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農研機構研究報告 第6号『ソバ新品種「キタミツキ」の育成とその特性』 300文字要約

北海道では水田転作作物としてソバが盛んに栽培されている。主力品種として「キタワセソバ」が生産されているが、種苗法の権利保護期間満了に伴い品種特性の維持が難しくなる事と、農産物検査規格の改定によりソバは実の容積重が重いほど良い等級に格付けされる様になった事で、生産者からは「キタワセソバ」と同水準の品質で尚且つ高容積重の品種が求められている。
 以上の理由から農研機構北海道研究センターは新品種「キタミツキ」を育成した。この品種は「キタワセソバ」とほぼ同水準の品質を持ちながら、多収で高容積重、ルチン含有量や麺色が優れている。今後北海道の代表品種として国内ソバの生産振興に貢献する事が期待される。


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