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先住民族・カレン族のHipHop

国連によりますと、世界にはおよそ5000の先住民族が今も存在しているそうです。先住民族とは、世界の各地に最初から住んでいる人たちの子孫で、現在、その数は3億7000万人くらいで90か国以上で暮らしているそうです。先住民族について、アタシは『呪術廻戦』に出てくるバッタの呪い並の賢さレベルなので知らないことだらけなんですが、ポップカルチャーの中にも登場したりしているらしいですよ。ChatGPTかガンマGTPによると例えば、マンガ『ゴールデン・カムイ』に登場するアイヌ民族。

ネットにあった『ゴールデン・カムイ』を楽屋ドロボウみたいにパクった画像。

クリント・イーストウッド監督の映画作品『グラン・トリノ』に登場する、モン族。

『グラン・トリノ』 右:モン族系アメリカ人の俳優ビー・ヴァンさん

他にも、映画『アナと雪の女王2』のモデルとなったサーミ族、マンガ『キングダム』にはウイグル族っぽい人たちが登場するらしいですよ。そんな先住民族について国連は、このようなマジでキツい状況を報告をしています。

多くの先住民族は政策決定プロセスから除外され、ぎりぎりの生活を強いられ、搾取され、社会に強制的に同化させられてきた。また自分の権利を主張すると弾圧、拷問、殺害の対象となった彼らは迫害を恐れてしばしば難民となり、時には自己のアイデンティティを隠し、言語や伝統的な生活様式を捨てなければならない。

国際連合広報センター『先住民族』

後に入ってきた人たちから迫害を受けて、住んでいた場所を追われ、難民となって他国で生きることを余儀なくされた先住民族の人たちを”ヒップホップ”で再び団結させようとしている、『The Pop Out: Ken & Friends』のケンドリック・ラマーさん感ある先住民族のヘッズたちがいるっぽいですよ。それが・・・。

ドキュメンタリー映画『いつか故郷へ ーカレン族の闘争ー』のシーン

ミャンマーの先住民族の、カレン族。↑の画像は、カレン族のヒップホップ・グループの日常を追いながら、少数民族とミャンマー軍事政権の戦いの実態を描いているらしいドキュメンタリー映画『いつか故郷へ ーカレン族の闘争ー』のシーンです。・・・そのシーンを、無断でスクショしてからのー、無許可でネットにアップロードしています!\ おーまわりさーん(犬の) /
ミャンマーの先住民族であるカレン族について、日本のNGOはこのように紹介しています・・・。(一部アタシ改ざん)

『森の民』、カレン族。自然を敬い、霊をおそれ、正直で誠実であることを美徳とする価値観を持ちます。焼畑農法や水田耕作などの自然と共生する農法、そして山を守り定住的な生活をして、ゾウを所有することが資産家の証とされていました。カレン族は他の山岳民族と異なり、ミャンマー東部が起源と考えられ、古くから住んでいました。タイでも山岳民族の半数を占める大きな集団ですが、政治的に翻弄され、多くのカレン族が難民となりました。

CRAFT AID『カレン族について』

そんなカレン族の人たちアーンド生活ぶりは、ヒップホップの要素の1つである”ラップ・ミュージック”のVideoで少し見ることができます。例えば、ミャンマーを追われて現在は隣国のタイで生活をしていると思うカレン族のヒップホップコレクティブ・Naughty Kidzのラッパー、Rioさんが2022年8月にリリースした曲とかでー。

Rio (Naughty Kidz) 「Butterfly Doors - Melody」 Official MV

0:03~、ドローンを使ってカレン族の人たちが住む土地を撮影しています。ラップの歌唱シーンでは、集落のストリート、家の中、雨季とかを背景にしています。曲はAZ Drillさんというプロデューサーによる、田舎みあるドリルだと思います。Videoの再生回数は、現在までにおよそ11万です。

国立民族学博物館の柴村恵子さんの論文によると、カレン族の起源地ははっきりしない点があるそうですが、中国南西部やチベット南東部とかゴビ砂漠あたりからミャンマー(旧ビルマ)へ来た説が、『水曜日のダウンタウン』みたいに研究者の間でいわれているようです。そして人権団体によると、カレン族の移住後に、現在のミャンマー(旧ビルマ)へビルマ族がやって来たと考えられているそうです。ウィキペディアによりますとその後、11世紀になってビルマ族によるパガン王朝が成立し、それ以降ビルマ族による政治的支配が続くことになるそうです。19世紀後半にビルマ族による王朝はイギリスの植民地となったそうですが、第2次世界大戦後の1948年にイギリスからミャンマー(旧ビルマ)は独立。その際、ビルマ族が多数派のミャンマー(旧ビルマ)からカレン族も分離独立を求めましたが認められず、ミャンマー(旧ビルマ)政権と対立。1949年にミャンマー政府と、”ザフトVS地球連合”状態の武力闘争になった結果・・・、カレン族の多くが避難民となり多数がタイとかへ逃れて、“世界で最も長く続く内戦”とも言われる闘争がおさまる日を待っているそうです。
ミャンマーで行われている、特にミャンマー軍事政権によるカレン族への迫害は、映像であるようですよ。

『ランボー 最後の戦場』 0:17あたりから・・・
たぶんですが、ドキュメンタリーではないと踏んでいます。

↑の映像でも畑が映っていますが、カレン族は農業を主な仕事としているらしいです。そんな農耕民族らしい、タイに住むカレン族のラップのVideoがあります。

Microboy 「Ha O Ha O ft Eh la x 9Bank x 23LMJ」 Official MV

タイ・ポッププラ郡に住むカレン族のラッパー・Microboyさんが、2023年4月にリリースした曲。ビートは、タイ東北部のイサーン地方の伝統音楽であるモーラムをサンプリングしていると思う、”Esan Drill(イサーンドリル)”!。Videoはラップミュージックの映像みはありますが、高級車の代わりにトラクターに乗っていて、加えてブラントやブロンと疑わしきブツも映っていて超楽しいです!\ おまわりさーん (キャベツ太郎のカエルの) /。Videoの再生回数は、現在までにおよそ85万です!

旅行会社のJTBによりますと、カレン族には独自の文化があるそうです。例えば、カレン族の中の一部族であるカレン・パドゥン族の女性は、真鍮(しんちゅう)のリングを首に巻いて首を長く伸ばす慣習があるそうです。リングは、幼い頃から巻いて少しずつ長くしていくそうですが、なぜこのような装飾をするのか由来などははっきりわかっていないんですって!

旅メディア『旅の大事典』から著作権を侵害してパクった画像

他に、カレン族の男性は象と一緒に暮らして操る技を身につけるそうで、カレン族はゾウ使いが多いんですって。あとカレン族の文化では、シルバーアクセサリーや織物など手製の工芸品が有名らしいですよ。

独自の文化を引き継いできたように、タイに住むカレン族のヒップホップシーンでも、『【推しの子】』の有馬かなさんレベルの次世代の子どものラッパーが育っているようですよ。

Toh Poe 「Pah Ti Moe Choe Prod.ILYAH」 Official MV

たぶんタイに住むカレン族のキッズラッパー・Toh Poeさんが、2022年2月にリリースした曲。年齢は、バカなのでYAH-HO(by K-PopのBADVILLAIN)というやつで調べたのにぜんぜん分かりませんでした。プロデューサーはILYAHさんという方で、曲はUKドリル調ですが・・・、アドリブとVideoがチャイルディッシュでくっそキュートです!ちなみに”カレン族あるある早く言いたい”は、悪そうな男の子はラップをしがち、でカレン族のギャルは・・・ ブタを飼いがちらしいですよ!Videoの再生回数は、現在までにおよそ1.2万です。


タイに続きましては・・・、ミャンマー側で現在も暮らしているカレン族のラップです。

Yung Hugo 「Red Flag」 Official Music Video

ミャンマーで暮らすカレン族のラッパー・Yung Hugoさんが、2023年4月にリリースした曲。ビートとVideoの監督は、首都・ヤンゴン出身のJCZさん。ビートは、ジャージークラブ。Videoには、ウィキペディアによりますと、”ミャンマーのヒップホップ初期の女性アーティストの1人”で“ミャンマーのヒップホップクイーン "とも呼ばれている、Bobby Soxerさん(31歳)が出てるみたいです!あとタイのヒップホップレーベル・HYPE TRAINのIceAceさんとDonkidsさんも出ています。アツいね!Videoの再生回数は、現在までにおよそ463万です!


カレン族は現在、ミャンマーには首都・ヤンゴンやイラワジ地区など紛争地域を除いた一部エリアに300万人前後、隣国のタイにおよそ30万人、他に15万人ほどが海を越えたアメリカやオーストラリアなどの国に住んでいると推測されているそうです。その海を越えてアメリカで暮らすカレン族のラップも、ヤバいですよ!

Gee Kade 「Fake Gangsta ft Chinatown Runner (Prod - Poe Beat & Madenka)」

アメリカで暮らすカレン族のラッパーだと思うGee Kadeさんが、2022年1月にリリースした曲。Gee KadeさんとChinatown Runnerさん2人のラッパーは、ミャンマー国軍による迫害で難民となって逃れたタイで生まれた後にアメリカに渡ったぽいです。曲は、”コートレイ・ドリル”。コートレイ(Kaw Thoo Lei)は、ミャンマー国軍から迫害を受け続けるカレン族の人たちが、1995年まで実質的な統治をしていた解放区の名前らしいです。・・・以上、”らしい”と”ぽい”で作られたJKが話す芸能ニュース並の作文でした!


カレン族のアーティストは、ラップの他に、R&Bも良い感じの曲を出してます!

Dwellwe Hser 「My Everyday Crush Feat Pu Dah」 Official Music Video

ミャンマーと国境を接するタイの難民キャンプがあるメーソート地区に住むカレン族のシンガー・Dwellwe Hserさんが、2024年2月にリリースした曲。

『旅行のとも、ZenTech』の著作権を裁判で勝てないレベルで侵害した画像使用の図。

作詞作曲は、Dwellwe Hserさんとカレン族のフィメールラッパー・Pu Dahさんで、説明欄に#karensongと#hiphopをつけたドリーミーなR&Bです。Videoはみんな大好き、”チャリで来た。”ね!で、ロケ地はメラ難民キャンプ(Mae La refugee camp)のような気がします。あと今月お金を支払っていないので、そろそろ水道が止められる気がしています。バカリズムさんのコントライブみたいに、『ピンチ』!Videoの再生回数は、現在までにおよそ6.8万です。

ミャンマー連邦共和国の先住民族でありながら、ビルマ族や政権と対立し迫害や弾圧などを受けて他国で生活することを余儀なくされている人が多いカレン族。カレン族の人たちが望むことは、国民同士の戦いが終わり、そしてミャンマーに帰ることとかだそうです。
2024年7月、ミャンマーで暮らすビルマ族のラッパーっぽいX-BOXINさんとタイのメラ難民キャンプ生まれ現在はアメリカ育ちのカレン族のラッパー・ChinaTown Runnerさんが、コラボ曲を発表した。曲名は、「ON MY WAY」。

X-BOXIN x CHINA TOWN RUNNER 「ON MY WAY」 Official Lyrics Video

リリックは、なかなかドイヒーな部分もありますが、その中にこんな言葉が出てきます。”I’M ON MY WAY TO BACK HOME (家に帰るところだ)”。たぶんそれはミャンマーであって欲しいです、それかあっとほぉーむカフェに。おかえりなさいませ、ご主人様!