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幸福度を増す目標達成方法

目標達成の死角に関する本でタイトルは「Gap and the Gain」の
洋書からの翻訳と解説です。

目標を達成すればするほどまたアンハッピーになりかねない状況
を作り出しています。この理想と現実を比較してしまう傾向を
「ギャップ」と言っています。

つまり、理想を達成したことを幸福だとしてしまうと達成できて
いない今がアンハッピーになってしまうということ。

それを何とか瞬間的に解毒する方法が「ゲイン」なのです。

「ゲイン」とは、
ゲインとは、目標を定めた出発点からどれだけ達成したか、どれだけ
進んだかという概念。

ゲインにフォーカスするとギャップによってもたらされるアンハッピー
の解毒になり得ます。そもそも、ギャップを埋めていけば幸せになれる
かというと実はそうではないことがわかってきました。

目標を定め、そこに到達したと思っても結局は同じ場所に留まっている
こと = 快楽順応が起ってしまいます。つまり、快楽は、達成した
人が慣れてしまい維持できないものなのです。

ところで、自由には二つの考え方があります。「○○からの自由」と
「○○への自由」、前者は、ギャップ思考で束縛を前提としており束縛
されているから今は不幸だという脅迫観念になってしまいます。

いっぽう後者は、自分がもう既に得ていることを認めるのでギャップ
思考ではなくゲイン思考。

理想というのはあくまでも動機づけでありエネルギーをもたらすため、
もしくは方向性を決めるためのものであり計測する対象ではありません。
理想の5%しか達成できていなくてもそのプロセスを楽しむことが重要。

「○○できたら最高!」と言いながら仕事をしていくと、今もいいけど
さらにもっと良くなる可能性があるということで、ギャップ思考に陥ら
ないで済みゲインを享受できます。

ゲインを感じるためのテクニックとして「心理的引き算」という手法
があります。これは感謝をもたらすいいテクニックで、なかったことを
想像することで瞬間的にゲイン思考になります。

心理的な大きな落ち込みがあったときは、学びに変えてしまうことで
落ち込みを瞬間的に抜け出せます。

具体的には、寝る前にスマホを見る習慣をやめる。そして一番簡単な
方法として寝る前に今日できたことを3つ書き、明日できたら最高と
思うことを3つ書く。潜在意識にお願いして眠りにつくと朝起きたとき
の状況に大きな影響を与えます。

あなたも明日から潜在意識にお願いしてみたらきっと叶います。


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