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レジ袋有料化でプラごみがかえって増えた?そして救世主が出現。プラごみを食べるものが・・・

世界のプラスチック生産量は、わずか70年ほどの間で
200倍近くも増加しました。

世界では毎年800万トンのプラスチックごみが海洋に
流出しており、私たちの健康や他の生物にも悪影響を
与えています。

そのため、プラスティックごみの削減のための取り組みが
日本をはじめ各国で実施されています。

日本では、コンビニなどのレジ袋の有料化することで
エコバック持参を推進しています。つまり、環境に
配慮しているということらしい。

レジ袋有料化ででさらにゴミが増えた。

プラスチックごみ削減のために、様々な取り組みが
行われているのは周知の事実です。その一つにレジ袋の有料化、
もしくはレジ袋の禁止が挙げられます。

しかし有料化後に、今度はゴミ箱用の小さいポリ袋の売上が
急増したのです。店から持ち帰ったレジ袋を、家のゴミ袋に
したり、飼い犬の糞を拾ったりするのに使っていた人が
ほとんどではないでしょうか?

私も百均などで購入して以前の同じように今でもゴミ処理用に
使っています。

つまり、レジ袋がなくなると、代用品を買いはじめたのです。
人は習慣を簡単に変えることはできない典型です。

環境からプラスチックを追放するつもりが、以前と変わらずか、
もしくはかえって増やす結果になってしまったという矛盾が
発生してしまったのです。

また、レジ袋がプラスチックごみ削減の象徴になってしまった。
プラスティックのストローも同じですね。ほんとうに人間は
短絡的思考だと思います。

そんなときに、朗報のニュースです。

プラスチックごみ問題に対する解決の糸口になりそうな研究結果が
出てきました。

それは、

プラスチックを食べる細菌が発見されたというニュースです。世界各地で「プラスチックを分解する細菌」が発見されているようです。

2020年には米英の研究チームが、日本で発見されたポリエチレンテレフタラート(PET)を分解する細菌の酵素をもとに、従来と比べて最大6倍の速さでPETを分解できる酵素を作製したと発表しました。

さらに、カナダのブランドン大学研究チームが、プラスチックの一種「ポリエチレン」を唯一の栄養源として1年以上生存できる「ワックスワーム」という幼虫を発見しています。

実験の結果、60匹のワックスワームがいれば1週間たたないうちに30平方センチメートル以上のレジ袋を食べてしまうことがわかりました。
プラスチックを食べる細菌、世界中で出現。ごみ問題の救世主となるか IDEAS FOR GOOD

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