【日記】格安エルドリッチで遊戯王復帰

大学入学で生活環境が変わり、コロナ禍で巣ごもりが多くなってから、長い間遊戯王エアプで生きてきたが、ついに全人類待望DCG、マスターデュエルが出た。謹んで復帰させていただきます。

デッキ選択で最も重視した点は、操作がややこしくないこと。本当に長いこと対面での遊戯王をしてこなかったため、相手のカードや展開を把握することに思考リソースが持っていかれる。さらに新作ゲームなのでしばらくはUIに不慣れな中でのプレイとなる。そんな中、回し慣れていないデッキで妨害を踏んで展開していくのは、まぁ無理だろうと思った。

その要求とバッチリ噛み合う環境デッキが【エルドリッチ】だった。ライフを取る手段はエルドリッチ。エルドリッチへのアクセス手段はエルドリクシル打つだけ。除去と妨害はエルドリッチビームと罠。至ってシンプル。

そんな訳で初日に組んだ構築。現役プレイヤーの友達にちょいちょい相談しつつ、資産とエアプ知識とを擦り合わせながら作った。これでランクマッチに潜りながらパックを剥いて、妥協部分を改善していった。格安デッキから始めて徐々にアップグレードしていくのは、懐かしく楽しい。

回していて思ったのは、やはり操作が簡単なのは正義ということと、《スキルドレイン》によるイージーウィンがかなりランクマッチ向きということ。解答不在全対面破壊カードはシングル戦では頼りになりすぎる。

また、罠型のデッキということで相手を見ることにかなりの思考リソースを割くし、自分の動きが最低限しかないので実際それをする余裕がある。これが、デッキごとの動きを覚えたりマストカウンターを意識したりすることに一役買っている気がする。「自分の動きを通す練習」はあまりできないが、「相手の動きを止める練習」はかなりできて、使用デッキを問わない普遍的な力が付いてきている気がする。気がするだけかもしれない。

そんなこんなで現在の構築。《セイクリッド・プレアデス》《ヴァンパイア・サッカー》欲しいな～とか、《神の宣告》増やしたいな～とか、《名推理》型も試したいな～とか、まだまだ触りたい部分は多い。ランクはまだゴールド帯なので、がんばってプラチナ帯まで回していきたい。

※追記：翌日プラチナ行きました。

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さて、久々に遊戯王ができたので、せっかくなので現在の構築評価（？）をまとめておくことにする。「復帰勢目線で使いやすかった」「生成コストが安い」を評価点とするので、最強デッキの組み方ではないことに留意されたい。もし俺と似た境遇のプレイヤーがいたら参考になるかもしれない。

必須枠

URが《黄金卿エルドリッチ》だけなのがお得。3枚あるならあった方が嬉しい。《黒き覚醒のエルドリクシル》や《黄金郷のワッケーロ》を減らす構築も見られるが、3枚あった方がプレイがわかりやすくて簡単になると感じた。《スキルドレイン》がイージーウィンをもたらしてくれるのも良くて、ゲームが単純になって初心者に優しい（相手は苦しい）。

格安罠

展開後でも、通れば一気に捲れる《激流葬》、爽快。フリーチェーンの《ドラグマ・パニッシュメント》、扱いやすい。資産はかかるがイージーウィンがしたければ《御前試合》や《群雄割拠》も偉い（俺はある程度妨害の打ちどころを勉強したかったのもあってしばらく不採用だった）。

格安エクストラ

こだわりだすと高額になってしまうが、とりあえず《強欲で金満な壺》と《ドラグマ・パニッシュメント》のために15枚詰め込もう。

《リンクスパイダー》はリンクストラクに付いてくるから生成しなくて良い。《天霆號アーゼウス》は高いけどパワカかつ汎用なので、余裕あったら作っていいかも。俺は作った。

《中生代化石マシン スカルワゴン》はパニッシュメントで落とすと魔法罠1枚除去。《旧神ヌトス》などが高いゆえの妥協枠だが、これでも十分仕事にしてくれる。

《No.61 ヴォルカザウルス》は《セイクリッド・プレアデス》の妥協枠、《No.35 ラベノス・タランチュラ》→《No.84 ペイン・ゲイナー》→《No.77 ザ・セブン・シンズ》は《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》の妥協枠。《天霆號アーゼウス》にもなれるのでランク5とランク10は入れた方が良さげ。

簡単なプレイ指針

冒頭にも書いたが、罠で妨害して、エルドリッチビーム（手札からポイして打つ除去効果）で場を荒らして、2500or3500のエルドリッチでライフを詰める。多少適当にプレイしてもエルドリクシル⇔黄金郷の相互アクセスでリソースが続く。

エルドリクシルを優先的に《黄金卿エルドリッチ》のコストに選ぶことで、相手ターンに《黄金郷のコンキスタドール》《黄金郷のワッケーロ》を構えることができて妨害が増えるので、コストに迷ったら意識する。

あと、エルドリクシルを使ったり《呪われしエルドランド》が張ってあったりすると、アンデ以外出せなくなったりアンデ以外攻撃できなくなったりするので、エクストラデッキをプレイに組み込む際には注意。

多少の注意点はあれど、サーチ先の選択肢が狭いので、逆に大きなプレイミスが起こりにくくなっているのがありがたい。簡単なデッキで快適に勉強していきましょう。