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え、あのGoogle検索が米国では使われなくなっているって、ほんとうですか?

あなたは、グーグルの検索結果が以前ほどは「役に立たなく」
なっているという事実をご存じですか?
今やネット上には信頼できない情報があふれていると感じて
いる人がかなり増えているのです。

上位に表示される広告以外の検索結果はSEO(検索最適化)
技術によって最適化され、ものやサービスを売りつけるためや
アフィリエイトのリンクや広告で埋め尽くされているWebサイト
で溢れているとみなが感じているのです。

インターネットの大半は基本的に「ボット」であり、そこに
人間は介在していないという衝撃的な現実があります。

※ボット(BOT)とは、
ロボット(ROBOT)から派生して生まれた言葉で、一定の
タスクや処理を自動化するためのアプリケーションや
プログラムのこと。ボットはしてされたことしかできないので、
人と同じような臨機応変な対応はできない。

最近米国では、人間が制作したとされるインターネット上の
コンテンツの大部分は、実際には人工知能ネットワークと金で
雇われた匿名のインフルエンサーによって生み出されている
という「デッドインターネット理論」が叫ばれています。

この理論はまだ、真実とは言いがたいところがありますが、
人々が、信頼に値するウェブサイトはもはや過去のものになって
いるという世間一般の感覚を反映しているのではないでしょうか?

しかし、いっぽうで検索キーワードの最適化、つまりユーザー側で
検索キーワードを3つぐらい列挙して絞り込んでいけば、適切な
情報にたどり着くことができるので、グーグルの検索結果は
十分役立っている、Googleでまったく問題ないと思っている
人もいます。

特に事実を調べる場合は有用と考えている人は多いのでは
ないでしょうか?

米国では、Google検索に代わって米国の掲示板型ソーシャル
ニュースサイト「Reddit(レディット)」を利用する人が
増えています。

「Reddit(レディット)」は、ニュース記事、画像のリンクや
テキストを投稿し、閲覧したユーザーはコメントをつけることが
できる機能を持っています。日本語版も開設されているようです。

レディットはいま米国で最もよく使われている検索エンジンと
いっていいほどです。しかし、レディットの運営サイドでは
このような使われ方に気づいていないらしく、検索しやすい
インターフェイスに改善しようという気配がないようです。
運営側が想像もしない使われ方に戸惑っているのが現状です。

それでも、人々は結局グーグルを開き、検索窓で検索キーワードの
末尾に“レディット”と付け加えてリターンキーを押す使い方を
しています。結局まだまだグーグル検索に頼っている実態も
あります。





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