伝説の人斬りについて

伝説の人斬りとはT会系M組（解散）初代組長です。当時の地元有力政治家の義理の弟です。地元有力政治家のIの妻の姉が彼と結婚していたのでその関係です。有力政治家の身内に反社がいた。関わりがあるというのもいただけないものだとは思いますが…。なお、Iの政敵Jは二代目の身柄を押さえておりました。ここから因縁が始まります。

この伝説の人斬りは認知症になり前妻の親族が経営する施設。当時の私の勤め先に入所してきました。認知症になった解散した元組長なんて誰も訪ねては来ないもんです。権勢を奮っていても虚しいもんです。
しかし一の舎弟の江崎だけは毎日組長のお世話をしにきて、自分の女を介護職員として入職させるなど入れ込み方は尋常ではなかったです。この女は仕事はしない、仕事していても酒の匂いをプンプンさせて何しに来てるんだという体たらくでした。コイツと同じシフトに入ったら尻拭いをさせられてはた迷惑な存在でした。

さてその当時は私はケアマネ持ちでした。それを知った江崎からは
『今度メシ食おうや』
と誘われて江崎の家に行ったのです