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商品やサービスのネーミングに困っている人のためのマーケティング

商品やサービスのネーミングは、非常に重要です。名称は最高の
レバレッジになります。そのためこれもマーケティングの重要な
ファクターになります。

ゴッドファーザー(名づけ親)マーケティングと言っても
いいでしょう。

絶対に忘れることができない名前を付けることによって、
ネーミングによる聴覚記憶を刺激することができるのです。
あなたも経験ありませんか?
一度聞いただけでその名前をつい、口ずさんでしまうことが・・・

ネーミングする際に犯しがちな誤り

1 クール、カッコがいいネーミング
2 カワイイ、笑いを誘うネーミング
3 ウケ狙いのネーミング

どのようなネーミングがいいのか?

1 結果とメリット・ベネフィットが一目で見えるネーミング
たとえば、柿の種、スーパードライ、プッチンプリン、
ムシューダ、ASKUL(アスクル)など。

2 名前を聞いた途端、イメージが連想できるネーミング
たとえば、オイシックス、爽健美茶、チョコパイ、ヘルシア緑茶
DJポリスなど。

3 リズム感・・・音韻ループ、短期的な音が繰り返されること。
たとえば、コカコーラ、Google、スターウォーズ、ポケモン
ANA(アナ)、ZOZOなど。
頭韻法(文字、言葉の頭に韻を踏む)
脚韻法(文字、言葉の末尾に韻を踏む)

3 雰囲気、セレブ、エリート意識を駆り立てるネーミング
自分がこだわっていること。他者が受け取るイメージのギャップを
埋める必要がある。
たとえば、プラチナ万年筆、デイリーダイヤモンド鼻セレブ、
BOSSなど。

実際にネーミングを変更しただけで爆発的なヒットを飛ばした
ケースがあります。たとえば、伊藤園の缶入り緑茶を発売した
ときの名称が「缶入り煎茶」でした。

まったくそのまんまのネーミングでまったく売れませんでした。
ペットボトル入りになって名称を「お〜いお茶」に変更してから、
大ヒットして名称変更が大成功しました。

また、「鼻セレブ」はティッシュ界においてその地位を不動の
ものにしましたが、変更前の名称は「ネピア モイスチャーティシュ」
でした。

発売された1996年当時はまだ保湿ティッシュというカテゴリー
自体が認知されていなかったことに加え、パッケージが
地味だったこともあり、なかなか店頭で手に取ってもらえない
という状況が続いたそうです。

これらの例からみられるとおり、商品やサービス、会社名の
ネーミングは売り上げを左右するほんとうに重要なファクターで
あることがわかります。

あなたも商品やサービスのネーミングには、頭をひねって
ベストな選択をしてください。


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