パパの乳幼児ワンオペ生活③

時間も夜になり、次なる難関。

1 人 お 風 呂 タ イ ム 。


1人で赤ちゃんをお風呂に入れるってどうしますか?

裸にして一緒に入る?

自分の体洗えないよね。

赤ちゃん洗ってから自分?

洗った赤ちゃんどうするの?


1人じゃ浸かってられないよね。

僕がやったのは
脱衣所にもこもこシーツ敷いて、バスタオル敷いて、
着替えとかクリームとか全部用意して、

お風呂場を開けたまま自分を洗いました。


見てられるし、声をかけられるし、向こうがこっちを認識できる。


寒いとか、水が飛び散るとか、そういうの後回し。


自分をちゃっちゃと洗ったら、娘っ子脱がして洗う。

幸い沐浴から、お風呂も私の管轄だった為、ここはクリア。


しかし出た後である。


娘が冷えないようにバスタオルにくるんで体を拭く。

保湿クリーム塗る。オムツ、服着せる、この間何度か泣く。

服着せてリビングへ。自分は真っ裸。ろくに拭けてない。

こどもを椅子に座らせる、頭を拭こうとする。泣き出す。


ひとまず麦茶をわたす、束の間パンツ履く。

泣き出す。ご飯準備。数分はかかる。泣いてる。

抱き抱えて準備、離乳食タイムに入る。泣き止む。


離乳食終えると、ミルクタイム。


何かを理解したかの様に、諦めて飲んでくれた。


ほっとする。


ミルクを飲み干して、ゲップをだすために立って抱っこをあやす。


目を擦り始めたらおねむの合図。


寝室を暗くして、立ったまま揺らし続ける。

一度布団に置く。ぐずる。まだだ。

また抱っこして揺らす。そこから微動だにしなくなるまでまた揺らす。

布団にそっと置く。ぐずりそうになる所に、ふわふわのぬいぐるみを顔に
くっつける。顔を擦り付けている間に眠る。


これでも寝つきはいい方らしい。


そこから2時ごろまでは寝てくれる。きっと。


深夜2時ごろミルクを与える。ぐずりが合図。

オムツ変え、ミルクを。


寝ぼけてるのか、深夜が一番ミルクの飲みがよかった。


ゲップを出させて、寝かせる。


ここからウチの子はまとまって寝てくれる。

7時半には起きましたw


でもそうじゃない家庭も沢山。

これがワンオペの一日です。


世のお父さんになった方はぜひ、乳幼児期にワンオペしてみて欲しい。
相手の立場になって考えても、それは自分の考えです。

本当の意味で相手の立場に立っているわけではない。

やってみて沢山の学びがあると、少なくとも僕はそうでした。

この経験を元に、子どもと2人の日も作れるなと。

奥さんを一人で買い物行かせたり

逆にこちらが娘と2人で出掛けたり

そういう事できるという自信につながりました。


その後実家に何日か預かってもらう事になります。

自分は家事が楽になる。多少仕事もできる。

それなのに、預けて帰るときはどうしようもなく寂しいんですね。


一人暮らしのが楽、だと思います。

大きな違いは

’‘時間を自分の都合で管理できない’‘

ということです。


トイレの時に泣き出すから、顔が見えるように済ませたり

食事のタイミングも、子どものことが終わってからです。

睡眠だって、子ども次第。


自分主導ではなにも進められません。


赤ちゃんはひとりでは生きていけません。

放って置いたらすぐに死んでしまうような、

食事もオムツも、何一つ自分でできません。


そんな繊細で致死率の高い時期を乗り越えてくれたお母さんに

家にいれていいよね、とか、楽な仕事だよね、とか

言う人。

一度でいいからやってみて。。


時間が自分の思い通りに進められない大変さは、仕事でもなかなかありません。

大抵予定が立ちますし、見通しも立つ。売り上げも見込める。

子どもはちがいます。生き物ですから。

効率化ができる事とできない事があります。


予定どおりにはいかないし、気をつけなきゃいけない事は沢山ある。
売り上げなんてありません。


そんな中でモチベーションをどう保とう?

良き理解者であるべきパートナーから、労いの言葉でなく、

冷たい言葉が投げられたら?

毎日の様に仕事といって飲み会に行っていたら?


自宅待機中のパパは、仕事が進まない事でしょう。

ちがいます。

今までは集中できる環境を与えられていただけです。


それを努力して作ってくれていた愛する人がいることを
忘れないで、仕事に励みたいと思います。

終わり! 

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