ChatGPTの負の側面!
チャットGPTがもの凄い勢いで普及しています。ビジネスで
使用する人たちは早速、月額20ドルを支払って有料のChatGPTを
使っています。
ライティングを生業としている人は、一瞬で文章が生成されて
しまうこのAIに仕事を奪われてしまうと思った人も多いのでは
ないでしょうか?
しかし、コピーライターの人たちはそうは思っていないようです。
これを使い倒して今まで時間がかかっていた作業を効率化することに
使って、人間はますます創造性にその能力を発揮できると前向きに
考えているようです。
現に私自身もコンテンツライターとして日々文章を書くことを生業
にしている端くれとしても、これを有効活用することにシフトして
積極的に利用していこうと考えています。
そうやってうまく活用する人にとって、今いちばん問題になっている
ことは、明らかに事実とは違うことが流ちょうな文章の中に散りばめ
られていて当事者によるファクトチェックが追いつかなくなっている
ことなのです。
どうしてそんなことが生じてしまうのでしょうか?
先日、テレビでChatGPTの特集をやっていたときにAIの専門家の
解説者が盛んに言っていたことがあります。
それは、ChatGPTのAIは数学基礎論という分野で、数学の枠組みで
動く限りにおいて、AIは「言語」を「記号」として認識し計算処理する
ことに長けた頭脳であるということ。
つまり、言語における単語やフレーズから次にどんな文が適切かを瞬時
判断して全体の文章を作成しているので、事実であるかどうかという
判断を基には作られていないとことでした。
おもしろかったのは、東大の世界史の問題をこのChatGPTに解かせた
ところ、採点は0点でいた。なぜならまったく事実と異なることを
書いていたというところ、また問題が指示したとおりに書いていない
ことなどで、部分点も与えられないほどの体たらくでした。
まだまだ発展途上であり、近い将来に完全なものとなっていく可能性
があるので、もう少し推移を見極めた方がいい。揚げ足を取るのでは
なく、長期的に得られる恩恵について目を向けるべきだと思いました。
ファクトチェックに関しては、近い将来ChatGPTで作成した文章を
チェックするAIができて、それが自動で検証できれば、使い勝手が
さらに良くなるのではないでしょうか?
今年2023年がAIによる文書作成のChatGPTが先鞭をつけた元年だと
思えば、これからさらに発展していくと確信できます。