娘との、最後のデート
こんにちは、まるけパパです。
昨日、ぴっぴ♀との最後のデートの様子を公開しました。
デートと言っても、病院までの道のりなんですけどね。
4羽いるので、頻繁にお散歩に連れて行くこともあまりしておらず、4月になった時にお花見をしたりするぐらいでした。
なので、「病院までの道のり」をデートのように、いつも話しかけながら行くのが、僕らのスタイルでした。
23日の検査入院の日も、ぴっぴは検査を終えて一泊して帰ってくると思っていましたし、24日は、まるけママも一緒に迎えに行って3人で帰宅する予定を組んでいました。
「帰ってから、4羽で粟穂大会しようね〜!!」なんて言いながら、まるけママとぴっぴが帰ってきてからの事を話し合っていました。
23日は、朝の9:00〜9:30に病院へ連れて行き検査入院の手続き。
11:30ぐらいに帰り、昼食を取り13:00から仕事でした。
仕事でバタバタしていてひと段落した時に、スマホを見たら、まるけママからの着信がありました。ぴっぴに何かあったとしか思えませんでした。
「酸素室に入ったって!!」
心臓のドキドキが止まらないまま仕事をしていて、またスマホを見たら、まるけママから着信があって、その下を見たら
「ぴっぴが亡くなったって、、」
画面が見えなくなるまで、涙が溢れました。
僕は、子どもたちを療育する現場で働いていますが、子どもたちの前で泣き崩れてしまいました。その時は15時前でした。
「送り届けて、6時間しか経ってないのに一体何が起こったんや。」
そんな気持ちが頭の中でグルグル回って、受け入れれなかった。
とにかく帰って、まるけママとぴっぴの所へ行かなきゃ!!
「帰ります!」と言って職場を飛び出ました。
ぴっぴと、二人きりでしたデートは片道で終わってしまいました。
デートの動画の中にある病院に着いてからのぴっぴは、家を出発する時のぴっぴとは別のインコなのかと思うぐらい元気に動いて鳴いていました。
時間が経って少し冷静になって動画を観ると、ぴっぴはもう自分が長くないことを分かっていたんだと思います。
だから、僕に最後の力を振り絞って元気な姿を見せてくれた。
一番綺麗な姿を見せてくれたんだと思います。
この表情が、目に焼き付いて離れないんです。
片道1時間半のデート。
診察直前まで話したこと。
ジーッと見つめあった数秒間。
病院に響き渡るぐらいの鳴き声。
パパに近づこうとしてプラケースにぶら下がったこと。
入院用のケージの中に怖がらずにすんなり入れたこと。
パパは絶対に忘れないよ。
毎日、泣いてばっかだけど空から見ててね。
ぴっぴが命かけて伝えてくれたこと、同じ飼い主さんに絶対伝えるからね!!
最後のデート、楽しかったよ。
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