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光彩のタペストリー展 -織りなす101の魂の光- を開催します

光彩のタペストリー展 -織りなす101の魂の光-
会期:2023年8月23日(水)〜27日(日)
時間:10:30-18:00(最終日のみ14:00まで)
料金:無料
会場:目黒区美術館区民ギャラリー GoogleMap
公式サイト:inner-journey.jp/tapestry-of-lights/

自己探求のための内的世界の旅をテーマにしたアート展を開催します。
ヒプノセラピー(催眠療法)を通して個人の内面にアクセスすることで表現された作品群を通して、来場者に『本来の自分とは何か』を問いかけます。

内的世界の旅とは何か、そこで見える景色とはどんなものかを辿ります。
そして日替わりで行われるイベントにより、観るだけではなく体験をすることで、より深くこのテーマを感じ、捉えていただけるでしょう。

是非、ここを訪れ、自分自身との対話を深めたり、内なる世界の美しさと真実に触れていただきたいと願っています。

展示会に寄せて

この1年間、たくさんの声を聴き続けてきた。
時空を超えて、内なる世界を旅しながら、心の奥底にある、声にならなかった声を、語られることのなかった魂の物語を聴かせてもらった。
伝えられなかったこと。叶えられなかったこと。己の光を見失ってしまったこと。深い海の底のような、無意識の領域に誰もが少なからず痛みを抱えているようだった。だけどその暗闇の中で耳を澄ませてみると、いつも、願いが、祈りが聴こえてきた。
美しい音色と共に、現れる一点の、光。それは魂の光とも言えるもので、その人がこの世界に放つ美しい意識だった。

一人ひとりの声を聴き、100の光を目撃した僕らは、その光を忘れないように、その光が外の世界に現れるように、残してきた。内なる世界にあった光たちは、縦糸となり、横糸となり、確かにこの世界に織りなされて、一つの銀河が現れた。
光彩のタペストリー。それは観る者たちの意識を開き、歩む道を照らすだろう。

内的世界の案内人 ヒプノセラピスト 宇野 豪佑

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100回、絵筆をとり続けた。

“思い”は色彩となり、僕の身体を通り抜けた。喜びは鮮やかで、悲しみや絶望は暗く澱んでいた。全てを経てたどり着く旅路は、どれも世界に一つしかない輝きを放っていた。

色の連なりで完成することもあれば、形を成し始め何か語りかけ始める絵もあった。内なる世界の情景が鮮明であれば、それを描き。大事なシーンが複数あれば、それを一つにまとめた。

巻き戻ることのない時間の中で、僕は色彩の風の中にいた。
絵に身を任せ、旅路に身を任せ、自らの才能を信じた。

どうか、願いにたどり着きますように。
どうか、この絵がその人の人生を後押ししますように。

100人の願いが多くの人に目撃されることで、それが大きくこの世界で羽ばたくことを願って。
あなたが100人の願いに囲まれることで、内なる願いの翼がより大きく広がることを願って。

一人一人の願いを紡ぎ続けて、今日という日にたどり着きました。
全ての人に、101人目としての未来が始まりますように。

内的世界の案内人 画家 中村峻介

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個の時代と言われ、多様性が求められるようになり、多くの人が「自分は何者なのか?自分だけの生き方とは何か?」という問いを自分自身に投げかけているように感じます。
2022年5月に始まったこのヒプノセラピー×アートのプロジェクトでは『どのように生きるべきか』という答えを探すのではなく、その人の中にずっとあるもの、なにがあっても消えることがなかった灯火のようなものを、ただただ本人が見つけ直す旅をし続けてきました。約1年間をかけて描かれた100点の絵は、どれひとつとして同じものはなく、その人自身の魂そのものの光が描かれた作品となりました。そして、その100の光が一堂に介するこの機会は、またとないものとなったと感じています。

わたしたちは、自分自身の在るがままの姿に感動し、その姿を大切にすることで在りたい自分で在ることができる。そして、在るがままで在る他者の姿を見ることで、見た人自身も芯に立ち返ることができる。在るがままである魂の姿をアートという形にして、誰にでも認識できるものに現すということは、実はとても革新的なことではないでしょうか。
この新たなプロジェクトに、大義を背負って挑むのではなく、自分たちの奥から湧き上がる情熱で向き合い続けた、宇野 豪佑と中村 峻介の2人に多大な尊敬と感謝を。
そして、この会場を訪れたあなたのいのちの旅が、これからも素晴らしいものでありますように。

総合演出 むらかみ よしみ

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