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おのれ人間!怪物になりきるゲームCARRIONをクリアしたよ

なんだかすごく流行っているこのゲーム、連休で一気にクリアしてしまった。面白かった。

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まずタイトル画面よすぎ。かっこいい。
ゲームが始まると、さっそく赤色の触手で覆われた怪物くんとなり、人間を恐怖に陥いれるため出発することになる。
十字キーを入力すると、うにょ~っと怪物くんが触手を伸ばし、はいずりまわりはじめる。
この怪物くんの動きが本当に素晴らしい。
どういう風に動かしているんだろう?ゲームの作り方はよくわからないけど、人間のキャラクターを動かすようなプログラムとは全く違うことはわかる。
まず触手が伸び、次に本体(?)がついていく。
このタコのような動きが本当に自然で、おどろおどろしく、見ていて楽しい。
怪物くんが這った後には赤い雫が飛び散り、汚れていく。
唸り声をあげれば人間は叫んで逃げだす。
そんな人間どもを触手で絡めとり、かたっぱしからむしゃむしゃ食べられる。
人間に乗り移り、内側から破壊する技があるんだけど、これがめっちゃホラー映画感あって良い!
文句なしのエンターテイメント性で、怪物を動かしている!というこの驚きは、なかなか他のゲームにはないものかも。

一方でゲームとしてはちょっと意外な内容だった。
ひたすら人間を食い漁るただただバイオレンスなゲームなのかと思いきや、結構がっつりメトロイドヴァニアしているというか…パズルを解いているような感覚さえある。
決まった手順を踏んでいかないと先へ進めないので、何かを見落とすと延々さまようことになる。
ちなみこのゲームはマップを右往左往する事になるにもかかわらず、マップ機能がない。
マップ機能がないということはもちろん目的地のマーカーなんかもなく、次に何をすればいいのか、はっきりとは提示されない。
方向音痴なので、めちゃめちゃ迷った。どこがどこにつながっているのが全く覚えられない(うんこ)。
これがまた探索の難度を上げていて、賛否わかれるところかも。
自分は別にこれでいいんじゃないかなと思ったタイプ(さんざん迷ったくせに)。
マップがあると逆に簡単すぎるような気がしないでもないし、なんとかなったし、まあ怪物くんも地図は読めないしな…と怪物くんになりきるなどした。

6時間程度でエンディングまでクリアした。
インディーゲーって「あーもう終わっちゃった!」って思うこと多いんだけど、このゲームに関してはものすごくちょうどいいボリュームだった気がする。
エンディングも好みだった。まるで映画じゃん…
このゲーム作った人はやっぱりホラー映画が好きなんだろうか。
終わってみると怪物くんのことがとても愛しい。


追伸:これまでの記事は基本敬体をベースにしてきたけど、今日は常体の気分だったみたい。

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