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ググれカスの時代の終わり?

 最近、仕事の関係で更新頻度が落ちています。。言い訳なのはわかっていますが、どうすればいいのでしょうか。覚悟が足りないのかもしれません。とはいえ、完全にやめてしまうのではなく、できるときに更新を継続するのが大切だと信じています。
 今日はChat GPTの話です。なぜなら、初めてChat GPTすげえ、役に立ったわという体験をしたからです。プロフェッショナルエンジニア(PE)の問題集で勉強をしていてわからないことがあり、Chat GPTに聞いたら一発で解決してしまいました。
 具体的な困りごとに対してきちんと回答を返してくれるのが素晴らしい。ググっても一向に見つからない欲しい答えを返してくました。以下が実際に聞いたことです。

 飽和水になる前の水のエンタルピーを求めるには何を使えばいいですか

飽和水になる前の水のエンタルピーを求めるには、水の状態(温度と圧力)が必要です。その後、次の方法を使用してエンタルピーを求めることができます。
蒸気表を使用する:
水の温度または圧力を蒸気表から確認し、対応するエンタルピー値(圧力に対する温度や温度に対する圧力)を取得します。飽和状態ではない水の場合、サブクール状態(水温が飽和温度以下)と呼ばれます。
サブクール状態のエンタルピーは、一般に飽和液体のエンタルピー(hf)に比べて低い値を持ちます。通常、サブクール水のエンタルピーは近似的に飽和液体のエンタルピーとみなすことができますが、精度が求められる場合は具体的な熱物性データが必要です。

具体的な熱物性データを使用する:
詳細な熱物性データが必要な場合、例えば、IAPWS-IF97フォーミュレーション(International Association for the Properties of Water and Steam)が提供する数式やデータベースを使用します。これにより、任意の温度と圧力における水のエンタルピーを計算することができます。
また、工業用の水蒸気表や専用ソフトウェア、アプリケーションを使用して、特定の状態点のエンタルピーを取得することができます。

手順の概要温度と圧力の確認:
水の温度と圧力を知っている場合、その状態に基づいてエンタルピーを求めます。
蒸気表またはデータベースの使用:
水の状態がサブクールかどうかを確認し、該当するデータを使用してエンタルピーを求めます。


例えば、温度が80℃で圧力が1気圧の水のエンタルピーを求める場合:蒸気表から80℃における飽和液体のエンタルピー(hf)を調べます。
80℃は1気圧よりも低い飽和温度なので、サブクール水のエンタルピーはこの飽和液体のエンタルピーに非常に近い値となります。

これにより、飽和水になる前の水のエンタルピーを求めることができます。

Chat GPT

 ”通常、サブクール水のエンタルピーは近似的に飽和液体のエンタルピーとみなすことができる”ということがまさに知りたかったことでした。熱力学の教科書とか読んでも、飽和状態のエンタルピーは載っていますが、飽和状態ではない水のエンタルピーの記載がありません。ググっても意外とその答えが出てこなかったです。近似しても問題ないことは試験勉強の問題集の答えを使って検証できました。このように具体的に知りたいことがあるときにgoogleだと知りたいことが書いているページを探すのに時間がかかりますが、Chat GPTであれば一発で質問に対して答えてくれるのが魅力だと思います。

Chat GPTとGoogleの使い分け 

 Chat GPTあまり使いこなせていなかったのですが、用途によってはかなり役に立ちますね。個人的に思うChat gptとGoogleの使い分け方は以下です。

 Chat GPTを使ったほうが良いとき

  • 複雑かつ具体的な質問をしたいとき

  • 翻訳、文章の校正など具体的な指示をしたいとき

  • 数学や工学の問題集の答えを見てもなぜそうなるのかがわからないとき

 Googleを使ったほうが良いとき

  • シンプルな調べ事(単語の意味を知るなど)をしたいとき

  • 画像検索したいとき

  • 信頼できる情報源を探すととき

Chat GPTの参考元は書いてくれないの?

 ただ、ChatGPTは自分の理解の助けにはなりますが、どこまでいっても結局は検証が必要だし、そのまま使える信頼できる情報源にはなりえないと思いますね。たとえば、仕事において、”Chat GPTによると”という枕言葉を使ったら、誰も信用してくれない気がしますね。僕がそう言われたらちゃんと検証してというと思います。そう思うと、Chat GPTの答えは何の情報源を参考にして答えてくれているのか書いてくれるとありがたいなと思うのですが、そうはならないのでしょうか? 
 これだけ疑問に思ったことが返ってくる時代なので、これからも重要な能力は、疑問を持ち問いを立てる能力とそれを検証する力だと思います。


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Innocent Dad
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