズ学部の田中先生のゼミ生を対象に出前講義を実施し、復興に向けての取り組みや、それらに関わる方々からお話を伺おうと、7月20日(土)から21日(日)にかけて、田中先生と学生5名が、イノベ地域である南相馬市にフィールドワークへ来られました。
今回はそのフィールドワークの様子をご紹介します。


【DAY1】
南相馬市について
南相馬市(原ノ町駅)は、東京から特急でおよそ3時間半の距離で、電車に揺られ寝ていたら、あっという間に着いたと言われるほどアクセスが良い地域です🚃
田中先生や学生のみなさんを含め、南相馬市への訪問は今回が初めてということで、まずは移住相談窓口よりみちの担当者から南相馬市についてお話しいただき、情報収集からスタート!


🚩移住相談窓口よりみち(原ノ町駅から徒歩5分)

情報収集後は「南相馬市博物館」をはじめ、陸・海・空のフィールドロボットの一大開発実証拠点である「福島ロボットテストフィールド」に、サーフィンの世界大会なども開催される「北泉海岸」を巡り、南相馬の今を体験したことで、様々な気付きを得られたようです。

宿泊先の「農家民宿いちばん星」で夕食したあとは、いちばん星の星さんからも南相馬についてのお話をしていただき、充実した1日を終えられました🌕

【DAY2】
13年ぶりに登山が再開された国見山でのハイキングイベントに参加し、早朝から、地元の小学生をはじめ大人まで様々な方と触れ合うことができました。

いちばん星に戻り朝食をとった後は、初日にお世話になったよりみち主催の流しそうめんイベントをお手伝いしました。
地元の方やイベント参加のために南相馬へ駆けつけた方をふくめ総勢100人を超える大きなイベントとなり、南相馬のリアルを感じるとともに、新しい発見や人との繋がりを実感し、交流の場を作ることができ達成感を味わえたようです。

流しそうめんイベントの様子(移住相談窓口よりみち公式Instagramアカウントでもご覧いただけます)

今回のフィールドワークに参加した学生からは、「(国の重要無形民俗文化財に指定されている)相馬野馬追いを見るために、また来たい」「南相馬で何か出来ることがないかと考える良い機会となった」という感想をいただきました。

出前講義をはじめとし、実際にイノベ地域に来て、見て、様々な方と触れ合うことで、イノベ地域との関わりを身近に感じて頂けたのではないかと思います。
 イノベ機構では学生を対象としたイベントなども実施しております。
よければ公式HPをご覧ください。