見出し画像

ボリウッド映画の思い出と最新インド映画のRRRを見たい願望!

空を飛んで対戦するマーベリックのハリウッド映画にはかなり
辟易してきました。あなたも同じ思いではないでしょうか?
アバターⅡも思ったほどの集客に繋がってないようです。

日本でヒットしている映画はThe First Slam Dunkを筆頭に
One Pieceや鬼滅の刃、スズメの戸締まりなどのアニメーション
作品ばかりです。

そんなときに圧倒的な映像の世界を見せてくれるのがボリウッド
と呼ばれるインド制作映画です。
インド映画には歌や踊り、喜劇の中に悲劇があり、泣かせる要素も
満載で映画の中に人生がいっぱい詰まった映画なのです。

インド映画との出会いは、衝撃的でした。
学生時代にはじめての海外ひとり旅をインドを中心にした南アジアを
4ヶ月ほど放浪していたときにカルカッタ(コルカタ)でフラッと
入った映画館で見たインド映画がいちばん最初の体験でした。

いちばん驚いたのが、座席のクラスが5段階ぐらいに分かれていたこと。
上の階に行くほど値段が高く、庶民はいちばん下の階でスクリーンの
真ん前が格安なのです。

そのため、下の階の人たちの熱気はすごく、映画を全身で楽しむという
姿勢と情熱を感じました。

いっぽう、いちばん上の階の座席にはカウンターバーが設置されていて
映画がはじまる前やインターバルの間に飲み物を注文してそこでくつろぐ
というスタイルでした。

さすがに一般庶民の中に入る勇気はなかったのですが、かといって
最上階は何か雰囲気が違っていたので、上から2番目の階の座席でゆったり
と映画鑑賞ができました。やっぱり日本人だと自覚しました。

インド映画は噂に違わず、歌あり、踊りあり、ラブストーリーや
アクション、喜劇や悲哀などてんこ盛りでストーリーがめまぐるしく
展開していく様にまさに圧倒され続けました。

映画1本が3時間を越える大作が多く、途中でインターバルが入ることで
階下の庶民は持ち込んだ飲料や食品を食べて続きを待ちます。
もちろん、富裕層はゆったりカウンターバーで一杯、アルコールを
飲んでくつろぎます。

そんなインド映画はあるときからハリウッド映画の制作本数を抜き去り
世界最大の映画産業になっていったのです。
日本人にはあまり馴染みがないボリウッド映画ですが、インドの都市
ボンベイ、現在のムンバイに制作会社が集中していたことで呼称されて
います。

前述したとおり、映画のストーリー展開の中で神話の法則をしっかり
使って悲喜劇などすべての要素をぶち込んで最後はホロッと泣かせる
インド映画はほんとうに必見です。

現在、RRRがロードショー展開していますので、必ず見ます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?