すまいのリスクマネジメントvol.2 設定保険金額の考え方
こんにちは。まさはしです。
今日も
沢山の記事の中から選んでくださり
有難うございます。
早速ですが
すまいのリスクマネジメントvol.2
お届けしたいと思います。
前回は
主に「保障の種類」についてお届けしました。
ハザードマップを確認し
我が家には、どんな保障が必要なのか?を考えて頂く事。
特に
水災は、保険料への影響が高いので、要チェック。
vol.2の本日。
では
その保障は
【いくら?】が適切なのか、を考えてみましょう。
いくら?といっても
好きな金額を無作為に選択できるわけではありません。
といいますのも
本来の価値よりも、多額な設定をすれば
焼け太り。といって
被災によって?高額な保険金入手、という結果になり
それは、保険=助け合い という根本からずれてしまいます。
ましてや、意図的にそれが行われては大変。
保険は、公共性が高く、皆で、倫理観をもって助け合うことによって
成り立っていますから
現物に釣り合わない保険金額設定はタブー。
そこで
「評価」という作業をします。
*平米数や構造、または、実際の建築費などから算出
評価額が出ると
保険会社によって決められている
最低設定金額〜最高設定金額までの範囲で設定。
私の認識では
最低50%~70%まであるかと。
なぜ、最高ではなく
最低、を確認するかと言いますと・・・
住宅を取得する際
多くの方は、住宅ローンを利用します。
取得のその瞬間が
ローン残高のピーク。
また
家族構成はいかがでしょうか。
こちらも
多くの方は
住宅取得時、もしくは、その数年後辺りが
家族構成人員が
一番多い時ではないかと。
としますと
今後
万が一
すまいにアクシデントが発生した時
今と同じ規模、グレード、広さが必要か?
とお考え頂くと・・・
これもまた
多くの方は
「いいえ。」
と仰います。
とすると
保険金設定額は
算出された評価額より落として考える、が
私の持論です。
もちろん
例外もありますし
必ずそうせねばならない
というものではございません。
加えてお伝えすると
こちらの事例をご確認下さい。
保険金3,000万円のAさん
保険金6,000万円のBさん
保険料 Aさんの2倍= Bさん
台風で
屋根、雨樋破損。
被災額100万円。
AさんもBさんも
受け取る保険金は
100万円。同じです。
そして
すまいの保険の大部分は
部分損。
もちろん
頻度が低いから
全損の保障は検討の必要なし、というわけではないです。
大切なのは
全損の時に
その金額、必要か?を考えてみること。
です。
ただただ
安さ比べをするのではなく
どちらが自分に合っているのか
【あんしん比べ】
が大切かと。
いかがでしたでしょうか。
ぜひ
すまいの保険、証券チェックしてみて下さいね。
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