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[おぐねた]プロ野球とインターネット

先日まで腎臓の手術で2週間病院にいました・いろいろと勉学の道具をもっていきましたが、あまりの痛さやチューブに繋がれた生活のため、まったくやる気がおきずひたすら時間が去るのを待つばかり・・・やはり健康が一番です。

実は今をさること30年ほど前、自分は住宅業界に居まして転職する際にこのコンピュータ業界(当時の PC は今からみたらおもちゃレベルですが・・)に入る前に以前に調べて、野球の数字を整理できるコンピュータでも勉強(仕事)にしてもいいだろう、てなノリで、入ってしまい今に至るわけですが、我が愛する千葉のチームは30年前には名前を語るだけで奇人変人扱いされてしまうチームでした・・
よく観客の数が数えられるとか選手よりも観客の方が少ないと馬鹿にされ実際自分も外野を数えたことが何度も有りました。100人は居なかった記憶があります。

もちろん今日では当時の応援歌で "●●の夢は観客動員100万人" はおろか、160万人を超えるという盛況で去年なんと球団事業が初の黒字になったという記事を読みました。パ・リーグの昔を知る人は到底信じがたいことです。実はパ・リーグの球団は貧者の道具としてインターネットを使って現在の人気を底上げしてきたのです。

例えばホームページですがセントラルリーグは全部個別に作成をしています。個性があるといえばあるのですがメニューはてんでバラバラ、チケットを購入するページもバラバラ・当然お金は個別にかかります。ビジターとして試合をみたいときには一苦労です。

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セ・リーグの Web サイトのイメージ、統一したメニューはまったくない

一方でパ・リーグの球団のページはメニューが統一されており、チームカラーで統一されています。多くのシステムが統一化されておりチケット・スケジュール・成績などはどこからみても同じにみることができます。動画も各球団がつくるものがありますが、試合中継の動画サイトからパ・リーグ全試合を見ることができ、交流戦のときにはセントラルのファンがなぜないのか?というクレームが寄せられています。

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パ・リーグの Web サイトイメージ

自分の感覚では下記のようなものでしょうか?

1997-2000

球団が独自にHPを作り始める

2001-2004

iモードでテレビにはでない情報を上げ始める
一部の球団ではプロバイダーと組んでネット中継を始める
某掲示板では実況chで贔屓のチームをテレビで見ながら応援するという使い方

2005-2007

パ・リーグのサイトの一元化、浮いたコストでネット中継を6球団で統一
このことから巨人戦をはじめ地上波の中継は大幅に減り有料チャネルに転換し始める
球団だけでは赤字になるが球場の権利を持つ球団は収入をネットを使って増やし始める

2008-2014

スマホの普及により動画が移動中でも見られることに
途中経過をハラハラと確認することはなくなり、リアルで確認することができるようになった

2015-

チケットのスマホによる購入・AI による試合ごとのチケット金額変更
チケットはネットとスマホさえあれば確保できることになり、需要予測がより確実に行えるようになった
ファームの試合すら中継されるようになりより広く深く情報を集められるようになった

かつてテレビによる試合の中継の独占化が問題になりテレビ中継料から2004年に球界再編が起きましたが、今や球場の管理を持つものと持たないもので利益分解点がわかる状況になりました。インターネットはそれまでのマスコミによる発信とは異なり、自分からの発信を可能にすることでパ・リーグの観客を激増させるに至ったわけです。今後はインターネットと親和性の高い4Kテレビによりテレビではなくインターネットから中継を配信する時代がくるでしょう。実際現在の4Kで見ているのはテレビではなく YouTube や Netflix の4Kですから・・・。
そして 5G の普及に伴い球場に行かなくてもその場にいるかのような VR 技術も進んでいます。もっとも最初は人間の本能に近いところからサービスは普及するのでしょうが・・。


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