ググれカスの時代の終わり?
最近、仕事の関係で更新頻度が落ちています。。言い訳なのはわかっていますが、どうすればいいのでしょうか。覚悟が足りないのかもしれません。とはいえ、完全にやめてしまうのではなく、できるときに更新を継続するのが大切だと信じています。
今日はChat GPTの話です。なぜなら、初めてChat GPTすげえ、役に立ったわという体験をしたからです。プロフェッショナルエンジニア(PE)の問題集で勉強をしていてわからないことがあり、Chat GPTに聞いたら一発で解決してしまいました。
具体的な困りごとに対してきちんと回答を返してくれるのが素晴らしい。ググっても一向に見つからない欲しい答えを返してくました。以下が実際に聞いたことです。
”通常、サブクール水のエンタルピーは近似的に飽和液体のエンタルピーとみなすことができる”ということがまさに知りたかったことでした。熱力学の教科書とか読んでも、飽和状態のエンタルピーは載っていますが、飽和状態ではない水のエンタルピーの記載がありません。ググっても意外とその答えが出てこなかったです。近似しても問題ないことは試験勉強の問題集の答えを使って検証できました。このように具体的に知りたいことがあるときにgoogleだと知りたいことが書いているページを探すのに時間がかかりますが、Chat GPTであれば一発で質問に対して答えてくれるのが魅力だと思います。
Chat GPTとGoogleの使い分け
Chat GPTあまり使いこなせていなかったのですが、用途によってはかなり役に立ちますね。個人的に思うChat gptとGoogleの使い分け方は以下です。
Chat GPTを使ったほうが良いとき
複雑かつ具体的な質問をしたいとき
翻訳、文章の校正など具体的な指示をしたいとき
数学や工学の問題集の答えを見てもなぜそうなるのかがわからないとき
Googleを使ったほうが良いとき
シンプルな調べ事(単語の意味を知るなど)をしたいとき
画像検索したいとき
信頼できる情報源を探すととき
Chat GPTの参考元は書いてくれないの?
ただ、ChatGPTは自分の理解の助けにはなりますが、どこまでいっても結局は検証が必要だし、そのまま使える信頼できる情報源にはなりえないと思いますね。たとえば、仕事において、”Chat GPTによると”という枕言葉を使ったら、誰も信用してくれない気がしますね。僕がそう言われたらちゃんと検証してというと思います。そう思うと、Chat GPTの答えは何の情報源を参考にして答えてくれているのか書いてくれるとありがたいなと思うのですが、そうはならないのでしょうか?
これだけ疑問に思ったことが返ってくる時代なので、これからも重要な能力は、疑問を持ち問いを立てる能力とそれを検証する力だと思います。