見出し画像

自創作ぬいを作った

ぬい活

言葉だけは聞いたことがあった。版権キャラや3次元アイドルのぬいぐるみとお出かけしたり、着せ替えアイテムを作ってみたりするあれ。今ではいちから自分でも作れるようにと書籍やアイテムが沢山売りに出されている。もちろん百均などリーズナブルな場所でもよく見かける。

版権でもなければそもそも公式が自分である一次創作ではぬいぐるみが販売されるなんてことはなく、私も自創作のオリジナルぬい作りたいな〜とぼんやり考えていた。


自創作ぬい

作った。



勢いで生きているため、ぬいぐるみ作りたいな……とぼんやり考えているところから、書籍を買い、素体を作り、衣装を作り、小物を作り……と一通り遊びまくったので一連の流れをnoteにまとめることにした。
これ読んでも別にぬい作りの参考にはならないと思う。自己満noteであることをご了承頂きたい。

ぬい作りの準備

はじめに買ったのは書籍。とりあえず一冊買ってみた。

大中小3種類のぬいが作れて、基本的なぬい服の型紙までついてくる。お買い得です。是非。

次に布を買う。ぬいぐるみ用の布があるらしく、Amazonで探してポチッた。
ソフトボア …基本の布。調べたらたくさん出てくる。ぬいぐるみらしい素材でめちゃくちゃに可愛い。本当に可愛い。他の布は無くてもこれだけあれば十分すぎるほどぬいになる。
ナイレックス …無かった。悲しい。調べても割とレアな布なのか、買える場所が見当たらなかった。有識者の方、買える場所知ってたら教えてください。
しかたないのでナイレックスの代わりにフェルトで代用することにした。

そしてどんなぬいにするのか、オリジナルのキャラクターを元に軽く図案を描いてみる。


今回つくったオリジナルキャラクター立ち絵
ぬいぐるみの図案

元々ものづくりは好きなほうだったし、不器用ではない……と自負しているためこれくらいの確認で大丈夫だろうとさっそくぬいづくりにとりかかる。

素体を作る

本の通りに型紙を取り、縫い合わせ、綿を入れて……

最初のぬい

できた。

もちろんさっきの画像とは別のキャラクターである。

布が届く前日、一旦ぬいぐるみを作ってみたくて家にある布を使って一体作ってみたのだ。刺繍の練習もしたかったのもある。本ではワッペンやボタンなど、もっと簡単に目がつくれるやり方も紹介されていたのだが、刺繍の方がオリジナリティを出せると思ったので手を出した。

刺繍した顔

練習なので右目と左目の縫い方が違う。右目(青い方)の縫い方の方が可愛い。同じカラーの部分は段差をつけないほうが仕上がりも綺麗になりそう。

前髪は、本の通りにしようとするとグルーガン(もしくは布用接着剤)が必要なのだが、新たに買いに行くのが面倒くさくて縫い付けた。悪くないと思う。

とにかく本を見て型紙の通りに作ればめちゃくちゃ可愛いぬいが完成する。めちゃくちゃかわいい。最高。

本番の布も届いたので、本来作りたかった方のぬいをつくる。

本番のぬい

できた。

めっっっちゃぬいぐるみ。思わずほおずりした。可愛い。布の違いがはっきりとわかり驚き。布はケチらない方がいいです。

本番顔の刺繍

このキャラクターは右目が無いという設定なので、それも刺繍で表現してみた。刺繍、塗っているうちに目安線からどんどん離れていくので、途中から諦めて目安線ガン無視で整えた。本来はもう少し大きい目だったのだが、これでも十分可愛いので良しとする。

このあと服作りに入るのだが、素体ぬいを作り上げた段階で時刻は夜中の11時。流石にしっかりとした服を作っていたら夜が明けてしまう。一旦簡易的な服(本の型紙通りのシャツとズボン)と、ついでにフェルトでベストみたいなものを作ってみた。

ベストがでかい

赤子かもしれない。

服を作る

最初に作ったのは本の型紙通りのジャケット、シャツ、ズボンである。
素材は百均で買ったはぎれ布。

基本服

オリジナルの服となるといろいろ凝りたくなる。そこで軽く設計図のような案出し落書きをした。

ぬい服案出し
マント案出し

ちなみにこのキャラクターの名前は「マゾヒスト」通称「マゾ」である。
ベストにズボン、チェーン付きの首輪、さらにマントとアイテム数が多いが、再現出来たら絶対楽しいと思って色々案を膨らませていく。

構想しているだけでは作れないため、型紙をかいてみることに。

型紙ラフ
実際に切り出したところ

購入した本の型紙を参考に、自分の作りたい服のイメージを纏わせつつ型紙を作った。素の頭では服の型紙イメージなどないため、ネットで実際の服やぬいの服の型紙を調べていたらめちゃくちゃでてきた。先人達の知見、助かります。

型紙通りに切った布

実際に布を切り出したところ。ベストの黄色い刺繍はお気に入り。が、少し重なるようにできていた型紙だったため、ちょっと場所をミスった気もする。最終的に違和感はなかったためよしとする。
あと中シャツはうまく作れなかったため、途中で別のデザインに変えた。

中シャツをひとつにまとめたデザイン
くっつけたところ

めっちゃいい感じである。写真を取り忘れていたため、ズボンと首輪、マントの作業工程は省略させてもらう。
こうして服を作り上げ、実際にぬいに着てもらうと……

マントなし表
マントなし裏

売り物だろこれ。

初・外に出たぬい
ケーキを見つめるぬい
ケーキを食うので隔離

みたことあるぞこれ。

バカクソテンションが上がる。最高!!!!!!!!
ぬい活、これはハマりますわ……
ちなみに場所は好きな喫茶店です。良い感じの場所でほかの写真も撮りたかったが、ぬい撮りに知見が無かったため断念した。

おまけ・小物

首輪とズボンのベルトがチェーンで繋がっているというデザインのため、その再現に挑戦してみる。

チェーンで繋がる首輪

めっちゃいい感じ。
使用したのは百均で買った手首バングル用のチェーン。

これ

ハンドメイドアクセ作りにハマっていたとき買ったものである。その他まるかんやちょっとしたボタンなどもその時のものを流用している。
服やマントの留め具なども百均で購入。ハンドメイド系のアイテム沢山あって嬉しい。

ぬいづくりは楽しい

1日10時間くらいかけてぬい素体をつくり、次の日6時間くらいかけて服を作った。えぐいのめりこみ。
めちゃくちゃ可愛いし、再現できるとテンションがあがるので一次創作民で裁縫を苦としないならおすすめ。めっちゃ可愛い。

そしてせっかくなら着せ替え用別衣装も欲しい……

魔法少女パロ衣装
別衣装のラフ

こちらの制作過程はまた後日書こうと思う。
ぬいづくり、めちゃくちゃ楽しい……!!!!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?