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東京ステーションホテルで飲み放題した話。

今回はBARで飲み放題をしましたというお話です。

東京駅の丸の内側の駅舎、その中がホテルになっているのは割と有名な話である。

以前、僕はハッと思い至った。ホテルならBARあるんじゃないか。あった。

BAR Oak というオーセンティックなBARが併設されています。
実はここには以前訪れたことがあって、東京ステーションホテルという最高の立地からは考えられないほどリーズナブルにお酒を飲むことができる。
参考までにその時は2人で2杯ずつ、カクテルを合計4杯、1万円で充分におつりがきた。

カウンター席に着くと縦長の窓から丸の内の広場が見える。
特に夕暮れ時に行くとだんだんと夜になっていく風景が楽しめて、おすすめである。しかも回転して間もない時間帯は空いている。

諸々の自然現象、お天気予報、超常現象的要因、心理的欲求が重なりまた行きたいと思ってお店のページを見るとなんと臨時休業であったため少し落ち込んだ。
しかし、諦めるのは早かった。まだcafe&BAR カメリアが残っていた。

カメリアさんはステーションホテルに数ある飲食店のなかのひとつだ。
cafe&BARということもあり、ランチもやっている。
やはりお酒が飲みたかったので、ディナータイムに行くことにした。

せっかく行くなら満席で入れないのはプランを立てる上でよろしくないので予約をして行った。(ちなみに前出のオークさんは予約できない)

予約するにもただ席のみを予約はできないので、コースを選ぶ必要がある。今回は“WAIWAIプラン”という非常に楽しそうな名前のコースにした。

飲み放題にして、料理をつまみながらワイワイとお酒を飲もうじゃないか、と。そんな雰囲気だったが、バーで飲み放題なんてそうできる体験ではない。

当日、来店してカウンター席に案内されるとまずはスパークリングワインをオーダーしました。(僕はワインについて詳しくないのでこれ以上のことはわかりません。これ以降もこんな感じです)

乾杯をしながら、そのうちに冷たい前菜系の料理と温かいメインの料理を選びます。

2人でいったのでそれぞれ一品ずつ、
前菜系
・スモークサーモンのサラダ
・ミックスサンドウィッチ
メイン系
・ポテトフリット
・ソーセージの盛り合わせ

料理もめちゃくちゃしっかりしていて、充分なボリュームでした。

さて、ここからがバーテンダーさんというお酒のプロ、接客のプロがいるお店の本領発揮でした。

グラスのお酒があとひと口残っているという頃に、スッと現れて「お次は何にしますか?」と聞いてくれる。
またワインを飲んで「美味しいわね」なんて話をしようものなら、スッと現れて「もう少し足しましょうか?」なんて言ってくれる。
ウイスキーのソーダ割りもバーテンダーさんが作るあのバーで飲むソーダ割りが出てくる。ウイスキーはたぶんカナディアンクラブだった。
ノンアルコールのカクテルもラインナップにあり、シャーリーテンプルとサラトガクーラーの2種類のシュワシュワソーダ系が用意されていた。ビールもあるよ。

といかく時間いっぱいこんな具合でお酒&お酒の時間を過ごすことができる。僕も訪れる前は落ち着きある大人を意識し、「大人しくゆっくりと3杯くらい」にしようと決めていたが勧められるとついつい飲んでしまう。

最後のお酒も頼み終わり、ホッと一息ついた頃、食後にホットコーヒーが出てきた。(ホッと)

こんなに良くしてくれて、東京ステーションホテルのバーで飲みたいという欲求も叶えられる。
今回のお会計のひとり分がサービス料も税も込みで6500円は破格過ぎます。

お店の位置的に窓から見えるのは駅舎の向かい側にあるKITTEですが、あの屋上に登った時に「ほら、あそこはきっとホテルの食堂になってるんだね」と話していたところで食事をしていたとこに気がついた。

ショップで買ったポストカード
カウンター席はこんな感じ。

BARで飲み放題、そんな夢みたいなことが実現できた東京ステーションホテルのカメリアさんでした。

今度は純粋にカクテルを楽しむために行ってみたい。ステーションホテルの飲食店フロアは入り口だけ入りづらいけれども、一度入ってしまえばそんなに緊張もしません。
とてもカジュアルに入れる雰囲気です。


今回の教訓、おしゃんなお店は飲み放題のことをフリーフローと言い、ポテトフライをポテトフリットと言います。

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