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何にビビっているのか?


いったい何をビビっているんだ。君の人生だ。  ー ザ・マスミサイル


スケボーを始めた。

街は秋風、人生も紅葉の始まる時期だ。


高校生の頃、友人がスケボーを初めようとして、立つ事すらままならない様子を目撃した。だから、とても難しい物だと思っていた。

ところが・・・


1年くらい前、長男(小学生)がスケボーが欲しいと言い出した。
すでにスケボーできる友達に借りて教えてもらってると。

買ってあげて最初のうちは、前述のイメージがあったので、必ずヘルメットをしなさい。公園からはでてはいけません。などと、かなり注意…というより警告していた。


そのうち長男は、普通に乗れるようになっていた。難しい技はやっていないようだったが、あたかもスケボーの上が普通の地面のように、ジャンプして体の向きを変えたり、片足で立ったり。
とにかくフラフラとバランスを崩すような事はなくなっていた。


もはや彼は、いつでもどこへ行くにもスケボーを持っていった。


そのうち、私もこれまで気にしなかった光景が目に入るようになってきた。

公園や街角のスケボー少年たちがカッコよく見えた。


夕暮れ、誰かの光るウィールを見て、そのままムラサキスポーツさんに買いにいったりもした。


そんな、ある日インスタでスケボーの動画をみた。
まあ、昔からよくある、公園や街角でトリックしてる動画だったけど、ちょっとみる目が変わったのだ。

こんなふうに息子のスケボーを撮りたい!


撮りたい!?


そう、私はデジカメの講師でもあるのだ。


でも、スケボーの撮影方法を調べてみると、あんな風に撮るには一緒に滑って追いかけなければならないようだ。


だから始めた。

筋肉痛と戦いながら。


ところが、初めてスケボーの上に乗った時に驚愕した。


え!? 普通に立てるじゃん。


高校生の頃の友人がビビりまくって全く乗れなかったイメージだったのに、

Youtubeや、近所のスケボー少年達の振る舞いをみて、

スケボーのどこに、どんな感じに足を置くのかを予習して乗ったら

なんとも安定して乗れるではないか。


というわけで、昔何かの経験から、ビビって恐れて離れていたことも、今、取り組んでみたら、意外に大丈夫。ということもありますよというお話です。

パソコンを学ぶということも、かれこれ数十年前は、そもそもパソコンが生まれ、ビジネスの現場に導入されてまもないわけですから、パソコン本体も、パソコンを教える人も、教える方法もまだまだ力が足りない部分があったと思います。

それでビビっている部分があったと思います。


私が高校時代に戻るなら、ヘルメットやプロテクターをするとか、ビビりに対するケアが必要だったのではないかと思います。あとは体で覚えるか、上手い指導者がいれば早く覚えることもできたと思います。


昔、ビビって怖かったこと、でも少し憧れていたことに(意外にそれらは近い関係にあるのかもしれませんが)、また取り組んでみてはいかがでしょうか。


いや、ちょっとビビるけど。。。


令和2年11月6日 筋肉痛の日々










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