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生きづらさとIQの関わり

Всем Привет!

実は来月に引っ越しするのですが、うっかりWi-Fiを先月末に解約しちゃって、それからというもの、自室でPCが使えずなかなかnoteを更新できませんでした(^^; 

今日のテーマはこれまでのロシア留学【前回の記事】から一転、全く別のものになります。気ままに書いていくのでぼーっと読んでいただけると幸いです!

生きづれぇぇぇ、でもどうして?

 
生きづらい、もしくはなんか苦しい
これまでそんな風に感じたことってきっと誰にでもあるはず

けれど、どうして生きづらいのかは人によって様々で、それを解き明かすことは案外容易ではない。それは恋愛のような他者との関係性から生じるストレスが原因といった外部要因なのか、自分の精神的特性や能力からくる内部要因であるのか、、

今回そんな生きづれぇぇと感じ原因を紐解いてみた僕の事例をカキカキしていく。

どうやって→ IQテストを使って

1.ばかに悩んでどうしたの、の○太くん?


生きづらいつったって一体何があったのか。
僕の場合はこうだ

「なんかできることとできないことの差が激しすぎるよードラ○もーーん!」

例えば、勤務中、一人で黙々と行う業務は得意なのだが、会議など皆が矢継ぎ早に喋る状況では至極苦手意識を感じてしまう。
またインプットを要する業務(例:資料を読む、誰か特定の人の話を聞くなど)を行う際に周囲に雑音があると全く集中できない。子供の頃、リビングや騒がしい教室での勉強がマジでできなかったな~

このままではストレスがたまる一方でいかん、虞や虞や奈何せん
ということで解決策として心療内科(ドラ○もん)に泣きつき検査の一環で自分の特性を知るためのIQテスト、

ピコピコピコン WAIS-Ⅳウェクスラー成人知能検査代4版)!!

を受けた。狂音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ・虫退治機なみに長いテスト名だ

2.IQテスト、WAIS‐Ⅳとは

photoACより


IQテストってなに?

巷ではネットや書籍等で簡単にできるIQ診断といった謳い文句のコンテンツが氾濫している。そのためWAISと聞いても「?」となるくらいあまり世間には浸透していないんじゃないだろうか。

でも実のところ、WAISって日本で最も多く用いられている大人用の知能検査なんだ!
語末のⅣは第4版って意味(子供版ではWISCがある)。

WAIS‐Ⅳでわかること:主に以下4つのIQ指標(合成得点)を算出することで知能構造を明らかにし、どういったことが得手不得手なのか、また4つの指標間の乖離からどのような弊害があるのかを分析できる

言語理解VCI):言語の理解力、言葉による推理・思考力、言語の表現力、言葉を状況に合わせて応用する力、学校や環境から得た知識(ざっくりいうと言語力

知覚理解PRI):複数の視覚刺激の関連性を理解する力、資格情報を処理する力、資格と運動を連動させて課題を解決する力、空間処理力、非言語的推理分析力、視覚的イメージ(ざっくりいうと視覚情報処理力

ワーキングメモリーWMI):聞いた言葉や数字を短期間記憶する能力やその短期記憶を使って心的作業や情報を操作し結果を産出する能力、注意力、集中力、メンタルコントロール、推論(ざっくりいうと聴覚情報処理と短期記憶力

処理速度PSI):視覚的な短期記憶を使って作業する能力や素早く正確に読み込み作業を遂行する能力、筆記技能、動機付け、注意の持続、視覚と運動の協応力(ざっくりいうとルーティンワーク、単純作業を素早く正確により広くこなす力

これらを10種類の基本テストと5種類の補助テスト、計15種類の下位検査とよばれるテストを用いて計る。ただ、補助テストは人によって実施数が異なり一様ではない。自分の時は3種類だった。最後に算出された異なる4つの合成得点から最終的な全検査の平均知能指数(IQ)が割り出される。

因みに被験者はテスト内容を口外してはならない。さもなくば医療業界からその存在を抹消されるだろう(嘘、でもテスト内容は教えると本末転倒なので緘口令を出される。王様の耳はロバの耳状態だよ~)

3.IQは高けりゃいいのか

 
 結論NOだ

「いや、でも高いに越したことはないよね」と考えることは寧ろ普通。しかし、ドラ○もん曰く、IQは他者と比べて高い低いどうこうといった指標ではなく、

どれだけ自分の能力間には凹凸があるのか、その凹凸がどういった弊害をもたらすのか

という、あくまで自分の特定の能力を把握するための指標でしかない。はいここテストで出ます。

ただ、他者と比較するのも決して誤った使い方ではない。
例えば、あなたは比較的4つの指標においてバランスのいい人たちが多いA会社に所属しているとしよう。一方あなたの4つの指標はブラックマ〇ネーズの吉〇のほっぺた並みに凸凹だった場合、彼らに囲まれて全く同じ方法、環境で業務をするとなると、きっとあなたの凸凹が顕在化し苦労する。反面、凸凹だらけの人がいてなんだかんだ互いに補完できている会社だと働きやすいかもしれない。
そういったある環境における集団間の能力傾向を知る上でIQを使用することは有効的だし、実際に利用している会社も少なくない。

画像内のメモは無視してほしい(笑)

上記はIQ分布表である。IQ分布のサンプルは年齢グループ帯で構成されているので、例えば30歳の人が10歳の人や70歳の人と一緒くたにされることはない!
IQ90~110までが人口の50%に該当する。真ん中の山から左右にいくに連れてレアポケモン化していく。余談だけど、130のゾーン、すなわち人口上位2%にはいるとMENSAに入会できるよん 

ではどうして高けりゃいいってわけじゃないのか実際の例を使って実感してもらえればと思う

4.高けりゃいいわけじゃない、後天性ロシア人の例

 はい、ドンッ

見にくかったらメンゴ。因みに上から合成得点の平均は100、下位検査の平均は10となっており、僕の数値はあくまで同年齢帯を基にした相対評価の結果である。

言語理解117
知覚推理126
ワーキングメモリー109
処理速度121
全検査結果 IQ=123

となった。あれ、高いほうじゃない?全部平均かそれ以上だし…

その見方ではいかんとです!!どげんかせんといかん!

問題は各合成得点間での差(ディスクレパンシーと呼ばれる)がどれだけあるのかということ!その差が大きいほど人は苦労する!僕の例を野球に例えると、

塗り忘れと、脱字を見つけた…

僕の知覚推理とワーキングメモリーには17という大きなギャップ、即ちディスクレパンシーがあるわけだ。
ワーキングメモリーが弱い、これは聴覚情報処理、短期記憶能力が苦手ということ。知覚推理が如何せん高い故に入ってくる情報が多い反面、耳からの情報を識別し処理する能力が相対的に低い。短期記憶能力も知覚推理ベースからすると低いため、結果的に情報のオーバーフローと情報処理疲れに陥り、脳疲労を引き起こしてしまう、そんなイメージだ。つまりは109が126のパフォーマンス受けきれないわけである。最初にいった雑音があると集中できないといった問題もここに起因する。

こう考えると人と比べて平均より上か下かという問題は本質的ではないことがおわかりいただけただろうか?事件は現場で起こっている、いや自分の内部で起こっている!
僕のIQ平均値は123、一番高いのが知覚推理で126。一番低いのがワーキングメモリーで109。ただ109って世の平均ではあるよね~  否!

僕自身の世界におけるスタンダードよりかは14ポイントも低い!

世の平均では焦点の当てどころをミスっている!

IQテストはこの自分の能力の状況を数値化し、あくまで何が得手不得手なのかを理解し受容するきっかけであり、対策として今後何をどうするか検証する上で用いる指標に過ぎない!人さまは関係ねえ!!

と振り出しに戻る文言だが、この点が凄く肝心なんだ!

5.じゃあ対策は?

 
対策は何をしたらいいのか。ワーキングメモリーを爆上げしたらいいんじゃないか、というのが単純な答えであるが、そうは問屋が卸さないよと。後天的に伸ばすにはなかなか難しい領域らしい。後天性?お?

そのため必要になってくるのが環境調整である。つまり、自分にあった環境をカスタマイズしていくこと。

例えば、インプットをする際には静かな空間を予め準備しておく、イヤホンをしていてもOKなよう合理的配慮を周囲にしてもらうといったことなどが挙げられる。また会議の場では録音をさせてもらうのも有効な手段だ。

能力自体を変えることは困難でも、補っていくことで苦手を緩和していくことが可能だ!キーワードは、苦手は外部的な環境や技術、人の助けといったアウトソーシングで補填できる!(逆に尖った能力に全振りでもOKな業務や業種に就くことも1つの策といえる!)

おわりに


今回は生きづらさの原因をIQ検査から探ってみたお話だった。自分のIQを知ることで日ごろの悩みや不安の原因究明の一助になるかもしれない。
しかし、IQは一指標に過ぎない。参考にすべきものであって僕たちを決定付けるものではない。僕たちには4つの指標なんかよりももっともーーっと多くの決定要因があるし、価値観といった観念的で成長とともに明らかに変化していくものもある。人には色んな味があるものだ。高いや低いは本質ではない。

ありきたりだけど、僕らの決断はどう生きるかという道徳観、そしてどう生きたいかという価値観があってなされるものだと思う。この2つから導き出された決定をどう効果的に実行するか、僕たちは有効なプロセスを導き出す上でIQを含めた様々な指標を参考にする、それ以上でもそれ以下でもない、ただそれだけ。僕はそう考えてます。こういった心構え一つが解決の糸口になる、これが今回の結論(笑) 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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