大学をサボっているあなたへ

どうもTeketekeです。

2本目の投稿となる今回は大学の授業をサボりまくっている人へ向けて、私なりのサボりに対する考えやアドバイスを残します。

私は大学入学当初はちゃんと授業に行って、テストを受けたりレポートを書いたりしながら登録したものは全部取れていましたが、ある時期に死ぬほど大学をサボって大量に単位を落としました。取得単位数1桁)もちろん単位を落としてもいいことなど何もなく、とんでもなく後悔して色々と悟った、学んだことがありました。そんな経験のある私が今回は

①私が大学をサボるようになってしまった理由

②大学をサボって手にしたものは何か

③サボってその後どうなったか

について体験談や持論を展開していきます。


①私が大学をサボるようになってしまった理由

原因1:登校がダルすぎるから

「いやふざけてんの?」「甘えすぎだろ」って思うかもしれませんが(実際そう)、冗談抜きで

大学生になってから小学生でもできることが途端にできなくなってしまう

人が一定数存在し、私もその1人でした。こういう人は生活習慣がボロボロであることが容易に想像可能です。といっても高校と比べて圧倒的に講義時間が長く(おそらく基本的に90分、一部大学は100分間)、そんな授業をいくつか受けた後、夜遅くまでバイトをしたり、部活をしたり、友達と酒を飲みに行ったりと色々しているうちに生活習慣がどんどんぶっ壊れていきます。知らぬ間に疲れも溜まってきて、朝起きるのが絶望的に辛くなっていくのです。前の記事に書いたとおり(みてね)大学は基本的に担任不在で自己管理が基本なので、自分の行動に誰も何も言ってこない状況が当たり前になります。つまり

いくら遅刻しようが休もうが登校を強制されることはほとんどありません。(授業によっては遅刻常習犯だと目をつけられる可能性もありますが)

ぶち壊れた生活習慣によって引き起こされた絶望的に眠い朝に、授業に遅刻しても、あるいは行かなくても誰にも文句を言われない環境を掛け合わせると

「多少休んでも大丈夫っしょ!」

といった誘惑に簡単に負けます。芯の強い人はちゃんと途中で持ち直して必要分の授業への出席率をキープしますが、私が今まで見てきた限り、上記のような思考回路にはまったらもう戻って来れません。潔く履修を中止するか、何とかテストを受けに行くものの何もわからず討死します。(特に語学)私なんかは当時、本当に最悪の思考回路だったので最終的に「眠いのは身体が休みを求めているからだ」という謎理論を生み出して寝腐っていました。また、秋から冬の時期には「寒くて布団から出たくない」というさらなる試練が追加されるので特に注意が必要になります。

何でも原因が分かれば自ずと対応策は見えてくるものです。例えば、早く登校しなければならない前日には放課後の活動を控えたり、寒いのが嫌なら部屋の温度を上げたり、起きるのができないならアラームを何個もセットしたり、できることはいくらでもあるので起きれる環境を自分で作ることが大事ですね。私は気合でゴリ押ししました。とりあえず出さえすれば何とかなることが多いので耐え凌ぎましょう。順当に単位を取っていれば、4年生になってから授業がほとんどなくなり本当の自由がやってきます。

原因2:授業の意味を考えだしてしまったから

前回の記事の通り私はぼっちキャンパスライフを送っていたのですが、1人でいると話す相手がおらず、そうなると個人内思考がめちゃくちゃ多くなります。その中で、次第にただ卒業するためだけに必要な授業って聞く意味あるの?それも長時間だし...テスト後に一瞬で記憶から消え去っていくことを何でわざわざ覚えなきゃいけないの?別にやろうと思えば本使って自分で勉強できるし...といった思いが強まっていきました。それでも誰にも相談できないので結局意味なんか見つからず、上記のような言い訳のもと、講義や試験勉強をサボり始めるようになっていきました。当然こんな調子で良いわけがなく、大量の落単という結果だけが残りました。最終的に更生(?)して、今なら「くだらねーこと言ってないで黙って授業出ろ」と思うだけですが、その時自分なりに授業の意味について考えて何とか結論を出したのでそれは③で記述します。

原因3:部活やバイトにのめり込みすぎたから

何かに打ち込むことは別に悪いことではないと思いますが、たまに部活やサークル、あるいはバイト先の人間関係が良好で居心地が良すぎるあまり、そのコミュニティや活動に全精力を注ぎ込んでしまう場合があります。例えば、本来授業を受けているはずの時間に部活の練習をしていたり、授業を切ってまでバイトしに行ったりする人を見たことがありますし、私にもそんな時期がありました。必死に練習して活躍できたり、働きつめて独力で大金を手にした時の喜びはとてつもないもので、大学に居場所のない人ほどこうなるんじゃないかなと思っています。場所がないからこそ、誰かに認めてもらいたいとか、居場所を作りたいという承認欲求が強くなってしまうともう危険です。中には生活のためにお金を稼がなきゃいけないからという人もいるので良し悪しの判断はつけられませんが、卒業したいならバランスを取るべきだとは思います。


②サボって手にしたものは何か

1.後悔

正直言って、手にしたものなんていうほどのものはないといえばないですが、強いて挙げるならこれを手にしました。当たり前ですが、落として初めて自分の置かれた現状を痛感させられます。成績通知書を見て、1桁しか単位が取れてないと分かった時は冷や汗が全身から吹き出して、本当に泡吹いて気絶するかと思いました。たまに留年の覚悟を早々に決めて、平然としている人もいますが私はきっちり4年間で卒業したい人だったので本当にヤバいとその時になってようやく気づきました。といってももう遅いので本当に後悔しました。別に何か部活動やサークルで大きな成果をあげたわけでもバイトに勤しんで大金を得たわけでもなかったので、本当に無益な時間を過ごしたなと思いました。


③サボってその後どうなったか

1.履修がとんでもなく増えた

一度サボって単位を大量に落とした人間は絶対こうなります。(5年生を視野に入れているなら話は別ですが)もう

毎日朝から夕方までギッシリと授業があって、さらに1つたりとも落としていい授業などない

ので自分の趣味の時間すらも犠牲にして課題をやったり発表に備えたり、それでもバイトをしなければならなかったり、そんな生活が1年間続きました。中には必修の授業もあったので、下級生に1人混じって授業を受ける異端者と化しました。これも精神的にだいぶ辛かったですが、そんなことを言ってもどうしようもないことは既に分かっていたので覚悟を決めました。ただ、その分ちゃんと登録した単位を取り切ったときは達成感が半端なかったです。(そんな達成感いらない)

2.態度が完全に変わった

大量に単位を落としてから本当に心を入れ替えました。当時の私は上述の通り色々な理由をつけて大学をサボっていましたが、

もうそんな甘いこと言ってる場合じゃねえ!このままだと留年する!死ぬ!

と危機感マックスになって、まず登校ダルい問題を気合いで解決しました。寒かろうが眠かろうがアラームを大量にセットしてとにかく起きて、昼休み時間はとにかく寝まくって体力を回復して午後の授業を受けて...といった感じに自分の生活を矯正していきました。危機感があるだけで人ってここまで変われるんだなと思うと同時に、前は何でこれができなかったんだ...という思いもありました。といっても、安全だと思っているうちはひたすらだらけていくだけなのでどうしようもなかったと思います。

授業の意味については、とりあえず最初はそんなこといいからとにかく行くんだ!と思って普通に出るようになりましたが、今になって思うのは

知識を得るだけが授業の全てじゃない。別に知識を忘れても授業を受ける中で何か考えたり、悟ったり、学ぶものがあればそれでいい。

ということです。取った授業の内容を思い出してみろと言われたらもうほとんど思い出せないですが、授業の中で先生が言ったことが物事を考えるときに役に立ったり、その他にも例えば、大量履修生活を通して

課題をさっさとやることの重要性

自分の時間を費やしてでもやらなければならないことが存在するということ

面倒臭くてもやらなければならないことがある

ということなどに気づきました。(自分で書いてて内容があまりにも臭すぎて恥ずかしくなった)

とりあえずこんな感じに態度を改めていきました。

最後に

散々書いた通り、

大学サボってもロクなことがありません。

高校から大学に進学する際には内申なんて関係ないし、最後に入試で一発決めればいいだけでしたが(この考え方も違うかもしれないけど)大学は真逆だと思っています。継続的に頑張って単位とって、といった姿勢が大事です。幸いにも私の場合、サボったのは1学期分だけだったので4年生になって得られる分の休みを先に消費しただけとも言えますが、就活とか卒論とかそういった大事な時期に苦しむことになるのでやっぱり真面目にやるのが一番だと思いました。また、どうしてもサボってしまう人は学費がどれぐらいなのか一度自分の目で確認してみるといいです。自分で全額払ってるなら自業自得だからいいやという風になるかもしれませんが、誰かに払ってもらってるならさすがに危機感が持てるはずです。

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