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世界で和食ブームの次に来るのが日本の和菓子だ!

以前に和食が健康にいいということで、世界的に和食ブームが
起こっていることを地中海料理とともに記事にした記憶が
あります。

日本食が海外でブームとなって久しいですが、そのブームは
とどまるところを知りません。とりあえず、すし飯じゃなくても
何かを巻いて出せば「SUSHI」として売り出してしまうほど
出店ラッシュが起こっているようです。

そんな中、日本人は和菓子から洋菓子へと嗜好が移って
いますが、外国人は逆で、和菓子へと嗜好が移っている
ようです。日本で働いていた米国人ビジネスマンは、日本の
和菓子の魅力に目をつけ、アメリカでお菓子のサブスクビジネスを
はじめて成功しているみたいです。

日本のお菓子に惚れ込んだアメリカ人が始めたサブスク(定期購入)
サービスが今、全米で人気を博しているようです。その名も
「Bokksu(ボックス)」というBoxを日本語読みしたユニークな
社名です。

2015年創業のボックスは、大手メーカーの人気商品から地方の
名物など1000種類以上のお菓子を取り扱っています。
その中から毎月、20個ほどのお菓子とお茶のパックを詰め込んだ
箱を送っています。

月額料金は49.95ドル(約6,700円)で、これまで世界100カ国に
100万箱以上を販売しています。月額料金もかなり割高に
感じますが、かなり売れているということでここの社長は、
先見の明がありました。

いっぽう、日本人の菓子に対する消費行動が、和菓子から
洋菓子へとシフトして日本人の和菓子離れは顕著になっています。
一時期、フルーツ大福がヒットし、全国的に見られて扱う店舗が
増えましたが、和菓子全体の消費底上げには到底及びません。

和菓子の消費量の減少が止まらなければ、我が国の和菓子文化が
途絶えてしまいます。特に今の若い人たちは、和菓子を食べる
機会が減っています。

そして、「WAGASHI」は、シリコンバレーのオフィスにも入り
混んでいるようです。皮肉なことに日本人が仕掛けたのではなく、
和菓子の魅力を伝道したのは外国人でありました。

日本の和菓子職人の技術や素材へのこだわりは日本文化の一つ
としてもっと広く受けいられる可能性を秘めています。
もっともっと世界に日本人自身が和菓子のすばらしさを伝えて
いかないとせっかくの伝統が廃れてしまう危険性があります。

日本人ももっと、和菓子の良さを認識して、食べるように
しましょう!特に若い人たちにその素晴らしさをアピール
しなければいけません。

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