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専門分化した臓器別、疾患別の医療にもの申す!医食同源、栄養医学の可能性。

医科の中では、ほんとうに統合・総合医療というものから
ほど遠い状況が続いています。

現に、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病と
言われている病気に対して、西洋医療の分野ではそれぞれの
異常数値、検査値を正常化する治療が横行してします。

健診でコレステロール、血糖値、血圧などを指摘され、ドッサと
薬を処方され、その後、うつや認知症を疑われて来院する患者さんが
後をたたないというのが現状です。

検査値を正常にするための薬剤を処方するだけで根本治療には
ほど遠い治療に医療現場も患者さん自身も一生、薬を飲み続ける
ことに何の疑問を持たずにやり過ごしています。

そもそもコレステロールは多数のホルモンや胆汁の材料になるだけ
でなく、細胞形成の維持や神経伝達に不可欠です。
コレステロールを下げるとコエンザイムQ10の値も下がり、
エネルギー産生が落ちてしまうデメリットがあります。

欧米の医師は、コレステロールを下げる薬を処方する際には、
必ず、同時にコエンザイムQ10を加えています。日本の病院で
同時に処方していると医師は少ないのが現状です。

血圧においても、その人の年齢や体調、環境によって適切な
数値があるはずです。一律に最高血圧が130を越えると高血圧
予備軍と診断してしまうのはいかがなものでしょうか?

朝起きて、その人が心地いい目覚めで体調がよければ、その
ときの血圧こそがその人にとってのよい血圧の数値なのです。

糖尿病に関しては、HbAlcと血糖値だけ測って、患者さんがどの
ような食生活や環境にいるのかも尋ねないで診察し、薬だけ処方
している医師が何と多いことか、これが日本の医療の惨憺たる
状況です。

血糖値が多少、高くても問題はありません。血糖値の乱高下、
血糖値スパイクが問題で糖尿による合併症を起こさないための
食事指導がないがしろにされている医療にもの申したい。

まさしく、検査値を正常化する治療という以外何ものでも
ありません。症状の数だけ薬が増え、複数の専門科に受診すれば
するほど健康から遠ざかるという矛盾が生まれています。

患者のほうもそれを是とする知識のなさと依存心がそうさせて
いるので、問題がないわけではありません。

もっと自分の病気に対する知見を自分自身で探しにいかなければ
一生、対症療法の薬剤から逃れられません。
薬では決して完治しないことを肝に銘じるべきでしょう。

そうした形だけの医療に抗うためには、毎日の食生活において、
医食同源、栄養医学(オーソモレキュラー)を取り入れるが
解決のための糸口になるのではないでしょうか?

あのヒポクラテスの有名な言葉、
「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ!」をあなたに贈ります。





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