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関東第一高校 米澤 貴光監督


神宮大会から早いもので数ヶ月・・・
秋の恒例行事
新チームチェックをしていたかと思えば
気づいたら夏の甲子園が始まるっていうじゃないですか。
月日が流れるのは早いものです。

さて本題
2015年以来の秋季東京大会優勝!

なんだか今期のカンイチは強そうだ
左右の好投手
俊足巧打の1,2,番打者
打てる捕手

揃ってます、このチームに好選手が揃ってます
なんだかいけそうな気がする〜

秋の都大会〜神宮大会と観戦してきて
その強さを確信。
前から取り上げたいと思っていた米澤監督。
ヒット1本に盗塁や小技を絡めて 1点を取る野球って好きなのよね
あと社会人野球出身の監督も好き

順当に選抜当確 おめでとう!
しかも開幕ゲームを引き当てるなんて
ツイてるねノッてるね

あれ?あれれ? 初戦敗退?

よし、気持ちを切り替えて春の都大会だ
今年は東京無双しちゃってよ

おや?おやおや?どしたの?
4回戦敗退ですと!?

夏のシード権は獲得したものの
このままで夏は大丈夫?
(大きなお世話)

今となってはこの敗戦が夏への布石に。
巷の予想では春を制した強打の帝京が大本命
両校とも存分にチームカラーを発揮して勝ち上がり、いざ決勝戦。

ちょうど?わたしはコロナ陽性者となり
7月29日(月)開催の決勝戦を自宅観戦できるという
不幸中の幸いとでもいうのでしょうか?
おかげさまで週末にはすっかり平熱に戻り、
けっこう元気なわたし。
ただの三連休やん!状態でした。

正直なところ、金田新体制の帝京が安定し
春の東京を制した帝京が有利かな、と思っていたのですよ。13年ぶりの優勝を決めちゃう?と。

試合序盤は拮抗した試合展開
帝京打線がいつ爆発するのかとヒヤヒヤしておりました。

カンイチ逆転のキーポイントは
もちろん4-4の同点から 一気に4点を勝ち越した
5回表の攻撃なのですが、 、言わせておくれ
まことのキーポイントを。

4回裏帝京の攻撃 センターへ抜ける打球をショートのファインプレーで3アウトチェンジ。
5回の逆転劇はこのプレーから始まっていたのです。
いわゆる流れってやつですね。
あー野球って面白い。

5回の攻撃はこれぞカンイチ
ヒット、バント、セーフティー、内野安打
転がせば何かが起きる
叩きつければ何かが起きる
長打でなくても得点できる
これがカンイチなのですよ、みなさん!

守る帝京は、エラー、センター後逸、バッテリーエラー、フィルダースチョイス、ピッチャー悪送球、、、
うう、書いてるだけでつらくなる

一つのミスがチームーを動揺させ
負の連鎖が止まらない。
守る選手たちは一体何が起きてるんだろうって気分だったんじゃないかな。
だって打ち込まれてないんだもん。
でも失点は増える、アウトがとれない。

6回からはエースの坂井投手が
気合いの入ったピッチング
米澤監督は理想の試合運びができたのではないでしょうか?

そうそう、優勝監督インタビューにも触れないといけませんね。
作品中でも描きましたが
相手へのリスペクトを欠かさない 米澤監督。

5回の攻撃でランナーと野手が交錯。
このプレーによって、ピッチャーの畠中選手が顔面強打。臨時代走が送られました 。

インタビューの第一声が、、
「畠中の接触プレーで臨時代走を許可して頂いた帝京の金田(優哉)監督、また選手の皆さんに本当に感謝したいと思います。そのプレーでまた一つ、僕自身が勉強させて頂きました。試合させて頂いた帝京高校の魂というのを、見させて頂きました。本当にありがとうございました。」

言えない、自分だったら絶対言えない。
しかも、5年ぶりの甲子園出場が決定した直後ですよ。開口一番にですよ。
こういうのをね、パフォーマンスだとかバカにしたり 、ひねくれた見方をする人もいるようですが・・・
もうね、そういう人には運とかツキとかやってこないのですよ。

感謝の気持ち大事
ありがとうって言うのちょー大事
減るもんじゃないから どんどん言っていこうね。

ということで米澤ストーリーに目を通して頂いて
ありがとうございます。

みんなで今年の甲子園を楽しみましょう

【参考】

『激戦の首都を制し「絶対王者」になる方法』
荻原晴一郎 著

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